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2017年09月07日

スバル360 その2

どうもです。

前回は購入後トラブル続きで、まともに走れるようになるまでしばらく掛かったと言うところまでお話したと思いますが、その後も旧車ならではのマイナートラブルは色々とありましたので、今回はその辺りの事と、楽しい(苦しい?)旧車ライフについて書いていきます。

前回書いたように、車検後のブレーキ修理完了後は一応まともに動くようになったので、それからは毎日のように走り回っていました。

自分にとって初めての、そして唯一のクルマなので、それこそ毎日の通勤や休日のドライブまで、暫くはこのスバルだけで全てこなしていました。

さすがに遠出をする際には親の車を借りたりすることも有りましたが、片道1時間程度のところならばほとんどスバルで賄ってました。

まあ、結局所有している間は最後まで県外には遠征しませんでしたけど。

それでも小さくて小回りの利くこのクルマは近所を走る分には重宝しました。
どこに行っても駐車スペースには困らなかったし、狭いところでもスイスイ走れたのでちょっとした用事などは家のクルマよりスバルのほうが断然便利でしたね。

購入後、暫くはそのまま使用してたんですが、購入時から気になっていたところもあり、数ヵ月後には少しずつ部品の購入等を検討し始めました。

その頃、JCCAニューイヤーミーティングというものに初めて行ってみました。
雑誌で開催を知り、車好きの友人を誘って行ったのが汐留で開催された時でしたので何年前でしょうか?
確か汐留はその一回きりで、その後の何回かは横浜になり、それから今のお台場に定着したと思います。
・・・数年前に富士スピードウェイでの開催というのもありましたが・・・・・

それ以前までは、そもそもニューイヤーミーティングというイベントの存在すら知らなかったので、初めて会場に着いたときはもうテンション上がりまくり(笑)
時間の許す限り会場内を隈なく見て回りましたね。

そんななかで、欲しかったバンパーとホイールキャップを見つけて手に入れることができたんです。
家には、なぜかその時の嬉しそうにバンパーを抱えている自分の写真があります。(友人が撮っていたらしい)

この汐留が初ニューイヤーだったわけですが、それからは20年以上ニューイヤーに通い続ける事になったのでした。
たくさんの旧車が会場に所狭しと集まっている姿を初めて目の当たりにして、その雰囲気にはまってしまいました。

それからも、雑誌の売買欄などで少しずつ部品を買い集めて、ちょっとずつではありましたが、段々と自分の車の状態が良くなっていくのは、大変だったけどやっぱり嬉しいものでしたよ。

写真は、ほぼ外装部品の交換が終わった頃のものですが、ライトリムのゴムが片方だけ黒いですね。
確か、千切れてしまったので片側だけ交換したような・・・

E382B9E382ADE383A3E383B30002.jpg


この頃には、塗装されていた前後バンパーの交換と、R-2のと思しきミラーを本来のステーの長い時期のものに交換、そして他車種のものだったホイールキャップを正規のものに付替えるところまでは済んでいました。

ここらで外装についてはひとまず完成と言う事にしました。
こだわるとキリがないのと資金が持たなかったので・・・(泣)


エンジンのオーバーホールを決断

この頃になると、見た目はだいぶマシになってきていたのですが、雨漏りや燃料漏れ、タイヤのひび割れ等の日常の使用に影響のある部分の補修が必要になっていました。

この辺りの部品になると簡単には入手が難しく、さすがにスバルにも部品は残っていませんでした。
特に、燃料漏れは早急に直さないと危険極まりないので一番の悩みどころでした。

そこで、当時横浜にあったスバル360をメインに扱っていた『カーサービス』に行く事を決意。
実はニューイヤーで出店していたのを見て、いつか行って見ようとは思っていたんです。

ただ、我が家からカーサービスまでは中々の距離感でしたのでスバルで行くのをちょっとだけ躊躇したんですけど、スバルで行かなきゃ意味がないので気合で走りました。
2時間近く掛かって何とか店に到着。

