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2016年09月30日

アクティブ・ラーニングを成立させる6つの要素

今はこの本を読んで勉強しています。

“ダメ事例”から授業が変わる!小学校のアクティブ・ラーニング入門―資質・能力が育つ“主体的・対話的な深い学び” (BOOKS教育の泉)

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読んでいる本によれば、アクティブ・ラーニングを成立させるために必要な6つの要素が書かれています。

@問題意識
A合意形成能力
B批判的思考
C知識・技能
Dとらえ方・考え方
Eメタ認知

言葉にすると難しいようですが、噛み砕いて考えると納得できるものばかりです。
まず、何よりも「問題意識」を持つことです。
問題意識を持つことで、自分に関わる問題だと認識し、解決に向けての意欲が湧いてきます。
この問題意識が強ければ強いほど、深ければ深いほど、最後まで粘り強く取り組むことができます。

そして、対話的な活動によって解決を目指すときに、「合意形成能力」と「批判的思考」が必要となってきます。
「合意形成能力」とは、他者の意見に対して合意したり、共通点を見つけたりして、最適解を見つけ出そうという能力です。
この能力がある子ほど、グループの中の意見を上手にまとめ、みんなが納得のいく解決を目指せます。
「批判的思考」とは、他者の意見に批判的な考え方を持ち、その矛盾点を指摘したり、合理性を評価したりする力です。
この能力が育てば、より説得力のある結論へと対話が向かっていけます。

「知識・技能」、「とらえ方・考え方」、「メタ認知」というのは、個人で主体的に活動する際に必要になってくる能力です。
いくら解決への意識が高まっても、問題を正しく解決へ導く能力がなればいつまでも進展しませんし、解決への道筋を立てるための判断もすることができません。
また、自分は何を分かっていて、何をどのように解決していくべきなのかという、客観的な視点を持たなければ、最適解を見つけ出すことができません。ただ、問題意識だけがあればいいというわけではありませんね。

以上のことが、アクティブ・ラーニングを成立させるための6つの要素です。
小学校で授業をするためには、これらの能力を高める活動を、教師が意図的に仕組んで置く必要があると感じました。
それらの能力を効率よく伸ばすことで、さらによい活動に昇華していくのだと思います。



「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
気持ちが熱いうちに一冊、本を手に取ってみてはいかがでしょうか?

アクティブ・ラーニング関係の本はこちら


その他、学習指導関連の本はこちら
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