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2014年09月27日
Review40. デカルトの誤り 情動、理性、人間の脳
「 ソマティック・マーカー仮説 」
とういう言葉を、
聴いたことがあるでしょうか?
高次脳機能領域に関心のある方は、
この
「 ソマティック・マーカー仮説 」
を
既にご存知の方も
いらっしゃるのではないかと思います。
神経心理学的な知見や、
神経心理学的検査などを学ぶにつれて、
知能的な側面や、評価に関しては、
神経心理学的検査などの検査値などで、
定量化や、
把握のしやすさはあるかもしれませんが、
意思決定や、
社会的側面などに関しては
把握のしにくさを感じやすいのではないでしょうか。
自分なりに、
この書籍の全般的な傾向をまとめると、
「 情動( 感情 ) 」と「 理性( 知能 ) 」、
そして身体(内蔵反応も含む)、
人が何らかの意思決定をする際に、
これらの相互作用などに関しての、
著者の洞察が書かれているよう思います。
383ページには
「
現代神経生物学と医学の理念」
という項目があり、
西洋医学を考える上で、
興味深く読まさせていただきました。
文庫版で400ページ近くあり、
脳に関連する専門用語も多数でてくるため、
高次脳機能領域に関心のないかたにとっては、
読むのは大変ではないかと思います。
高次脳機能領域に関心のある方で、
ギャンブリング課題への興味や、
「 社会性 」、「 意思決定 」、「 直感 」、「 前頭葉腹内側部 」
等といったキーワードに関心のある方にとっては、
基本的な知識として、
体系的に、
ソマティック・マーカー仮説を学ぶ上では、
学習の補助になる書籍ではないかと思います。
また、
この書籍では、
1848年にアメリカのヴァーモントで起きた、
爆発事故により、
鉄棒が頭に貫通してしまった事例の話も紹介されています。
一般的な知能的側面だけでなく、
人格、情動といった側面に関心のある方にとっても、
多角的に症状などを考察する上で、
参考になるのではないかと思います。
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posted by RehaBookReview at 22:35
| 書評: 脳神経系:高次脳機能・運動麻痺など
2014年09月26日
Review39. エキスパートナース(増刊号) ケアに使える 画像の見かた
エキスパートナース(増刊号)X線写真 CT画像 エコー像に強くなる! ケアに使える 画像の見かた (エキスパートナース, 増刊号) |
キーワード
:エキスパートナース X線写真 CT画像
この書籍は、
看護師の方向けの雑誌の
Expert Nurseの2007年11月臨時増刊号 として
出版されたものです。
「 X線やCT画像などの基礎的な知識から、
頭部CT、胸部X線、腹部X線、
骨折や軟部組織のX線、腹部エコー、
イレウス、膵炎、気胸、脳梗塞、
中心静脈カテーテル、胃管、気管挿管、
便、CTによる頭蓋内圧亢進の見かた 」
などが取り上げられています。
個人的には、
X線やCT画像などの
基礎的な知識の学習や、
「 胸部や腹部のX線やCT画像の関連 」
について学ぶ上で、
学習の補助とさせていただきました。
看護師の方向けの、
書籍ではありますが、
画像に関して、
全般的に基礎知識をつける上では、
リハセラピストの方にとっても、
役に立つのではないかと思います。
2008年に同著者で新たな本も出版されているようです。
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posted by RehaBookReview at 21:51
| 書評: 画像関連
Review38. 断層解剖カラーアトラス 原書第2版
この書籍では、
『 頭部から足指 』
まで
@ 切断面の人体の部位のイラスト
A 実物の横断解剖
B 横断解剖のイラスト
C 実際の「 CT 」または「 MRI 」画像
の@〜Cがセットになって、
ページ見開きで確認できるようになっています。
そのため、
臨床で、
CTやMRI画像などと接する機会が多い方にとっては、
CTやMRI画像の情報と、
実際の横断解剖に関しての
イメージをつけるのに、
役に立つのではないかと感じます。
「 足指 」や「 手指 」の
横断解剖も示されており、
細かいところまで、
知識を深めたい方にとっては
参考になるのではないかと思います。
また、
末巻の索引の部分では、
「 各器官などの英語の表記 」も併記されており、
解剖などの実習などでも、
学習の補助となるのではないかと思います。
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タグ:画像全般
posted by RehaBookReview at 21:10
| 書評: 画像関連
2014年09月25日
