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2024年07月20日
魚を釣るための3つのヒント!Part.2
魚釣りにおいて、釣り人がどんなに頑張っても“釣れない”といった状況はよくあります。
しかし、ほんのちょっと見方を変えたりするだけで、魚が釣れやすくなったりするのもです。
そんな釣れないときにこそ思い返したい「魚を釣るための3つのヒント」。
魚を釣るためのたった3つのヒントPart.2
魚釣りをしていると、「いくらキャストしても釣れない...」という状況はよくあること。
ですが、ほんのちょっと見方を変えたりするだけで、魚を釣ることができるかもしれません。
ということで、魚を釣るための3つのヒントを3回に分けて紹介します。
今回はPart.2です。
※ルアーフィッシングをベースとし、魚種の枠を取り払って紹介します。今回紹介することが自分の釣りに当てはまるのかな?どうかな?と考えながら、取捨選択していただければと思います。
ターゲットの習性を理解する
出典・illustAC
狙っている魚の習性を理解していますか?
ターゲットの習性を理解せずに釣りに行くのは、好みがわからない方へプレゼントを贈るようなモノです。
魚種ごとの習性を知ることで、アプローチの方法や釣り方がわかってきます。
ここでは、多くの魚に当てはまる習性を紹介します。
基本的に魚は臆病
出典・photoAC
例えフィッシュイーターだとしても、魚は食物連鎖のピラミッドでは下の方に位置します。
彼らが弱肉強食の世界で生き抜くため身につけた1つが「常に臆病である」ことがあげられます。
自分のよりも何十倍も大きな人間が水辺に立てば、魚が警戒するのはあたりまえですよね。
水深が深くて音や振動が伝わらないところにいる魚を狙うならまだしも、浅場にいる魚を狙う際に大きな音を立てたり、水辺に影を落とすことは魚を遠ざけてしまいます。
餌付けされている魚(堤防の小魚や池の鯉)など例外もありますが、“静かに”が基本になります。
魚の警戒心(個性)はいつも同じではない
同じ魚種でも、水に垂らした細いラインを避けたり、本物そっくりなルアーを見切る魚もいます。
逆に、太い糸にエサとは全く似つかない色や形のルアーに食らいついていくる魚もいます。
つまり彼らは、とてつもなく警戒心が高いときもあれば、我を忘れてエサを追いかけ回す時があったりと、様々な一面を持っている生き物です。
ターゲットの魚にどんな性格があるのか、どんな面があるのか、その一面が出たときにどういう行動をするのか、どんなときにその一面が出るのか。
それを知るだけでも、ターゲットへのアプローチの仕方が見えてきます。
基本的に魚は温度変化に弱い
出典・illustAC
変温動物である魚は、人間よりも“温度変化に敏感”です。
たった1℃の温度差でも彼らの活性が大きく左右されます。
狙う魚の適水温とポイントの水温を知れば、彼らがどこにいてどんな状態なのかを予測することが可能です。
そうすれば、ポイント選びやルアー選び、アプローチの方法も変わってきますよね。
魚を観察して習性を知ろう
特別珍しい魚でもない限り、今の時代インターネットや書籍で、簡単に魚の習性を調べることができます。
知識としてそこから勉強することはとても大事です。
それと同じくらい、リアルな魚を観察することも大切。
魚はどんなところに隠れているのか、どんな餌の食べ方をするのか、どんな形態をしているか。
自分の目で観察することで、文字では得られないリアルな情報を知ることができます。
例えば、ヒラメはどうして平べったいのか?下アゴが突き出ているのか?どうして歯が鋭いのか?目はどこを見ているのか?
などのように、「どうして?」と疑問を持ったことは、理由もなく誰かに教えられるよりも、しっかり知識として蓄えられるはずです。
狙っているターゲットの習性・性格を知ることは、魚を釣るための大きなヒントになります。
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魚を釣るための3つのヒント!Part.1
魚釣りにおいて、釣り人がどんなに頑張っても“釣れない”といった状況はよくあります。
しかし、ほんのちょっと見方を変えたりするだけで、魚が釣れやすくなったりするのもです。
そんな釣れないときにこそ思い返したい「魚を釣るための3つのヒント」。
魚を釣るためのたった3つのヒントPart.1
魚釣りをしていると、「いくらキャストしても釣れない...」という状況はよくあります。
ですが、ほんのちょっと見方を変えたりするだけで、魚を釣ることができるかもしれません。
ということで、魚を釣るための3つのヒントを3回に分けて紹介します。
※ルアーフィッシングをベースとし、魚種の枠を取り払って紹介します。今回紹介することが自分の釣りに当てはまるのかな?どうかな?と考えながら、取捨選択していただければと思います。
「そこには本当に魚がいますか?」
出典・photoAC
魚がいなかったら釣れないのは当たり前でしょ?と思われるかもしれませんが、意外と見落としてしまいがちなんです。
例えば、空を見上げれば必ず鳥が飛んでいるわけではありませんよね?
