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2016年10月13日

ここまでのまとめ2

前回に引き続き、今まで自分なりに学び取ったことのまとめをしていこうと思います。

まず、私なりに、アクティブ・ラーニングを成立させるためには4つの段階に分けて考える必要があると感じました。
その4つが、
@事前準備
A導入
B活動中
C締めくくり
です。

前回は@事前準備について書きましたので今回はA導入について考えていこうかと思います。

導入といっても、どんな発問をするかは@事前準備で考えてあるので、大切なのは、課題をいつ、どんな提示の仕方をするのかということです。
いわゆる、用意した素材をどのように料理するのかということですね。

読んだ本の中には、いきなりめあてを提示するのはよくないと書いてあるものがありました。
私もその考えに賛成です。(難しいですが…。)
まず何かの課題を出します。
前時までのパターンと似ているけれど、うまくいかないという課題がいいですね。
(あくまでも算数では…という前提ですが)
そこで、何がうまくいかないのか、どこに困っているのかを子どもたちから吐き出させます。
それが、本時のめあてになります。

このように、自分の経験したことからめあてが引き出されると、印象を強く残すことができます。
うまくいかない授業の典型的なパターンに、めあてを子どもが全然意識していないというものがあります。
唐突に先生から出されためあてなら、無理もないのかもしれません。
だからこそ、子どもたちから引き出す必要があると思います。
それが決まれば、導入はOK?

あと1つ、考えておくことがあります。
先生から出された課題に対して、どれだけの子が自分もするべき課題だと考えているでしょうか?
高学年の算数嫌いの子からすれば、黙っていても得意な子たちが答えを言ってくれていく授業は、楽でしかありません。
あたまはほとんど働いていません。
ノンアクティブ状態です。
それでは、どれだけ練った授業を展開しても、何も学び取ってくれません。
大切なのは、当事者意識を持たせることです。

私がよくする有効な方法としては、
@答えの選択肢を用意して、1つを選ばせる。
A隣同士で説明させ合う
などがあります。
要するに、自分はこう考えているということをアウトプットさせることです。
それが選択肢を選ばせるということでも構いません。
近くの子に説明させることでも構いません。
分からないなら、分からないと発言させることでも構いません。
何かしらの方法で、今の私はこういう状態なのだと、周りにも、自分にも、アピールさせることが大切です。
それにより当事者意識が芽生え、解決に向かってのエネルギーが生み出されるのです。

導入は、漫才でいう「つかみ」の部分です。
あの手この手を使って、「つかみはオッケー!」の状態にして授業を始めていきたいですね。



「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
気持ちが熱いうちに一冊、本を手に取ってみてはいかがでしょうか?

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