Review37. ポケット正常画像 A to Z
この書籍で
取り上げられている正常画像として、
・ 頭部CT・MRI・MRA・DSA
・ 頸部XP・CT・MRI・DSA
・ 肺縦隔XP・CT・MRI
・ 心大血管CTA、CT(VR)・DSA
・ 冠動脈DSA
・ 腹部XP・CT・MRI・DSAなど
・ 骨盤(女性・男性)MRI
・ 上肢(肩・上腕・肘・前腕・手)XP・MRIなど
・ 下肢(股関節・膝・下腿・足)XP・MRIなど
・ 脊椎XP・MRI
・ 乳腺(女性)マンモグラフィ
があげられています。
掲載していただいている画像と、
イラストでの説明もみやすくまとめていただいており、
脳・骨・内蔵器官などの、
正常画像と各部位の同定などを把握する上で、
役にたつ書籍ではないかと思います。
リハビリテーション領域ので遭遇しやすい、
各画像などに関しては、
別の書籍などを補助として参考にすることで、
学習がしやすくなるのではないかと思います。
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タグ:画像全般
posted by RehaBookReview at 23:24
| 書評: 画像関連
Review36. 高次脳機能障害マエストロシリーズ(2) 画像の見かた・使いかた
この書籍では、
基礎的な読影知識としての知識として、
MRIを利用して
・ 水平断
・ 冠状断
・ 矢状断
の視点から、
・ 角回の同定
・ 縁上回
・ Broca(ブローカ)野の同定
・ Wernicke(ウェルニッケ)野の同定
・ 中心溝の同定
・ 海馬・海馬傍回の同定
などについての説明があります。
MRIやCT画像などをみる際に、
基礎的な知識として役立つのではないかと思います。
この書籍の特徴として、
「
事例で学ぶ画像の見かた 症候と画像から検証する視点」
という章があります。
この章では、
実際の事例の脳画像を用いながら、
症候を見るポイントとして、
・
言語面、行為・認知面、知的側面にわけて簡潔に説明がある点、
・
予測される病変部位と保存されている部位
・
画像所見
・
まとめ
・
訓練・経過
などを、
画像や、
起きている高次脳機能障がいの症状、
標準失語症検査(SLTA)や、
各種神経心理学的検査などを、提示しながら
説明がされており、
特に、
作業療法士( OT )や言語聴覚士( ST )などの方にとっては、
脳画像と神経心理学的検査の結果の関係、
そしてその経過、
などについて学ぶことが出来る書籍ではないかと思います。
この書籍では、
脳画像と、高次脳機能障がい等との
関連性について考察する上で、
SPECT(スペクト)やPET(ペット)などの
画像処理のことについても触れられており、
CTやMRIの形態画像の視点だけでなく、
SPECTやPETなどから得られる、
「 脳血流や脳代謝の視点 」
にも触れられています。
脳の損傷から起きる、様々な事象に関して、
多角的な視点から、
考える重要さについても
考えさせられる書籍ではないかと思います。
高次脳機能障がい領域に関わる方にとっては、
初学者、経験者を問わず、
画像と症状の推論をする上で、
1冊あると役に立つ書籍ではないかと思います。
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posted by RehaBookReview at 22:22
| 書評: 画像関連
Review35. PT・OTのための脳画像のみかたと神経所見
この書籍では、
脳画像をみるのに役立つ解剖知識や、
脳血管障害(脳卒中)、
頭部外傷(脳外傷)、
頭蓋内腫瘍(脳腫瘍)
などに関して、
CTやMRIなどの脳画像や、
イラストを用いて、
端的にまとめられていると思います。
各症例を通して、
所見、治療、理学・作業療法のポイントの説明があり、
脳画像と各症候に対する概略をつかみ、
初学者の方が
大まかなイメージをつくり、
基礎的な事項を習得する上では、
役立つ書籍ではないかと思います。
● 2010年に新たな版が出版されているようです
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posted by RehaBookReview at 21:58
| 書評: 画像関連
2014年09月24日
Review34. ペインリハビリテーション
この書籍は、
「 痛みに関連する、生理学的な基礎知見から、薬理学、
評価方法、リハビリに関してまとまっている書籍はないか? 」
と探していた時にみつけた書籍です。
疼痛の原因としては、
皮膚・筋骨格系、末梢神経などの損傷による、
末梢性のものから、
感覚に関連する視床などの脳領域の中枢性のものまで、
原因は様々ではないかと思います。
身体領域の臨床などを経験されている方であれば、
日々の臨床で、
「 痛み 」
に関してのニーズは高い
と感じている方もいるのではないでしょうか?
