2015年09月22日
「自己満足の研究に価値は無い、人の仕合せに役立つ研究、続く研究者の礎になる研究をしなさい。」
B日本社会福祉学会
第63回秋季大会
http://www.jssw.jp/conf/63/index.html
9/20久留米大学
大会テーマは
「社会福祉学は現代社会に
どのように貢献してきているのか」
今日は
口頭発表B 9月20日(日)
http://www.jssw.jp/conf/63/program.html
13:00〜15:30に参加しました。
高齢者保健福祉3のセッションで口頭発表もしました。
他の研究者の発表は
24時間対応型LSA業務管理データベース開発の設計思想と意義
― 生活支援業務の見える化の試み ―
○黒川 文子(愛知淑徳大学),
▽医療に於けるレセプトの電子化との連携も出来そうです。現場スタッフの情報の共有により効率化が図れそうです。
デイサービスの形体からみる利用者の状態とその変化に関する分析
― 富山型デイ・一般型デイ・認知症デイの比較を通して ―
○奥田 佑子(日本福祉大学地域ケア研究推進センター)
▽汎用性のある富山型デイはユニークです。認定基準の見直しに応じた現場での運用が大事であることがわかりました。
市町村高齢者福祉担当部署における高齢者支援業務の状況
○菅野 道生(岩手県立大学社会福祉学部)
▽全国の自治体での支援状況の傾向を報告いただきました。意外と訪問日数が少ないのは、他の業務が多いのかもしれません。
類型別にみた都道府県庁所在市の配食サービス事業
― 地域特性に応じた事業に向けて ―
○松井 順子(大阪千代田短期大学)
▽独居や二人暮らしの高齢者にとって、配食サービスは命をつなぐ役割になることもあります。過疎地域の配達は他のデリバリーとの連携が可能になると効率化できる気がします。
全体統括者:北川慶子(聖徳大学)さんの
統括コメントはよい刺激となりました。
「社会福祉分野の
課題・問題を抽出するときに
先行研究を丁寧に探すこと
多ければ、多い理由
少なければ、少ない理由も
考察する。
そして
一番大事なのは
研究の為の研究で
終わらないようにすること。
次の研究者へのバトンとなる研究を
残しなさい。
それが
研究者の役割です。」
つまり
自己満足研究で終わらずに
人の
社会の
日本の
世界の
課題・問題解決に
役立つ研究をしなさいと
いうことです。
直接出来れば
直接関わる。
間接でも
課題に対する
仮説を組み立て
学会や
専門誌
Home page
blog
SNS等で
情報発信して
各実践者の理論根拠として
応援材料となるだけでも
研究の意味は有ります。
私は「関金プラチナプロジェクト」での
住民参画の仕組みづくりに
ついて発表しました。
「興味深く、ユニークな取り組みだ、
おもしろい…等の感想をいただきました。
質問も評価の数字等に突っ込んでもらい
ありがたかったです。
これからも
社会問題解決型
実践研究を
続けていきます。
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