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2015年04月06日
スラムダンク その後 〜Another Story 国体編 Part3 練習試合
高頭「そろそろチームの連携を試してみるか。集合!!」
藤真「牧、海南の練習はこんなものなのか?」
牧「フッ。まだまだこれからが本番だ。」
高頭「練習試合を行う。国体まで時間がない。過去、選抜チームが
勝てないのは、連携ができていなかったからだ。
このチームでは、レギュラーチームと補欠チームと明確に分けて
練習試合を行う。どうしてもレギュラーチームに入りたければ
実力で勝ち取れ!」
彦一「おおっ!田岡監督並に厳しい!」
花形「(センターは誰が)」
赤木「全国制覇に向け、負けられん。負けんぞ、花形、高砂。」
三井「宮城、残念だったな。牧に、藤真か。来年がんばれよ!」
宮城「くっ。そういう三井さんだって、得点王の神がいますよ。」
三井「うっ。だ、大丈夫なはずだ。」
清田「へへっ。全国2位の実績を誇る海南のスーパールーキーが補欠のはずが・・・。」
三井「お前は、どう考えても補欠だろ!」
清田「な、なにっ!このスタミナ切れ男が!まったく湘北の奴らは口が悪くて仕方がない。」
流川「どあほうが3人も。」
三井・宮城・清田「なんだと!」
仙道「やれやれ。」
高頭「まあまあ、あわてるな。レギュラーチームでも連携がうまくいかなければ
入れ替える。チーム力として一番なメンバーを選ぶ。
まずは最初の構想のチーム発表だ。」
一同「ゴクリ!」
高頭「チームA。牧、藤真、赤木、仙道、流川、神。
チームB。宮城、花形、高砂、福田、三井、池上、清田。
このメンバーで試合だ。
10分ずつ2Q行うぞ。」
彦一「おおっ。仙道さんがレギュラーチームや。福さん、池上さんは
残念やけどチームBでも一流のチームや。」
牧「赤木に、仙道、流川か。なかなか豪華なメンバーだな。」
藤真「牧、スタートは譲るよ。ベンチで連携を見させてもらう。
ただ、下手なことしたらすぐに交代だ。」
牧「手厳しいな。まあ、藤真の采配も参考にさせてもらおう。」
三井・宮城・清田「ぐぐっ!チームB」
花形「あわてるな。下剋上すればいいだけだ。赤木、最初は譲ってやる。
しかし、今に見てろ。」
宮城「しゃーないな。神奈川NO1ガードの力を練習試合で見せつけるしかないな。」
三井「あきらめねーぞ。俺の力が絶対に必要になるはずだ。」
福田「ジンジン、一緒のチームになって見せるからな。」
神「フッキー。楽しみにしているよ。」
高頭「さあ始めるぞ。スタメンメンバーは前へ。」
チームA 牧、赤木、仙道、流川、神
チームB 宮城、花形、福田、池上、三井
清田「な、なぜ俺が補欠チームですらスタメン落ち・・・。」
高砂「・・・・。」
高頭「すまん。うちのメンバーが一番調整しやすいんだ。
様子を見ながら変えていくぞ。」
彦一「(代表の監督も大変なんやな・・・。)」
赤木「花形よ。負けんぞ。」
花形「こちらもな。」
ティップオフ。
彦一「おおっ。ご、互角や!」
宮城「もらった。」
すかさず、宮城がボールを拾った。
宮城「早速アピールさせてもらうぜ!」
しかし、その前に牧!