ただ実際の支援としては、
筋疲労などの筋骨格系からくる疼痛に関しては、
対応として、
ストレッチ、原因となる姿勢の回避や、姿勢などの工夫などに
よって変化は現れやすいと思いますが、
神経損傷などの末梢神経・脳神経系由来と考えられる痛みに関しては、
日々、
主観的な症状や客観的な所見と、その変化
骨画像、脊髄・脳画像所見などの情報を
照らし合わせ、思考を巡らせながら
支援をされているのではいかと思います。
一般的に慢性疼痛と言われる症状に対しては、
一時的な症状の緩和は得られても、
持続的な症状の軽減の難しさを
感じる経験をされる方もいるのではないでしょうか。
この書籍では、
痛みに関する、
・「 生理学的な発生機序 」
・ 「 疼痛の評価方法 」
・「 様々な知見のリハビリへの応用 」などのことがらについて
触れられており、
疼痛領域のリハビリテーションの現状の把握や、
疼痛に関しての基礎的な内容を体系立てて学習するのには、
役にたつ書籍ではないかと感じます。
慢性疼痛の脳内機序に関連して、
支援方法の例として
「 認知行動療法 」
などの
知見についても触れられています。
認知行動療法的なアプローチでは、
大まかなニュアンスとして、
「 痛み自体にとらわれるのではなく、
痛みを抱えながらでも、
出来ることを見つけて自己管理や出来ることをみつけていく 」
ことに関しての視点に
比重がいきやすいのではないかと思います。
実際の臨床では、
痛みを抱えながらでも、
工夫などをしながら生活をされている方も
すでに多いのではないかとも感じます。
その上で、痛みの緩和を求められる場合には、
認知行動療法的な枠組みだけでは、
対応の難しさも感じる方もいらっしゃるのかもしれません。
この書籍でも、
触れていただいていると思いますが、
疼痛のリハビリテーションに関しては、
発展途上であり、
今後の基礎研究、臨床研究などでの、
成果を応用しながら、発展することを期待したいと思います。
そして、
「 リハセラピスト 」や「 支援を受ける側 」も
納得するレベルでの
成果が得られるようになればいいと思います。
これだけの書籍の内容の
疼痛に関連する知見を
一人で、雑誌などからかいつまんで探すには、
膨大な量の紙の量になるかと思います。
執筆していただいた著者の方々の臨床経験や、
基礎知見などをもとに
この書籍をまとめていただき、
感謝したいと思います。
疼痛に関連するリハビリテーション(ペインリハビリテーション)
のあり方に関して疑問・関心をもちはじめ、
疼痛に関連するリハビリテーションに関して、
知見を深めたいと思った時に、
手に取ってみると、
何かの参考になる書籍ではないかと思います。
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posted by RehaBookReview at 22:50
| 書評: 疼痛関連
2014年09月10日
Review33. ロボット未来世紀 この人この世界 2008年12月ー2009年1
この書籍では、
脳科学とロボット工学が結合した学問の、
「 認知発達ロボティクス 」
という学問分野について書かれています。
Review32. ロボットとは何か 人の心を映す鏡
の内容にも通じることですが、
人間の機能を模した
ロボットなどを研究する過程でえられた知見を、
人の理解に役立てる視点を学ばせていただきました。
・ 人工筋肉
・ 音声模倣ロボット
・ ロボットと学習
・ ロボットと心
・ アンドロイド
などのテーマに触れられており、
脳科学(神経科学)的な視点や、
工学、運動学習などに興味のある方にとっては、
学習の補助となるかも知れません。
個人的には、
運動学習に関連する本などで、
みかけることが多い、
・ 教師あり学習
・ 強化学習
・ 教師なし学習
に関して、ロボット分野では
どのように応用されているのかを学ぶことができました。
また、
強化学習 という考え方を、
