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2022年05月01日

プリンス社報 1964年10月号

どうもです

先月は月末更新が出来ませんでした。
途中まで作業していたんですが、日にちが変わって挫折しました・・・

スイマセンが今回は月初の更新となりました。

本当は4月24日に行ってきましたイベントの事も書こうと思っていたのですが、時間切れでとりあえずこちらを先にアップします。

気力があれば近いうちにイベントの方はまた改めて・・・


さて今回のプリンス社報は1964年10月の通算144号になります。

時期的にちょうどオリンピックの頃でしたので表紙が思いっきりオリンピック色満載です
6410-1-1.jpg
でもこういう写真好きです

表紙裏と目次です。
詳しくは読んでいただければと(コメントする気力もないのが情けない・・・)
6410-3-1.jpg


次のページはいつもならページの中ほどにある自動車ジャーナルのページがここにあります
6410-4-1.jpg
各メーカーのニュースとともに毎度気になる4輪車生産実績の表ですが、9月はグランドグロリアの生産台数が102台を記録していますね。
先月のプリンス社報に掲載されていた8月の生産台数は89台でしたので少し増えていますが、トヨタのクラウンエイトがかなり台数を減らしています。
逆に日産のセドリックスペシャルの台数が大幅に増えているので、9月はトヨタと日産の普通乗用車の生産台数が逆転しています。

とは言え全体からすれば微々たるもので、トヨタと日産の生産台数の順位は変わらずです。
・・・と思って先月の表をよくよく見ると、合計が間違ってますね。
今号に乗っている先月の生産数が正解のようですので、8月は日産がトヨタを抜いて1位になっていました。
(しかし9月はご覧の通りです)

ここからは1964年のモーターショーに関する記事です。
まずはご覧ください
6410-5-1.jpg

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プリンスで気になるのは、グロリアとスカイラインのエステートですね。
同じモーターショーでデビューしたわけですが、翌年には両車共発売になりました。

このほか個人的に気になるのはライトコーチのデラックス仕様ですね。
天窓以外にも、グリル周りの意匠が市販車とは異なる形状です。

他にも各社の出品車両を紹介してますが、国際ショーと言いながら実情は海外勢は3メーカーしか参加が無かったと言うちょっと寂しいモーターショーとなったようです。

次のページはこの年一番のイベントだった東京オリンピック関連の話題
6410-10-1.jpg

主に自社のクルマが関係したところだけの紹介なので、この1ページしかオリンピック関係の話題がありません。
表紙の雰囲気だともっといろいろ話題満載かと思いきや、メインはモーターショーの方でした。

お次はプリンスもう一つの重要な製品だった織機関係のお話
自分はあまりこちら方面は詳しくないので、興味のある方は記事をじっくりと呼んでみてください
6410-11-1.jpg


残りの2ページは、主に社内に関する話題のプリンスジャーナルのページです
6410-12-1.jpg

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この記事の中で意外に思ったのは、当時の中国向けにS4系グロリアを20台輸出したという話のところです。

記事中でも触れられていますが、当時の中国はまだ国交回復前ですので中々にリスキーだったのではないかと勝手に想像します。

その後どうなったのかを含めてちょっと気になった次第。

最後は裏表紙
6410-2-1.jpg
今回の世界の乗用車シリーズは発売直後の三菱デボネアです。

長らくモデルチェンジせずに販売され続けていたため「走るシーラカンス」などと言われていたのは有名ですが、一時期はアメ車の代用に乗っている人が増えていたように思います。

ただそれらは主に後期の2600ccになってからの物で、Lテールの初期型はやはり少なめでしたね。
特に初期の物は希少価値があり、自分でもほとんど見る機会はありませんでした。

最初期の白系ハンドルのものは超希少車に属すると思います。
割とすぐマイナーチェンジでハンドルも黒になりました。

しかし両車共々今ではイベントでも出会うことがまず無いですね。


今回は更新が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
次回は頑張りたいと思います。

ではまた
この記事へのコメント
総州4RA111さま

この頃のモーターショーは勢いがあって見ごたえもありますね。
B65系ライトコーチはプリンス系最後で、日産になってからもしばらくは存続していましたが、後継車が無かったのは残念です。

