2018年09月10日
感度を上げる
今日は「感度」の話をしようと思います。
感度と言ってもエロい話ではありません。
いやたまにはエロい話をしてもいいのですが
タイミングが不謹慎ですし
いや、もう自分の存在自体が不謹慎なので
いまさら何を取り繕うときな感じもしますが
今日は感度といっても
感受性
の話をしたいと思います。
人の心を扱う仕事や企画の仕事をしている以上
感情性はとても大事にしないといけないものだと
思います。
心理の仕事で大事なのは
観察力、そして変化を察知する感覚です。
人の心がどう動くのか考えることも大事です。
企画も人の心を動かしてなんぼなので
自分の感受性が豊かでないと
これはもういい企画は作れません。
ところが最近残念なことに
自分の感度が落ちているなと
感じることがたびたびあるように思いました。
昔はこういうことでよくワクワクしたなと感じたものが
あまりワクワクしなくなってきました。
とてもアカンです。
この感受性のことを思い出すと
いつも思い出すのは
少し前に行った舞台のことです。
舞台に出演する吉本の芸人さん
たちの取材、インタビューをして記事にした
ことがきっかけで主催者が舞台を招待してくれました。
吉本の芸人さんが出演しただけあって
コメディ要素があるのですが
そんなに面白いと感じなく
見ていたのですが
私のすぐ横にいた人は大爆笑。
よく見ると宮本亜門さんで
腹を抱えて笑っていらっしゃいました。
えー
えーなんでそんなに笑うとこ?
えー
と驚きました。
たぶん宮本さんと私では見ているものが違う。
敏感さも準備もベースも違う。
むしろ宮本さんのほうが
笑いには厳しいと思ったのに…
宮本さんの感受性…
素晴らしい。
すごく感動したものです。
私はいつも感受性の話になると
この話を思い出すのですが
やはり感度を上げていかないといけないと思うのです。
特に笑いは
「笑う準備」が大事で
「よし笑うぞ」という気持ちで行くと
出演者が出てくるだけで笑ってしまうものです。
私は鈍くなったこの感度にびくびくしながら生きていて
ふっと電車の中で
鉄拳さんのパラパラマンガを見てみました。
すると
なんかもう嗚咽するぐらい
泣ける感情が湧いてきて
さらに「俺まだ泣ける感度はある」なんて
気持ちが拍車をかけたりして
なんかもう電車の中で泣いてしまいました。
あぶない人です
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