今回は自動車で登呂遺跡に行き、高床式倉庫の構造や保存状態について見学しました。複眼された高床式倉庫は地面から離れた位置に入口があり、梯子で上り下りするようになっています。これは梯子の遺物からも分かりました、高床式倉庫は、穀物などの貯蔵物を湿気や害虫から守るための工夫だと考えられます。また、登呂遺跡の木材は湿地帯にあったため、木材が泥の中に埋もれて2000年近く残っていたという驚きの事実もあります。
帰りにおみやげ売り場で土偶のカプセルトイを見つけて、思わず回してみました。中身はみみずく土偶でした。みみずく土偶は弥生時代の土偶の中でも珍しいもので、祈祷や占いなどに使われたと考えられています。いい記念になりました。雨の日は集落跡は湿地帯ですので足元に気を付けて見学してください。