ロボットに導入することで、
非明示的なコミュニケーションを
実現することにも触れられており
参考となりました。
神経心理学的な視点や、
構成論的アプローチなどを通して
高次脳機能障がい や
その認知リハビリテーション・生活支援
また、運動療法に関して、
よりよい支援方法が確立されることに期待をしたいと思います。
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posted by RehaBookReview at 21:34
| 書評: ロボットなど
Review32. ロボットとは何か 人の心を映す鏡
著者のことは、
知っていましたが、
実際に、
関連する書籍や論文などを
読んだことはありませんでした。
書店で目についたので手に取ってみました。
人間型ロボットなどについて、
書かれていますが、
人間型ロボットを構成する
諸機能の知見を知ることで、
リハビリテーション領域にも通じるものを感じました。
人間型ロボットのプログラムを構成するために、
ヒトの発達や、
コミュニケーションなどの観察を通して
得られた成果をコンピュータプログラミングとして、
指令を与えるところまでに、
落とし込む過程が必要であり、
「 すごい作業だなあ 」
と関心してしまいました。
この書籍全体を通して、
「 知能 」や「 感情・情動 」について
考えさせられるきっかけとなりました。
また、
「 ロボット 」や「 コンピュータシュミレーション 」から得られる知見を通して、
人間の脳などの機能を探ろうとする、
「 構成論的アプローチ 」という視点についても、
学ぶきっかけとなりました。
今後の
人工知能・知能ロボット・工学関連の
発展により、
その知見が、
臨床などにも還元されてくることを
期待したいと思います。
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posted by RehaBookReview at 21:26
| 書評: ロボットなど
2014年09月08日
Review31. 運動学習理論に基づくリハビリテーションの実践
この書籍は、
「 運動学習の知見に関して
まとまっている書籍はないか? 」
と探していた時に
みつけた書籍です。
運動学習理論というと、
少し構えてしまう方もいるかも知れません。
運動学習というカテゴリーに関しては、
文献によっては、
一般的な運動療法全般に対してのくくりとして、
記述されていることもあるように感じます。
この書籍のいうところの
運動学習理論は、
「 神経機構 」や「 運動スキルの習得」に
関連する事柄などに関してのようです。
内容としては、
大きく「 理論編 」と「 実践編 」に別れています。
理論編では、
運動学習に関連する
「 動機付け 」「 顕在学習 」「 潜在学習 」「 記憶と運動学習 」
「 大脳基底核の神経回路 」「 小脳の神経回路 」
などの神経機構についてまとめられており、
運動療法を考える上で、
その神経回路やその神経活動などとの
関連について参考とさせていただきました。
実践編では、
「 基本動作 」
から
「 手工芸(折り鶴)」
まで
幅広く取り上げられており、
神経機構と運動療法の段階付け などを考察する上で、
参考となるないようではないかと感じます。
個人的には、
理論編の内容を主に参考とさせていただきながら、
他文献などの内容を取り入れさせていただきながら、
神経機構的な視点での
考察方法を学ばせていただいたように思います。
2008年の刊行の書籍ではありますが、
「 小脳・大脳基底核に関連する神経機構 」
や
「 運動学習に関連する知見 」
を
体系的に学ぶ
土台づくりや、
リハビリテーションとの関連などを学習する上で
参考になる書籍ではないかと思います。
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