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2017年10月23日

2:6:2

西川先生の本を読んでいると、何度も目にする言葉「2:6:2」。

例えば授業にて。
授業前からすでに本時の内容を理解している子が2割。
自分で教科書を読んだり、教えてもらったりすることで理解できる子が6割。
どんな手を使ってもできない子が2割。
そういう2:6:2。

例えば職員室にて。
『学び合い』に初めから好意的に興味を示す人2割。
魅力は感じているが、いざ自分が…となると躊躇してしまう人6割。
アンチの立場をとり、否定的な目を向ける人2割。
そういう2:6:2。

結構、どのパターンにも当てはまるような気がするので、色々と状況確認するときに使います。

私が大切にしているのは、ポジティブに捉えたいときの考え方として使うことです。
例えば、『学び合い』に対して、保護者が否定的に捉えているという噂を聞いたとします。
あくまでも噂なので事実かどうかはわかりませんが、少なからず一定数はいてると思うのが当然だと思います。
だからといって、必要以上に怖がるのではなく、そういう人もクラスにはいてて、全体で見ると2割程度なはずなので、想像よりも案外少ないのが現実です。
ならば、想像の中の保護者に怯えてポリシーを曲げるくらいなら、中立的な6割を味方にすることを優先する方がよほど有意義です。

このように、2:6:2を知っていれば、しんどい状況であっても光はさします。
子どもの前では前向きに、明るく笑顔でいきましょう!


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