2014年09月08日
Review31. 運動学習理論に基づくリハビリテーションの実践
この書籍は、
「 運動学習の知見に関して
まとまっている書籍はないか? 」
と探していた時に
みつけた書籍です。
運動学習理論というと、
少し構えてしまう方もいるかも知れません。
運動学習というカテゴリーに関しては、
文献によっては、
一般的な運動療法全般に対してのくくりとして、
記述されていることもあるように感じます。
この書籍のいうところの
運動学習理論は、
「 神経機構 」や「 運動スキルの習得」に
関連する事柄などに関してのようです。
内容としては、
大きく「 理論編 」と「 実践編 」に別れています。
理論編では、
運動学習に関連する
「 動機付け 」「 顕在学習 」「 潜在学習 」「 記憶と運動学習 」
「 大脳基底核の神経回路 」「 小脳の神経回路 」
などの神経機構についてまとめられており、
運動療法を考える上で、
その神経回路やその神経活動などとの
関連について参考とさせていただきました。
実践編では、
「 基本動作 」
から
「 手工芸(折り鶴)」
まで
幅広く取り上げられており、
神経機構と運動療法の段階付け などを考察する上で、
参考となるないようではないかと感じます。
個人的には、
理論編の内容を主に参考とさせていただきながら、
他文献などの内容を取り入れさせていただきながら、
神経機構的な視点での
考察方法を学ばせていただいたように思います。
2008年の刊行の書籍ではありますが、
「 小脳・大脳基底核に関連する神経機構 」
や
「 運動学習に関連する知見 」
を
体系的に学ぶ
土台づくりや、
リハビリテーションとの関連などを学習する上で
参考になる書籍ではないかと思います。
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by リハビリ関連書籍のレビュー.blog
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posted by RehaBookReview at 22:22
| 書評: 脳神経系:高次脳機能・運動麻痺など