2020年04月20日
【必見!】糖尿病の人がたくさん食べてもいいもの
糖尿病の治療をする上で避けては通れないのが・・・
食事療法
ですよね。
「あなたの食事こそあなた自身の薬である。」
医学の祖ヒポクラテスはこのように言っていました。
しかし、糖尿病の治療をしている人のうち食べ物の事を考えてストレスを感じる方も多いと思います。
何を食べたらいいのわからない。
たくさん食べて、満腹感がないと満足出来ない。
けど体重は減らしたいしHbA1cも上げたくない。
そんな方に見て頂きたい記事になっています。
〜目次〜
1. GI値を知るとたくさん食べられるものが見えてくる。
2. GI値の低い食べ物はどんなものがあるの?
1. GI値を知るとたくさん食べられるものが見えてくる。
<GI値とは?>
「グリセミックインデックス」の略称。食べた食品が消化された際にどの位血糖値を上昇させるかを示した血糖上昇の指標です。
<GI値が高い食べ物を食べるとどうなるのか?>
食べ物を食べると体内ではインスリンが分泌されます。
GI値が高い食べ物を食べると体内では血糖値を下げるためにインスリンの分泌が多くなり、更にインスリンの働きで脂肪を蓄積させるという事が起こります。
つまりGI値が高いもの=太りやすくて、血糖を上げやすい食べ物と言っても過言ではありません。
つまり食べるものGI値の低いものにできれば、インスリンの過剰な分泌を抑えて、太りにくく糖尿病を悪化させにくい食事にすることが出来て、今まで食べていた量よりたくさん食べても大丈夫に出来るのです。
<主な食品のGI値>
図のように、主食になる小麦パン、ご飯などはGI値が高いのでたくさん食べると血糖が一気に上昇しやすい食材になります。野菜だとじゃがいもはGI値が高いので注意が必要ですね。
次に低GI値の食品について解説していこうと思います。
2. GI値の低い食べ物はどんなものがあるの?
<主食でおすすめの低GI食品>
○玄米
穀類は全体的にGI値が高いのですが、玄米はGI値55と主食の中で低い食品です。
食物繊維やビタミンB群、ミネラルも含まれるので健康にも良いしたくさん食べてもパンや白米と比べると血糖上昇は穏やかだし、太りにくいといえます。
○全粒粉を使ったパスタ
小麦粉を使ったパスタはGI値が高いのですが、全粒粉を使ったものだとGI値は50程になります。
食物繊維も入っていて食べ応えもあるので満腹感も得られると思います。
○オートミール
原材料は麦で、アスリートやセレブにも好んで食べられる主食です。GI値は55と主食の中では低めです。食物繊維が豊富に含まれており貧血予防に必要な鉄分や、カルシウムビタミンB1など美容と健康に欠かせない様々な栄養素を含んでいます。味付けも色々アレンジができるし、食感もプチプチしているので飽きずに食べることができます。
<野菜でおすすめの低GI食品>
○キノコ類
キノコは低カロリーで食物繊維も豊富です。料理のかさ増しにも活躍するのでたくさん食べたい時の強い味方になってくれる頼もしい野菜です。しいたけ、エノキ、ブナシメジ、マイタケ等のキノコ類は食物繊維を豊富に含んでいて血糖上昇を抑える効果が期待できます。
○豆類
豆類も低カロリーでGI値も低い食品なので、たくさん食べても血糖が急激に上がりにくい食材です。
野菜の中ではタンパク質を豊富に含んでいるので、運動と合わせると筋肉を付けることにも繋がります。
ヒヨコ豆、大豆、インゲン豆などは、スープやサラダに入れる具材として大変優れた食材です。
<その他おすすめの低GI食品>
○果物
特に朝や空腹時に摂取する果物は、とても良いです。果物に入っている糖は、「果糖」と言われるもので、他の糖と違ってインスリンを分泌させる作用がありません。空腹時に果物を食べれば、インスリンが分泌されず摂取したエネルギーはそのまま体で使われます。ただし注意が必要なのは、満腹時に食べれば中性脂肪になりますし、他の食べ物を一緒に食べればインスリンが分泌されるので空腹時に果物だけをたくさん食べることをおすすめします。
○糖質ゼロ食品
糖質が無ければインスリンが分泌されることはないので、血糖の上昇も無ければ体重の増加もありません。しかしエネルギーになる食品を摂取しないと健康には良くないので、普段の食事で物足りない時やおやつを我慢できない時に補助的に食べるくらいが良いです。
<まとめ>
糖尿病の人は、おそらく食べる事が好きな人が多いと思います。
しかし、
「診察の時に数値が上がっていたらどうしよう」
「食べたいけど太ってしまうかも。」
など色々考えると美味しい食事も素直に楽しめないですよね。
しかし、食べるものを少し変えるだけで太りにくい食事に出来るなら
ちょっとだけやってみようかな?
という気になりませんか?
糖尿病の人がたくさん食べてもいいものは、GI値が低いものです。普段食べている食事の一部を、今回紹介した食材に置き換えることで糖質制限やカロリー制限とは違う食事療法ができるのではないでしょうか?
ただしGI値が低いものならたくさん食べてもいいとはいえ、限度はありますのでご注意下さい。
それでも食後の血糖値が気になる方に上記の商品もお勧めします。
日頃の血糖値をコントロールするために是非ご利用ください。
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