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2024年07月23日
未来のためにリリース!魚種毎のリリース推奨サイズ!
釣りをしていると、まだ成長していない小さい魚が釣れることもありますよね。
未来の釣り場・魚を護るためにも、小さい魚はリリースしたいところ。
今回は、魚種毎のリリースサイズの目安をまとめてみました。
持ち帰りNG!リリース推奨サイズ
出典・photoAC
まだ成長していない小さい魚が釣れること、よくありますよね。
今回は、リリースが推奨される意味と、リリースサイズの目安をまとめてみました。
どうしてリリースが必要なのか?
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魚種によっては、成長が遅い魚、繁殖力の低い魚がいます。
例えば、根魚などは成長が遅く泳ぐのも得意ではありません。
なので、回遊はほとんどしないで一定の場所に居着く性質があります。
居着いている魚を持ち帰れば、その分魚影も薄くなってしまいます。
また、成長して産卵をし、魚を増やすのも幼魚の役割です。
まだ成長していない幼魚を持ち帰ることは、海から魚が1匹いなくなるだけでなく、沢山の卵が羽化する機会を奪うことにつながります。
同様の理由で、抱卵・産卵中の魚もリリースしましょう。
リリースサイズの目安
リリースの基準は、釣り人の判断とモラルに委ねられていることがほとんどです。
ですが、一部の自治体では魚種毎にリリースサイズが決められていることもあります。
その釣り場でずっと釣りが楽しめるように、ローカルなルールを確認し遵守するようにしましょう。
それでは、リリースサイズの目安を見ていきたいと思います。
メバル
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メバルのリリース推奨サイズは、15センチ以下が目安です。
メバルは成長スピードが遅いので、大型に育つまで3年ほど掛かります。
小型、抱卵魚のリリースは根魚の保護にもつながります。
カサゴ
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カサゴのリリース基準もメバル同様、15センチ以下が目安。
穴釣りやロックフィッシュゲームの流行もあるので、釣り場・資源の保護に務めたいところ。
必要以上に持ち帰らず、美味しいサイズの個体を食べる分だけ持ち帰り、残りはリリースすることが釣り場の保護につながります。
ハタ類
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キジハタのリリースサイズの規定として、山口県の30センチ未満のキジハタの採取を禁止した条例が有名ですよね。
釣りものとしても食用としても人気の高いキジハタですが、30センチサイズに達してから産卵する習性があります。
資源保護のためにリリースサイズが厳しく管理されているのも納得ですね。
マダイ
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マダイのリリース推奨サイズは、15センチ以下が目安です。
人気が高い魚だからこそ、自治体から資源管理されていることも多いです。
神奈川県や千葉県では20センチ以下の個体のリリースが定められています。
ヒラメ
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ヒラメのリリース基準は、40センチ以下が目安。
ヒラメは、座布団ヒラメと呼ばれるサイズになるまで5年ほど掛かります。
40センチ以下の「ソゲ」と呼ばれるサイズはリリースする、という考え方が浸透しています。
アオリイカ
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アオリイカのリリースサイズは、胴の長さが10センチ以下が目安。
コロッケサイズと呼ばれるサイズで、秋のイカ釣りで良く見られます。
アオリイカはとてもデリケートなので、リリースサイズが掛かったら傷めないように丁寧にリリースしてあげましょう。
これからも釣りを楽しむために!
リリースする・しないは釣り人の間でも議論が分かれる話題ですが、小さな個体を無事に返すことが、変わらずに釣りを楽しめる環境を守ることにつながります。
リリースサイズの魚がかかったら、出来るだけ触らないように、できるだけ早く水に返してあげましょう。
また、ハリなどでエラや魚体を傷つけないように注意しましょう。
あくまで趣味で釣りを楽しんでいるとしても、魚がいなくなってしまうと、釣りを楽しむこともできません。
未来の釣り場・資源を残すためにも、リリースの意識を忘れずに釣りを楽しみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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魚を釣るための3つのヒント!Part.3
魚釣りにおいて、釣り人がどんなに頑張っても“釣れない”といった状況はよくあります。
しかし、ほんのちょっと見方を変えたりするだけで、魚が釣れやすくなったりするのもです。
そんな釣れないときにこそ思い返したい「魚を釣るための3つのヒント」。
魚を釣るためのたった3つのヒントPart.3
魚釣りをしていると、「いくらキャストしても釣れない...」という状況はよくあります。
ですが、ほんのちょっと見方を変えたりするだけで、魚を釣ることができるかもしれません。
ということで、魚を釣るための3つのヒントを3回に分けて紹介します。
今回はPart.3!
※ルアーフィッシングをベースとし、魚種の枠を取り払って紹介します。今回紹介することが自分の釣りに当てはまるのかな?どうかな?と考えながら、取捨選択していただければと思います。
答え合わせをする
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「どうして釣れたのか・釣れなかったのか」を考えていますか?
漠然と考えるだけではなく、何が正しくて何が間違っていたのか、釣りにも“答え合わせをする時間”が必要なんです。
たくさん釣れれば答え合わせがしやすい
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たくさん釣れているときほど、いろいろ試すチャンスであり、多くを学ぶチャンス。
「早く巻いたらどうかな?ゆっくり巻いたら?深く沈めてみたら?」など、必ず釣れるパターンと違うことをすれば、どうすれば釣れて・どうすれば釣れなくなるのか答えがすぐに返ってきます。
状況によっては、ルアーを通すレンジを1メートル違うだけで釣れなくなります。
魚がたくさん釣れているときは、1日の中で“答え合わせ”を沢山することができるんです。
釣れてないときは答え合わせが出来ない
1日釣りをしても1匹も釣れない場合、翌日や近日中に釣りに行けるなら答え合わせできますが、1週間以上空いてしまった後の答え合わせだとフィールドの状況は全くの別物。
週に1回お休みの日に釣りをするアングラーにとって、1匹も釣れずに終わることはノーヒントの状態で解答するのと同じこと。
釣れないことがヒントや答えになることもありますが、それは釣れた経験をしてしっかり答え合わせが出来て、釣った経験+答えとして自分に蓄積されているからです。
釣れた理由・釣れない理由を導き出すためにも、何らかのヒント(1匹)や数日間連続でフィールドに通い、答え合わせをする必要があります。
1匹目は事故・3匹は偶然・10匹は必然
仮に1匹釣れたからといって、同じことを1日やり通すことは危険です。
なぜなら、事故的に釣れた可能性があるから。
偶然成功した体験にとらわれてしまうと、いつまでも正しい答えを知ること出来ず、成長することはないです。
3匹ならどうでしょう?
パターンとしてそれを通すのもアリです。
でもそれは確かに再現性のある方法かもしれませんが、もっと釣れるはずの魚(パターン)を逃しているかもしれません。
「もっと他に方法があるかもしれない」と色々なことを試せば、例え失敗したとしても、それは答え合わせが出来る失敗になります。
失敗の積み重ねこそ、答えへの“最短ルート”と言えるかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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