宮城「げげっ。このおっさん、戻るのはえーよ。
仕方ねぇ。じっくり攻めるか。三井さん!」
宮城からのパスを受け取ったその刹那、三井は、
3Pラインよりだいぶ後ろだったが、シュートを放った。
その場にいた全員があっけにとられた。
(パスッ)
チームA 0
チームB 3
彦一「は、入ったぁ。な、なんや。いきなりスリーや!」
三井「フフ。練習の時から今日は調子が良かったからな。」
清田「けっ。結果オーライじゃねーか。」
宮城「三井さん、今のは入ったからよかったけど、
もっとじっくり行った方がよかったんじゃ。」
三井「何言ってやがる。あのメンバー相手なんだぞ。スキなんかそうそうないんだ。
油断しているうちに決めていくんだ。」
赤木「フッ。三井。」
牧「取り返すぞ。」
(続く)
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2015年04月05日
スラムダンク その後 〜Another Story 国体編 Part2 集結
--陵南高校
彦一「要チェックやー!神奈川選抜なんてアンビリーバブルやー。
しかし、各校のエース級でチーム作るなんて前代未聞やー。ねぇ田岡さん。」
(ゴツン)
田岡「誰が田岡さんだ。」
彦一「ス、スミマセン。しかし、仙道さんと牧さんが同じチームなんて、ほんと、アンビリーバブルや。
監督、チェックしに行っていいですか?」
田岡「まぁ、いいプレーを見るのも勉強だ。行って来い。それより仙道はどこいったー。」
彦一「さ、さぁ。」
仙道「チヮース。」
越野「仙道。選抜メンバーに選ばれたみたいだな。一足先に全国の舞台で暴れてきてくれ。」
仙道「あぁ。流川達と一緒にプレーするのも面白いかな。桜木もいれば面白かったけどな。」
池上「集合時間もそろそろですね。行きましょう。」
田岡「福田もしっかり暴れてこい。うちのオフェンスの破壊力を見せてこい。お前ならできる。」
福田「(フルフル)。・・・・はい。」
--翔陽高校
花形「しかし、長谷川も選ばれても良かったと思うが・・・。」
藤真「まぁ、ベスト8止まりだから仕方がない。それでくじける一志ではないから。
冬に備えて鍛えてくれるだろう。」
花形「そうだな。」
藤真「俺たちも選ばれたからには、がんばってスタメンを勝ち取りたいな。
俺は、牧、花形は、赤木。ライバルがいるから、練習も気合を入れないとな。」
--海南大付属体育館
牧「さて、奴らは、うちの練習にどのくらいついてこられるかな。」
神「うちの練習量は、厳しいですから。」
清田「しかし、どこも遅いっすね。この清田の能力に恐れをなしたか!」
牧「清田よ・・・。お前は・・・」
高頭「牧、そこまでだ。」
牧「す、すみません。」
(ガラッ)
藤真「よろしくお願いします。」
牧「藤真か。一緒のチームでやることになるとはな。」
藤真「牧、負けんぞ。とはいえ、よろしくな。」
彦一「早く、早く。仙道さん、遅いでっせ。うぉー、牧さんと藤真さんが握手しとる。
要チェックやー。」
高頭「(うるせーなー)。選手たちは?」
池上「遅くなってスミマセン。」
仙道「あちゃー。ちょっと遅れたか。彦一謝っといて。」
(そのころ)
赤木「はぁはぁ。湘北のメンバーは来てませんか?」
彦一「誰も来てませんで。」
赤木「あ、あいつら。どこにいった・・・。」
(20分後)
高頭「ま、まだこないのか。」
彦一「も、もうちょっとちゃいまっか。(なんでワイが怒られているんや。)」
(体育館の小窓から)
宮城「おい、流川。なんか海南の監督怒ってるぞ。お前先に謝ってこい。」
流川「・・・。先輩どうぞ。」
三井「まあまあ、主役は遅れて現れるっていうしな。どっしり構えていけばいいんだ。」
高頭「遅い!態度が悪い選手は、メンバーから外すことも検討せねばいけんな。」
三井・宮城「ささ、イスがありますよ。こちらにどーぞ。ゆっくり座ってください。」
流川「(セコい)。」