苦労はしましたが、そこで自分の知らなかった事を含めて色々な話を聞くことができました。

実は燃料漏れ以前にも色々と細かい不具合があり、カーサービスに向かう途中にも元々引っかかり気味のシフトの入りが悪くなったりと、さすがに製造後20数年経っているだけのこともあって色々とガタがきている状態なので、現在の部品供給状況やどの程度まで修理対応可能なのか聞いてみました。

その当時でも、既に一部の部品を除いてメーカーからはほとんど供給されていない状況でしたので、今後乗り続けるに当たって一番気になっていたことを聞いてみたわけです。

すると、社長曰く「うちは部品のストックもあるし、部品取りのクルマもたくさん確保しているから大丈夫」
的な話を伺い(昔の事なので細かいところは忘れてますけど大体そんな感じの話・・・)だいぶ安心しました。
また、修理に関しても自社工場完備なので安心してください・・・的な話をしてくださいました。
実際、基本的には部品の持ち込み無しで修理の対応をしており、エンジンオーバーホールも可能との事だったので、その日は話を聞くだけにして、後日また伺いますと挨拶して帰りました。

しばらくして、カーサービスで指摘されたエンジン音と、どうにもミッションの入りと抜きが引っかかる感じが気になってきたので再度カーサービスに行き、チェックしてもらいました。

やはり、エンジンノイズが少し大きいのと、ミッションの具合も要チェックと言う事だったので思い切ってオーバーホールを決意!
購入後1年は経っていなかったと思いますが、初の大手術と相成りました。

数週間後、(だったかな?)引き取りに行った我が愛車は見違えるようにエンジンノイズがなくなっており、2スト本来の軽く歯切れの良いエキゾーストを奏でておりました。

実際に分解してみると、ミッションが違うものだったそうで、サンバーかR-2か不明ですがとにかく360のではないものが載っていたそうです。
今思うと、逆に何用だったのかすごく気になりますが、とにかく正規の状態にようやくなったわけで、自分としては嬉しさがこみ上げてくるのを抑えながらカーサービスを後にしました・・・が、大きなローンも一緒に付いて来ましたよ(泣)

その後、自分でブリジストンの販売店に赴き、当時はまだ入手可能だったバイアスタイヤの4.80-10を注文。
ひび割れたタイヤを交換して、やっと安心して乗り回せる状態にまで仕上がりました。
燃料漏れも、コック部分のパッキン交換であっけなく直り、火災の心配もなくなりました。

実は、スバルに乗っていた頃はバイクにも乗っており、出入りしていたバイク屋の店主にスバルの話しをしたら、以前ヤングSSを綺麗に直して乗っていたと言い出して話が盛り上がった事があるんですが、そのヤングSSはある時燃料漏れで火災を起こして廃車になったとのこと。
燃料タンクが錆びて穴が開き、高速走行中にエンジンルームに漏れたガソリンに引火したそうで、高速の路肩で燃えるヤングSSをただ見ているしかなかったと聞いたその時は、切なさと同時に早く直してよかったとつくづく思ったのでした。

エンジンのオーバーホール後も、カーサービスにはちょくちょく通うようになり、屋根の雨漏り対応でルーフゴムの交換もやってもらったり、別に入手したヒーターブロワーの取り付けもお願いしたりと随分お世話になりました。

それからはほとんど毎日通勤でスバルに乗っていましたが、ある時、その通勤途中に気になる車が売られているのを発見します。

結局はそのクルマを購入してしまうのですが、それについてはまた次回ということで。

ではまた。

軽い読み物的なものならばこんなものもあります

スバル360のすべて 1958〜1970 K111型 (日本の傑作車シリーズ)

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感想(1件)




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子供の頃から古いクルマに興味があり今に至ります。同時に旧国鉄とWW2ドイツ軍も好きで、細々とですが現在も趣味として継続中。 主に旧車趣味について書いていこうと思っていますが、たまに脱線して昔話や鉄道絡みの話、ミリタリーの話も出てくるかもしれません。
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