2018年03月05日
謎の色「エレファンツ・ブレス」
誰も見たことのない謎の色というものがあります。
1930年に発行されたメルツとポールの『色彩辞典』は、
四千を超す色名が紹介されています。
そこで「エレファンツ・ブレス(像の息)」
という不思議な色が紹介されています。
この色は色名だけが残っていて
実際どんな色だったかはわかっていない不思議な色なのです。
果たしてどんな色だったのか?
みなさんはどんな色を想像しますか?
象のイメージですから
うーん
グレイ?
でもなんとなく
私はピンク系のイメージがするんですよね。
薄くちょっと濁ったピンク?
正直、根拠はなくよくわかりません。
この色、かなりインパクトがある色名なので、
色彩の世界に投じた衝撃は強く、
複数の書籍でも謎の色として紹介されています。
短編小説の題材にもなっています。
謎の色彩である「エレファンツ・ブレス」の正体を確かめるために、
主人公たちが奔走する内容で、
謎の色を題材に広がりをみせます。
謎の色がこのような形で派生していくのはとても興味深い。
本来、色は自然にある
草、木、花、果実、動物、
昆虫、鉱物などから名付けられることが多いのです。
その一方で「エレファンツ・ブレス」のような
イメージや想像からつけられるものも存在します。
自分で色を作り出すことも、
色の楽しみ方のひとつです。
せっかくなので、
みなさんも新しいインパクトのある色を考えてては
どうでしょう?
そうですね。
私なら
フライドチキン・ヘッドロック
という色を考えてみました。
どんな色だと思いますか?
それは
また別のお話
(本当はまだ考えていない)
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