高頭「まあ、初日だから大目に見てやるか。しかし、ようやく全員そろったな。
君たちが、神奈川選抜のメンバーだ。インターハイ予選で顔を合わせているので、
お互いをよく知っていると思うが・・・・。」
(10分後)
牧「か、監督。そろそろスピーチをやめて練習を!」
高頭「そうか。何しろ田岡先輩、安西先生を差し置いての監督だから・・・・。」
(5分後)
牧「練習開始。今日はうちの練習メニューをしてもらおう。」
高頭「そ、そうか。練習開始か。」(まだ、しゃべり足りない・・・。)
(続く)
彦一「要チェックやー!神奈川選抜なんてアンビリーバブルやー。
しかし、各校のエース級でチーム作るなんて前代未聞やー。ねぇ田岡さん。」
(ゴツン)
田岡「誰が田岡さんだ。」
彦一「ス、スミマセン。しかし、仙道さんと牧さんが同じチームなんて、ほんと、アンビリーバブルや。
監督、チェックしに行っていいですか?」
田岡「まぁ、いいプレーを見るのも勉強だ。行って来い。それより仙道はどこいったー。」
彦一「さ、さぁ。」
仙道「チヮース。」
越野「仙道。選抜メンバーに選ばれたみたいだな。一足先に全国の舞台で暴れてきてくれ。」
仙道「あぁ。流川達と一緒にプレーするのも面白いかな。桜木もいれば面白かったけどな。」
池上「集合時間もそろそろですね。行きましょう。」
田岡「福田もしっかり暴れてこい。うちのオフェンスの破壊力を見せてこい。お前ならできる。」
福田「(フルフル)。・・・・はい。」
--翔陽高校
花形「しかし、長谷川も選ばれても良かったと思うが・・・。」
藤真「まぁ、ベスト8止まりだから仕方がない。それでくじける一志ではないから。
冬に備えて鍛えてくれるだろう。」
花形「そうだな。」
藤真「俺たちも選ばれたからには、がんばってスタメンを勝ち取りたいな。
俺は、牧、花形は、赤木。ライバルがいるから、練習も気合を入れないとな。」
--海南大付属体育館
牧「さて、奴らは、うちの練習にどのくらいついてこられるかな。」
神「うちの練習量は、厳しいですから。」
清田「しかし、どこも遅いっすね。この清田の能力に恐れをなしたか!」
牧「清田よ・・・。お前は・・・」
高頭「牧、そこまでだ。」
牧「す、すみません。」
(ガラッ)
藤真「よろしくお願いします。」
牧「藤真か。一緒のチームでやることになるとはな。」
藤真「牧、負けんぞ。とはいえ、よろしくな。」
彦一「早く、早く。仙道さん、遅いでっせ。うぉー、牧さんと藤真さんが握手しとる。
要チェックやー。」
高頭「(うるせーなー)。選手たちは?」
池上「遅くなってスミマセン。」
仙道「あちゃー。ちょっと遅れたか。彦一謝っといて。」
(そのころ)
赤木「はぁはぁ。湘北のメンバーは来てませんか?」
彦一「誰も来てませんで。」
赤木「あ、あいつら。どこにいった・・・。」
(20分後)
高頭「ま、まだこないのか。」
彦一「も、もうちょっとちゃいまっか。(なんでワイが怒られているんや。)」
(体育館の小窓から)
宮城「おい、流川。なんか海南の監督怒ってるぞ。お前先に謝ってこい。」
流川「・・・。先輩どうぞ。」
三井「まあまあ、主役は遅れて現れるっていうしな。どっしり構えていけばいいんだ。」
高頭「遅い!態度が悪い選手は、メンバーから外すことも検討せねばいけんな。」
三井・宮城「ささ、イスがありますよ。こちらにどーぞ。ゆっくり座ってください。」
流川「(セコい)。」
高頭「まあ、初日だから大目に見てやるか。しかし、ようやく全員そろったな。
君たちが、神奈川選抜のメンバーだ。インターハイ予選で顔を合わせているので、
お互いをよく知っていると思うが・・・・。」
(10分後)
牧「か、監督。そろそろスピーチをやめて練習を!」
高頭「そうか。何しろ田岡先輩、安西先生を差し置いての監督だから・・・・。」
(5分後)
牧「練習開始。今日はうちの練習メニューをしてもらおう。」
高頭「そ、そうか。練習開始か。」(まだ、しゃべり足りない・・・。)
