毎日まだまだ寒いです(>_<)
でも、小さい頃のほうが冬は寒かったような気がします。
子供の頃に比べると明らかに雪の降る事とか少なくなってません?
しもやけ(霜焼け)なんてまずならないですし、昔に比べてやっぱり暖かくなってきたんでしょうか?
まあ、子供の頃寒かったのは単純に今よりも薄着だったからじゃねーの?
って話だけかもしれないですけどね〜w
さて、
今日はいつもとちょっと趣向を変えまして、映像の紹介です。
今回は「68の車輪」と言う映像作品についてです。
この68の車輪と言う映画(記録映像と言ったほうが良いかな?)は東京シネマで1965年に作られた映画で、企画はあの日通(日本通運)です。
内容は千葉県の野田市に建設中の東京電力東東京変電所へ向けて日立国分工場より重量280t、容量30万キロVAの巨大な変圧器を輸送するという行程を追いかけた映画なんですが、とにかく出てくる重機や貨車が素晴らしい!
鉄道貨車や重量物トレーラー等の重機関係が好きな方(特に旧いのが好きな方必見)なら満足度100%の内容なので、絶対に見て損はありません。
冒頭、いきなり大物車(シキ)が画面を横切ります。
多分変圧器製作元の日立国分工場内なのでしょう。
そこで変圧器をシキで挟み込みます。
この挟み込む方式は「シュナーベル式」といい、ドイツ語の「くちばし」の意味だそう。
日本では「吊り掛け式」と言われます。
この方式は変圧器を分解せずにそのまま輸送する事が出来るため重量物の輸送時には割と一般的な方法ですが、当時はまだ目新しく、映画の中でも重量品輸送技術の革新と説明されています。
この変圧器を日立の工場から国鉄柏駅まで鉄道輸送後、トレーラーに乗せ替え、一般道を数日掛けて変電所まで向かうのです。
このくだりだけでご飯3杯はいけます(笑)
まずは見てもらうのが一番だと思いますので今ネットで視聴できるYouTubeと、科学映像館(NPO法人)の二つのページ飛べるようにしておきます。(科学映像館はトップページにしかリンクが貼れないのでそちらから東京シネマを選んで検索してみてください)
YouTubeにアップしているのも科学映像館のようです。
科学映像館では他にも色々な映像を見る事が出来るようになっていますが、視聴するためにはマイクロソフトSilverlightをインストールする必要があるので、面倒な人はYouTubeで見たほうが楽です。
ただ、映像自体は科学映像館で見たほうが少し綺麗かな?
なので見る方は各自お好きなほうでどうぞ。
本編約32分の短編ですが、内容はめちゃくちゃ濃いので満足度は高いと思いますよ。
見ていると分かりますが、題名の68は重量物トレーラーの車輪の総数なんですね。
今回はお奨め映像でした。
ではまた
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