2018年09月11日
なぜ協会の問題が続くのか?
今日は教会の話をしようと思います。
うちの家は仏教で、まあ仏教といっても
お葬式ぐらいでもう無神論者に近いような感じでした。
私もあまり信仰については興味がないのですが
2回ぐらい友人にさそわれて朝の教会に行ったことがあります。
なんか面白い場所で…
って違う
今日は協会の話をするんでした。
ボクシング協会、体操協会と
トップのパワハラが続けて問題になりました。
この問題はこのふたつの協会だけでなく
スポーツ協会全体が抱えている問題と言えるでしょうね。
もちろん、氷山の一角で
水の下にはたくさんの問題協会があると思われます。
少し前から
「やべーぞ、俺たちもバレるかな」
「今から関係者に口止めしとこうぜ」
みたいな感じになっていて
首元が涼しい関係者はたくさんいると思われます。
その根拠となるのが
大きくふたつあります。
ひとつは日本における協会組織の構造。
トップの人に権力が集中し
鶴の一声でものが決まる。
合議制ではなくなり
反対意見の人は排除され
この形がどんどんエスカレートしてしまいます。
トップは自分が偉いと錯覚し
どんどんエスカレートする。
周りの人間は保身のために意見がいえない。
あれ?
これって学校や企業のいじめの構造に似ていますね。
そうなんです、これいじめの構造に似ているのです。
協会の上にあるお上の組織はまさに教師で
見てみないフリ。
いじめっこが協会トップで
周りの理事的な人は傍観者。
だからこの構造を抜け出すには
お上の責任と傍観者の責任も多いんですよ。
さてもうひとつは
トップに行くまでの人が辿った経緯が
人をおかしくするということ。
ひとつのアカンルートは
叩き上げのように自分も上から
暴力や精神攻めを受けて
絶えて絶えてトップになる人。
圧力を受けながら最初は「この形はいけない」と
思っていても
自分がトップになると結局同じことをしてしまう。
人間には悲しい因果があるのです。
虐待を受けた人が大人になると自分も虐待してしまう
そんな心理と少し似ています。
この心理を作っているのは複雑な複数の心理があり
「これが原因」と言えないのですが
不幸な回路が出来てしまうとそこから抜け出すのは
実はとてもとても大変なのです。
脳の構造的な問題も大きいと考えられます。
そしてもうひとつは
ちやほやされてエリートの道を進んできた人。
最初からずっと特別扱いされるので
自分は特別と勘違いしてしまうため
無謀なことを弱い人に求め
その権力を誇示してたり
自分はこんなことも出来ると自己満足するのです。
この根底には低い自尊感情があります。
スポーツの実績と上に立つ人の心とは
全く別なものであることがわかります。
特にスポーツ協会は
縦割りの形が長く続いた構造を通ってくるので
こうした問題が強くでるのでしょうね。
こうした構造を作りやすい環境だからこそ
トップになる人はこの甘い誘惑をやぶれる人でなくては
なりません。
スポーツをやっていた人は甘い誘惑に陥りやすいですが
真のスポーツマンならこの構造をやぶれるはずです。
初心に戻りましょう。
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