あの時代の小型バスは各社特徴があって、どこのバスがお気に入りかは人によって色々好みが分かれそうですね。
Posted by トモさん at 2022年05月12日 09:22
日本のトレードマークとロゴタイプと言う書籍は丁度新日本紀行放送時のレトロ感覚と要素.情緒.風情.味.趣.満載年代とリンクします。それがあるのは1981年迄だと思います。CIブームとスケルトンバスと少し後からのドアミラー車其れらを打ち崩した正に戦犯であり憎悪と嫌悪の象徴だと思います。
Posted by 総州4RA111 at 2022年05月12日 07:58
1964年の日本自動車ショー正にレトロ車てんこ盛り内容も濃厚で味と趣とインパクトがあってこの年代の車はほっこりできます。B65プリンスライトコーチは自分ではお気に入りの車種であります。デザインがスタイリッシュでそれでいて味と趣があるからです。いすゞ元祖ライトバス前期とトヨタライトバスもお気に入りです。いすゞライトバス後期型は横目セドリックとか40系クラウンとか鉢巻グロリアを意識してなのか4灯で不細工な感じになったからです
Posted by 総州4RA111 at 2022年05月12日 07:50
64年の自動車ショーは正にレトロ車これでもかと言う程のてんこ盛りで濃い内容で味と趣と風情と情緒と個性とインパクトがあって面白いしほっこりできます。プリンスライトコーチはB63と言う元祖が存在する事は資料では見た事があります。自分的にはB65型の2代目がスタイリッシュで気に入っています。マツダE2000ライトバスもスタイリッシュで気に入っています。
Posted by 総州4RA111 at 2022年05月11日 08:49
乱狂55さま
笑って許していただけたようで良かったです。

実はライトコーチはアレとは別の個体もあるんです。
あの個体よりも程度は良いのですが、やはり不動状態で表には出ていないものです。

イベントは私も行けるかはまだはっきりしていないのですが、もし行くことが出来ればブログにアップしたいと思います。
Posted by トモさん at 2022年05月08日 21:09
すいません、ちょっと名前の間違えにお茶を吹き出してしまいました。

このBQ系なるものはプリンスのマニアさんが解体から救出したとブログがみんからに上がっておりましたね。
その方の記事も中々に興味をそそられるブログでした。

あの顔で公道を走っていると考えると怖い様な、面白い様な。何とも言えない気持ちになりそうです。
公道復帰には中々厳しいお姿に見えましたが、実物が形で残っているだけでもすごい物です。

由緒正しい場所でイベントがあるとは珍しい車が見れそうですね、大変そそられますが私の行動範囲的にちょっと厳しいですね。
もし、参加・見学に行くのでしたら是非ブログでアップしていただけると嬉しい限りです。
Posted by 乱狂55 at 2022年05月08日 18:20
乱狂55さま

ごめんなさい名前を間違えてしまっておりました。
申し訳ございません。

イベントはようやく色々と開催されるようになてきましたが、私は関東近郊しか見学には行けません。
そんな中、6月には元村山工場の場所にあるイオンモールむさし村山で小規模ですが主にプリンス系車種が集まるイベントが行われる予定です。

宜しければ見学などいかがですか?

Posted by トモさん at 2022年05月08日 16:57
狂乱55さま
ご無沙汰しております。
このところ中々筆が進まず更新が滞っておりますがご容赦くださいませ。

プリンスのライトコーチは残存数が少なく、たまに出てきても後期のB65系ばかりで、その前のB63系(今回の社報に載っているタイプ)はまずお目にかかりません。
実働車の情報も自分は持っていませんが、その前の型になるBQ系ライトコーチは実働状態ではないですが現存しています。

北海道から旧車天国へ参加した個体はB65系ですね。

エコーは確かに何故か残っている気がします。
実働車はお目にかかりませんが、私の住んでいるところにも数年前まで自動車修理工場の横に佇んでいましたが、いつの間にか消えていました。

ライトコーチは個人的にB63系が好きなんですが、どこかにまともな個体が残っていたら私も是非見てみたいです。
Posted by トモさん at 2022年05月08日 16:22
執筆お疲れ様です。
今回のGWは特に規制がないので旧車のイベントが多いようで目の保養に私も足を運んでみようかと思っておりましたが人出の多さに自宅に引きこもってしまいました。

またお目にかかる機会がない貴重な資料の掲載有り難うございます。
他のメーカーもそうなのですが、一時期マイクロバスをこぞって作っていましたが
プリンスのバスなんて物は現役で現存しているのでしょうか?何故かエコーは古い割に草ヒロ化したのが割りと残っているようですが…
以前、行われていた旧車天国には北海道からでしたか?自走で来た強者がおりましたがあれは確か末期の個体だったかと、
この記事に出ているバスなんて現存していたら是非見てみたいものです。きっと目立たないだけでいる所には普通にいる物なのかもしれませんが…

また、次の記事も心待ちにしております。
Posted by 乱狂55 at 2022年05月08日 13:00
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子供の頃から古いクルマに興味があり今に至ります。同時に旧国鉄とWW2ドイツ軍も好きで、細々とですが現在も趣味として継続中。 主に旧車趣味について書いていこうと思っていますが、たまに脱線して昔話や鉄道絡みの話、ミリタリーの話も出てくるかもしれません。
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