(続く)
2015年04月04日
スラムダンク その後 〜Another Story 国体編 Part1 カムバック
湘北高校がインターハイで敗れ、数日が経過した・・・。
あの激戦の熱が冷めやらないまま、次のステージへ進む。
海南大附属高校 高頭監督はため息をついていた。
〜高頭回顧
県職員「高頭君、今年は選抜で行ったらどうかね?」
高頭「は!?海南大附属は全国2位になっております。例年通り、単独で問題ないかと。」
県職員「しかしだね、我が神奈川にはあの山王工業を破った湘北もいるんだよ。
そのメンバーを加えると全国優勝も見えてくるだろう。
それとも、海南のメンバーだけで、優勝ができるのかね?」
高頭「(このクソジジィ)優勝を目指して毎日トレーニングをしております。」
県職員「まあいい、これは命令だ。今年は選抜で行くことが決定している。
速やかにメンバーを選んでくれたまえ。すぐにだ。
再来週には、合宿を開く。会場は押さえてあるので、メンバーを選んだら各校へ伝えるように。」
〜〜
高頭「牧よ、今年は選抜になった。お前、このメンバーをどう思う?」
(渡された紙を見ながら)
牧「なかなか面白いメンバーですね。誰が人選を?」
高頭「昨日、気は乗らなかったが、田岡先輩と決めた。」
--
国体 神奈川選抜メンバー
キャプテン 牧紳一
副キャプテン 赤木剛憲
海南大付属高校
神宗一郎
高砂一馬
清田信長
湘北高校
三井寿
宮城リョータ
流川楓
陵南高校
池上亮二
仙道彰
福田吉兆
翔陽高校
藤真健司
花形透
--
牧「赤木は参加するんですか?引退したと聞いたんですが。」
高頭「心配ないだろう。根っからのバスケ好きだ。魚住は板前修業でダメだと田岡先輩がいうのでな。」
牧「ベスト4の武里から1人も入っていませんが?」
高頭「仕方がないだろう。課せられたノルマは全国制覇だ。武里のメンバーでは荷が重い。」
牧「どちらにしても、まあ、このメンバーを束ねるのほ骨が折れそうですね。」
高頭「・・・。牧、頼むぞ。」
その頃、湘北高校では・・・。
宮城「チュース。」
新キャプテン、宮城リョータが入ってきた。
赤木「遅いぞ、馬鹿モンが!」
宮城「ダ、ダンナ。なぜここに?」
赤木「わからん。先程、安西先生から体育館へ来るようにと言われたんだ。」
(安西先生現れる)
安西「皆さん、揃っていますか?」
宮城「流川がランニングに出ていますが、それ以外は揃っています。」
安西「よろしい。彼にはあとで話をしましょう。
今年は、国体に神奈川選抜で向かうことになりました。
湘北高校からは4名が選抜されています。」
(ま、まさか)
赤木「せ、先生、その4名には、・・・!?」
安西「その通りです、赤木君、君も選ばれています。
三井君、宮城君、そして流川君です。」
三井「トーゼンだな。」
彩子「リョータ、やったわね。」
宮城「フフフ。神奈川NO1ガードの実力が認められたか。」
彩子「チョーシに乗るんじゃないよ!」
と喜んでいる二人の横で、
安西「赤木君、無理強いはしません。大学受験も大きな戦いです。
ただ、もう一度全国の舞台で戦えるチャンスが与えられました。
じっくり考えてみてください。」
赤木「・・・。考えるまでもありません。
部活をやめてから、毎日、バスケがしたくてたまりませんでした。
バスケをしながらでも勉強はできます。先生、参加させてください。」
安西「ふぉふぉっふぉ。よろしい。
それでは、湘北からは4名すべて参加で申し込んでおきます。」
晴子「キャー。キャー。すごいわーー。お兄ちゃん、よかったね。
湘北から4人も選ばれるなんて。
しかもあの神奈川のメンバーと一緒に。
どんなチームができるのかしら?」
宮城「花道も無事だったら選ばれてたかもな。」
赤木「はっはっは。そこまで甘くはないだろう。よーし、早速練習するぞ。
桜木がいない分、高さが足らないだろう。俺がゴール下を守ってやる。」
