お寺やお世話になった各関係者に御礼の手配をしたりと朝から大忙しの昨日。
祖母の好きなロールケーキを探す。定番のフルーツのロールケーキも美味しいが、やはり季節の
果物を使った「マンゴーロールケーキ」を１本買いました。
並んだ時間は１０分でした。
グラマシーニューヨークのケーキは、デコラティブな物も沢山あるが、私はロールケーキが好き！
ロールの生地が大変しっとりして美味しい。辻口さんの「ロール屋」とは、又違った食感です。
ご仏壇に備え、直ぐに私たちも頂く・・・疲れが取れる優しいお味です。








葬儀の疲れが残っているせいか、寝る前に仏壇に手を合わすせいか・・・昨晩は沢山の懐かしい人と
夢でお目にかかった・・・。　それもみんな天に召された方たちです。登場したのは瀬尾春さん！
上司や顧客のお供で何度かお邪魔した　銀座６丁目にあったクラブ「らどんな」。ママの瀬尾春さんの生涯は、大下英治さんによって「銀座らどんな物語」という本になっています。
「上海お春」「はるぴんお春」などと異名をとった名物ママでしたが、２０代の世間知らずの私には
大変優しく何でも話してくれました。
あの頃お春さんは田園調布にお住まいで、ロータリーの講話に呼ばれた時も杖をついて
早めにご登場。呼び出され一緒にお茶をしました。
今の銀座バーニーズニューヨークがある場所、交詢社ビル１階に札幌の割烹「いく代」がありました。
「いく代」の女将のお使いで「らどんな」に行ったのがはじめて春さんとの出会い・・・。
ご一緒した還暦を迎えられる某医大教授に御祝いと言ってお手製の赤い毛糸で編んだ不思議な形の袋を渡していたのを思い出します。
その後　お春さんは逝去され「らどんな」は移転し、ママは川崎千鶴子さんに変わるのですが・・・・
数年前にその「らどんな」は閉店し・・・ちいこママも今年の春ご逝去されました。
沢山の文人・経済人に愛された「らどんな」　なんでお春さんが、夢に登場したのかは定かではありませんが、祖母の潔い散り際の美学に共感しあちらでお友達になってくれるのかしら〜と思いながら
瀬尾春さん・川崎千鶴子さんのご冥福をお祈りします。　祖母と仲良してくださいね。



マッチにはこう書かれています

らどんなのお春の声を聞くことが我が若き日の春と知らずや