それと同じように、水があるからといって、そこに魚がいるとは限りません。
魚がいればテクニックがなくても案外釣れる
釣り堀や管理釣り場などを考えてみてください。
自然のフィールドよりも確実に釣れやすく、初心者に魚釣りの楽しさを感じて欲しいとなったら、管理釣り場や釣り堀を選びますよね。
どうして“釣れやすい”のか?
それは、確実に「魚がいるから」です。
逆を言えば、自然のフィールドで魚を釣るには、魚がいるポイントに行く必要があります。
魚がいるかどうかを見極める
出典・photoAC
自分の目や耳など五感をフルに頼ってフィールドを観察しましょう。
釣り場には、魚がいるかどうかを見極めるヒントが沢山隠れています。
●小魚がいるかどうか
表層や水中、見えるところに小魚がいれば、それをエサとする中型・大型の魚もいる可能性が高いです。
小魚がいなければ、それをエサとする魚もいない可能性が高いです。
●鳥がいるかどうか?
サギや海鳥などは、「自然の魚探」と言えます。
船で回遊魚を狙う場合、「鳥山」を探してそこを目指しますよね。
あれは、大型の魚に追われて海面に浮上した小魚を、海鳥が食べようと群れている状態なんです。
彼らがフィールドにいなければ、小魚も少ない・いない可能性があります。
鳥のいるところには小魚と、それを狙う大型魚もいる可能性が高いということです。
これは海水・淡水問わず言えることです。
●風は吹いてるか?潮は動いてるか?
風は水中に酸素を送り、潮は小魚のエサになるプランクトンを運びます。
それらがない状況では、魚がいない、もしくはいてもやる気がない可能性が高いです。
●周り釣り人は釣れているか?
そこが誰も知らない穴場ポイントという場合は別として、魚が多い「良い釣り場」の場合は、たいてい他の釣り人の方がいます。
そんな中釣り人がいなかったり、いても釣れていない場合は、その場所は状況が良くないのかもしれません。
●水の色は?
水の濁り具合は魚のコンディションに大きく影響します。
海であれば赤潮、淡水であればアオコは、魚に悪影響を与える恐れがあります。
そういった濁りがあるポイントでは、魚を釣るのは難しくなります。
●魚がいないと思ったら
いさぎよくポイントを移動しましょう。
その場で粘っても良いのは、の賃落ち魚が入ってくるという確かな情報があったり、撒き餌など魚を寄せる手段を持っている場合だけ。
撒き餌は魚を寄せることができますが、ルアーメインで釣りをしていたら持っていないことがほとんど。
ならば、いさぎよくポイントを移動した方が、魚に出会える可能性も高くなります。
魚がいるかどうかを情報で判断する
出典・photoAC
出向く釣り場の情報収集はとても大事です。
漁師さんなど、漁獲量が自分の生活と直結している方々は情報収集に余念がありません。
常に移動を続ける回遊魚を狙うには、回遊ルートやタイミングなどを、シーズンごとの膨大なデータや同業者同士の情報共有など、あらゆる情報を駆使して魚の居場所を探します。
そんな限られたポイントを、一般のアングラーが導き出すのはとても難しい。
ですが、地元の釣具店、仲間内、釣り新聞、釣船の釣果ブログ、航空写真などで、釣果情報や実績のあるエリアなどを下調べすることはできます。
ある程度の当たりを付けてポイントに行くことはムダではありません。
魚を釣るという経験をする
魚釣りが上手な人は「魚を沢山釣った経験をしている」。
当然のようにも聞こえますが、はじめから釣りが上手だったわけではなく、魚がたくさん釣れるタイミングだったり、魚がたくさん釣れるポイントに通ったから、「魚をたくさん釣る」経験ができたんです。
魚を釣るという経験は、魚釣りの上達においてとても重要。
魚とのやり取りや、魚のアタリを知るためには、魚を釣るという経験をたくさん積むしかありません。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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