宮城「(くっ、キャプテンは俺なのに・・・)」
三井「(フフフ、この天才が再び、全国の舞台で脚光を)」
(続く)
あの激戦の熱が冷めやらないまま、次のステージへ進む。
海南大附属高校 高頭監督はため息をついていた。
〜高頭回顧
県職員「高頭君、今年は選抜で行ったらどうかね?」
高頭「は!?海南大附属は全国2位になっております。例年通り、単独で問題ないかと。」
県職員「しかしだね、我が神奈川にはあの山王工業を破った湘北もいるんだよ。
そのメンバーを加えると全国優勝も見えてくるだろう。
それとも、海南のメンバーだけで、優勝ができるのかね?」
高頭「(このクソジジィ)優勝を目指して毎日トレーニングをしております。」
県職員「まあいい、これは命令だ。今年は選抜で行くことが決定している。
速やかにメンバーを選んでくれたまえ。すぐにだ。
再来週には、合宿を開く。会場は押さえてあるので、メンバーを選んだら各校へ伝えるように。」
〜〜
高頭「牧よ、今年は選抜になった。お前、このメンバーをどう思う?」
(渡された紙を見ながら)
牧「なかなか面白いメンバーですね。誰が人選を?」
高頭「昨日、気は乗らなかったが、田岡先輩と決めた。」
--
国体 神奈川選抜メンバー
キャプテン 牧紳一
副キャプテン 赤木剛憲
海南大付属高校
神宗一郎
高砂一馬
清田信長
湘北高校
三井寿
宮城リョータ
流川楓
陵南高校
池上亮二
仙道彰
福田吉兆
翔陽高校
藤真健司
花形透
--
牧「赤木は参加するんですか?引退したと聞いたんですが。」
高頭「心配ないだろう。根っからのバスケ好きだ。魚住は板前修業でダメだと田岡先輩がいうのでな。」
牧「ベスト4の武里から1人も入っていませんが?」
高頭「仕方がないだろう。課せられたノルマは全国制覇だ。武里のメンバーでは荷が重い。」
牧「どちらにしても、まあ、このメンバーを束ねるのほ骨が折れそうですね。」
高頭「・・・。牧、頼むぞ。」
その頃、湘北高校では・・・。
宮城「チュース。」
新キャプテン、宮城リョータが入ってきた。
赤木「遅いぞ、馬鹿モンが!」
宮城「ダ、ダンナ。なぜここに?」
赤木「わからん。先程、安西先生から体育館へ来るようにと言われたんだ。」
(安西先生現れる)
安西「皆さん、揃っていますか?」
宮城「流川がランニングに出ていますが、それ以外は揃っています。」
安西「よろしい。彼にはあとで話をしましょう。
今年は、国体に神奈川選抜で向かうことになりました。
湘北高校からは4名が選抜されています。」
(ま、まさか)
赤木「せ、先生、その4名には、・・・!?」
安西「その通りです、赤木君、君も選ばれています。
三井君、宮城君、そして流川君です。」
三井「トーゼンだな。」
彩子「リョータ、やったわね。」
宮城「フフフ。神奈川NO1ガードの実力が認められたか。」
彩子「チョーシに乗るんじゃないよ!」
と喜んでいる二人の横で、
安西「赤木君、無理強いはしません。大学受験も大きな戦いです。
ただ、もう一度全国の舞台で戦えるチャンスが与えられました。
じっくり考えてみてください。」
赤木「・・・。考えるまでもありません。
部活をやめてから、毎日、バスケがしたくてたまりませんでした。
バスケをしながらでも勉強はできます。先生、参加させてください。」
安西「ふぉふぉっふぉ。よろしい。
それでは、湘北からは4名すべて参加で申し込んでおきます。」
晴子「キャー。キャー。すごいわーー。お兄ちゃん、よかったね。
湘北から4人も選ばれるなんて。
しかもあの神奈川のメンバーと一緒に。
どんなチームができるのかしら?」
宮城「花道も無事だったら選ばれてたかもな。」
赤木「はっはっは。そこまで甘くはないだろう。よーし、早速練習するぞ。
桜木がいない分、高さが足らないだろう。俺がゴール下を守ってやる。」
宮城「(くっ、キャプテンは俺なのに・・・)」
三井「(フフフ、この天才が再び、全国の舞台で脚光を)」
(続く)