2018年01月09日
「はれのひ」の詐欺はひどい
成人式のニュースの片隅で
成人式の晴れ着のレンタル・販売会社の「はれのひ」が
当日に連絡がつかなくなったというニュースを知りました。
早朝から店の前で待たされ続けたり
成人式にスーツを着ていかなくてはならなかったり
彼女たちの気持ちを考えながら
成人式のニュースを見ると…
なんともう涙しかありません。
20歳の女の子が
一生に一度、両親への感謝
友人との関係(中には微妙で複雑な関係もあるでしょう)
そんなことを思ったら
「はれのひ」のとった計画的とも思える行動を
非難するしかありません。
起きてしまったことは仕方ありませんから
これから同じことを繰り返さないようにしてほしいことと
少なくても支払ったお金が少しでも多く返ってくることを
願います。
そして私たちはこうした悪いことを考える社会にいることを
悲しいけど認識しなくてはいけなくて
悪い人の魔の手にかからないように
注意しないといけないと思います。
私も会社員と独立して小さな事務所をやっていると
今までに何度か計画倒産に遭遇してきました。
気になる点をあげるとすると
1. 突然、安いキャンペーンを打ってくる
これは「なぜ」そうしたかという主催者側の心理を
読まないといけません。根拠が見えないものの多くは
無理やりお金を集めようとしている意図が見えたりします。
私が会社員時代に、ある競合の販売店が激安キャンペーンを打って
きたことがあります。
それで社内は対抗できないとパニックになりました
私は薄利なビジネスモデルを知っていたので
取締役に「心配しなくても、あの会社は近く潰れます。
なので対抗策を取ることよりも、フランチャイズに今から
営業を回したほうがいい」と進言しました。
そのとき私の話を取締役は聞き入れませんでしたが
半年後に本当に潰れました。
2. 現金の支払いを先にさせるところは危険
やはり現金の支払いを先にさせるところは
見るからに危険で、お客様に怪しまれたらいけないとか
お客様を不安にしてはいけないと考えられなくなった
最終的な段階だと思います。
3. 「大丈夫」は大丈夫じゃない
店員さんに問い合わせると「大丈夫」と良く言われると
危険です。「大丈夫」という発言の裏には
その一言で丸め込もうとしていて
相手の不安を取り除こうとしない心理が見えます。
もしくは言えないことがあるのです。
大丈夫と言われると、実はぜんぜん大丈夫じゃないと
疑ったほうがいいです。
4. ホームページに大きなことを書いてある
○年後までに、○店舗、売上○億という
大きな目標がある場合は危険です。
これはふたつの危険性を秘めています。
ひとつは対銀行や取引先などの資金調達や
値引き交渉、売掛交渉などに使われます。
小さな目標ですと宣言効果として
自分をふるいたたせるために
使うと良い場合もありますがあきらかに大きな数字と
思えるのは疑います。
経営者は資金がなくなってくると脳が麻痺して来て
変な数字だからとか、おかしいと思えなくなってきて
お金を集めるために言うことが大きくなる傾向があります。
危険な兆候です。
またもうひとつは
いいかげんな人はこうした数字や経営方針に対しても不誠実な
傾向があります。
数字と同様に「あなたの大事な日を丁寧に守ります」的な
耳障りの良い言葉を過度にならべるのもあやしい。
自分の真意をかくすために
耳障りの良い言葉を過度に使います。
経営方針ではなく、お金に取り付かれた経営放心です。
なにしろこの詐欺は計画的な可能性がきわめて高く
ということは社長は一定の資金を抱えて逃げている可能性が
あります。
被害者全員で分配すると小額かもしれませんが
なんとかしてほしいと思います。
ウソはいけないとか綺麗ごとを言うつもりはありませんが
よりによって大事な晴れの日を
不快で悲しい思い出に染めることはないと思います。
成人式の晴れ着のレンタル・販売会社の「はれのひ」が
当日に連絡がつかなくなったというニュースを知りました。
早朝から店の前で待たされ続けたり
成人式にスーツを着ていかなくてはならなかったり
彼女たちの気持ちを考えながら
成人式のニュースを見ると…
なんともう涙しかありません。
20歳の女の子が
一生に一度、両親への感謝
友人との関係(中には微妙で複雑な関係もあるでしょう)
そんなことを思ったら
「はれのひ」のとった計画的とも思える行動を
非難するしかありません。
起きてしまったことは仕方ありませんから
これから同じことを繰り返さないようにしてほしいことと
少なくても支払ったお金が少しでも多く返ってくることを
願います。
そして私たちはこうした悪いことを考える社会にいることを
悲しいけど認識しなくてはいけなくて
悪い人の魔の手にかからないように
注意しないといけないと思います。
私も会社員と独立して小さな事務所をやっていると
今までに何度か計画倒産に遭遇してきました。
気になる点をあげるとすると
1. 突然、安いキャンペーンを打ってくる
これは「なぜ」そうしたかという主催者側の心理を
読まないといけません。根拠が見えないものの多くは
無理やりお金を集めようとしている意図が見えたりします。
私が会社員時代に、ある競合の販売店が激安キャンペーンを打って
きたことがあります。
それで社内は対抗できないとパニックになりました
私は薄利なビジネスモデルを知っていたので
取締役に「心配しなくても、あの会社は近く潰れます。
なので対抗策を取ることよりも、フランチャイズに今から
営業を回したほうがいい」と進言しました。
そのとき私の話を取締役は聞き入れませんでしたが
半年後に本当に潰れました。
2. 現金の支払いを先にさせるところは危険
やはり現金の支払いを先にさせるところは
見るからに危険で、お客様に怪しまれたらいけないとか
お客様を不安にしてはいけないと考えられなくなった
最終的な段階だと思います。
3. 「大丈夫」は大丈夫じゃない
店員さんに問い合わせると「大丈夫」と良く言われると
危険です。「大丈夫」という発言の裏には
その一言で丸め込もうとしていて
相手の不安を取り除こうとしない心理が見えます。
もしくは言えないことがあるのです。
大丈夫と言われると、実はぜんぜん大丈夫じゃないと
疑ったほうがいいです。
4. ホームページに大きなことを書いてある
○年後までに、○店舗、売上○億という
大きな目標がある場合は危険です。
これはふたつの危険性を秘めています。
ひとつは対銀行や取引先などの資金調達や
値引き交渉、売掛交渉などに使われます。
小さな目標ですと宣言効果として
自分をふるいたたせるために
使うと良い場合もありますがあきらかに大きな数字と
思えるのは疑います。
経営者は資金がなくなってくると脳が麻痺して来て
変な数字だからとか、おかしいと思えなくなってきて
お金を集めるために言うことが大きくなる傾向があります。
危険な兆候です。
またもうひとつは
いいかげんな人はこうした数字や経営方針に対しても不誠実な
傾向があります。
数字と同様に「あなたの大事な日を丁寧に守ります」的な
耳障りの良い言葉を過度にならべるのもあやしい。
自分の真意をかくすために
耳障りの良い言葉を過度に使います。
経営方針ではなく、お金に取り付かれた経営放心です。
なにしろこの詐欺は計画的な可能性がきわめて高く
ということは社長は一定の資金を抱えて逃げている可能性が
あります。
被害者全員で分配すると小額かもしれませんが
なんとかしてほしいと思います。
ウソはいけないとか綺麗ごとを言うつもりはありませんが
よりによって大事な晴れの日を
不快で悲しい思い出に染めることはないと思います。
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