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2024年07月02日
超危険!釣り場にひそむ落水リスク
釣りは魚や自然とふれあうことができる素敵な体験であり時間です。
ですが、普段から通っている釣り場にも落水の危険が潜んでいます。
今回は、安全に楽しく釣りをするために、釣り場における落水のリスクを紹介します。
釣り場に潜む落水リスク
出典・photoAC
水辺で行う釣りにとって、“落水”は必ずつきまとう危険です。
落水と聞くとボートや船からの落水をイメージするかもしれませんが、陸からの釣りにも様々な落水リスクが潜んでいます。
陸からの釣りではどんな場所に落水の危険があるのかを、いくつか例として紹介します。
危険を知って予防・対策をしっかりしましょう。
![](https://www12.a8.net/0.gif?a8mat=3BBSPU+6TW1MA+3HPA+60WN5)
テトラポットからの落水
出典・photoAC
テトラポット・消波ブロックの上は非常に危険です。
テトラ(消波ブロック)の上はとても滑りやすく、常に転倒や落水と隣り合わせの場所です。
高さのあるテトラから落水してしまうと、自分の力で這い上がるのも、引き上げるのも困難。
また、テトラは「波を消す」ためのものなので、「人が乗ること」を前提として作られていません。
なので、テトラは崩れたり壊れたりする危険があることを知っておきましょう。
堤防からの落水
出典・photoAC
堤防では階段、這い上がれるところの確認をしましょう。
堤防は海面まで数メートル以上離れています。
例えたった1メートル程度の堤防でも、落水したら自力で這い上がるのまず不可能です。
ライフジャケットの着用はもちろん、万が一落水してしまったときのために、這い上がれる場所を確認しましょう。
![](https://www13.a8.net/0.gif?a8mat=3BBRXH+W5FG2+2HOM+BS629)
磯での落水・波にさらわれる
出典・photoAC
磯では最大限の注意が必要です。
注意が必要なのはどんな釣り場にも言えることですが、磯では最大限の注意をしましょう。
磯は常に転倒・怪我・落水(波にさらわれる)といった危険と隣り合わせの場所です。
足場が悪い磯では、転倒すれば足を挫くだけでなく、鋭利な岩肌で体を切ったりする危険もあります。
また、突然の高波に襲われる危険もあります。
磯でのライフジャケットは必ず浮力材内蔵式のベストタイプを選び、股ベルトをしっかりつけましょう。
磯場は滑りやすいのでスパイクシューズも必須。
岩で肌を切らないために、肌の露出を抑えた服装を心がけましょう。
磯場についたらまずは、大きい波が来ないかを確認するために、波の周期を観察しましょう。
足場が濡れているところがあれば、そこまで波が来た証拠です。
とても滑りやすくなっているので、足場の濡れているところに立ってはいけません。
滑って落水(斜め護岸・岩)
出典・photoAC
川・湖・野池などで良く見かける斜め護岸も滑りやすい場所です。
雨で濡れたり、水に浸かっているいる部分は特に滑りやすくなっています。
また、コケで覆われている面に一度足をとられてしまうと、一気に水の中に吸い込まれます。
そして、水中の護岸はその殆どがコケで覆われている為、自力で這い上がるのは困難です。
斜め護岸同様、濡れた岩や土の上も大変滑りやすい場所です。
雨天時だけでなく、雨上がり、朝露でも滑る事がありますので注意しましょう。
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3BBRXH+W5FG2+2HOM+BS629)
川の流れに足を取られる
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一見緩やかに流れているように見えても、実は流れ(力)が強く、釣り人の足などいとも簡単にすくってしまいます。
流れの強さにもよりますが、川に立ち入って釣りをする際はライフジャケットの着用しましょう。
また、膝上より深い場所へ入る事はできるだけ避けましょう。
川は今立っている場所で雨が降っていなくても、上流で雨が降っていると急に水かさが増えます。
ゲリラ豪雨や急な増水で中州に取り残されたり、鉄砲水にあったりと多くの危険が潜んでいる事を自覚しましょう。
ウェーディング時の転倒
出典・photoAC
ウェーディングでの転倒は死につながります。
ウェーダー(胴長靴)をはいての入水は常に転倒のリスクがつきまといます。
水の中は地形がわからないので、石につまずいたり、急深になっている所に落ちる危険もあります。
ウェーディングでの移動は基本すり足で、いつでも急深な地形(落とし穴)があるという認識でいましょう。
また、ウェーダーで転倒すると、ウェーダーの中に水が侵入し身動きが取れない事態に陥ってしまいます。
水の侵入を防ぐために、ウェーディングベルトをしっかりと締めましょう。
しかし、水が浸入しない事でウェーダーが浮輪のようになり、下半身だけを持ち上げます。
下半身が持ち上がるという事は上半身が水に浸かり続けるという事に。
なので、ライフジャケットがなければ確実に溺れてしまいます。
サーフではウェーディングをせず、汽水域や河口でのウェーディングでは、潮位の変化にも気をつけましょう。
自分は平気が一番危険
今回は、陸からの釣りに潜んでいる落水のリスクを紹介しました。
ただ、今回紹介したのは一例であり、釣り場における落水のすべてのケースではありません。
釣り場はいつ水難事故におかしくない場所です。
落水の危険があることを自覚することが、落水事故を回避するための最初のステップです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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夏はリールトラブルに要注意!
最近の夏は、釣り人にとって過酷な季節ですよね。
そしてその暑さによって、大きな負担がリールにも掛かります。
今回は夏のリールトラブルとその対処法を紹介します。
暑さでリールが・・・
最近の夏って30℃以上は当たり前で本当に暑いですよね。
そんな暑さの中で釣りをするのはとても大変ですが、釣り人同様、リールにとっても過酷な季節なんです。
いつも通り使っていても、「いきなり不具合が・・・」なんてことも。
そこで今回は、夏に気をつけたいリールトラブルと、その対処法を紹介します。
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=3BBRXH+W5FG2+2HOM+656YP)
@オイルの流出
まず気をつけないといけないのが、暑さによる“オイルの流出”です。
他の季節に比べて速いペースでオイルが切れてきます。
オイルは主にベアリングに用いられていて、オイルが切れてくると巻き心地が悪くなったり、ラインローラーの動作不慮を招きます。
オイルが切れた状態で使っていると、ベアリングや周辺のパーツが摩耗してしまうので、こまめにメンテナンスを行いましょう。
Aグリスの流出
出典・photoAC
グリスは主にドラググリスとギアグリスの2種類があります。
ドラググリスは、その名の通りドラグに入っているもので、高い気温とドラグ作動時の摩擦でかなりの高温になります。
ドラググリスが切れてしまうと、ドラグ内に入っているフェルトやカーボンのワッシャーが極端に摩耗し、ドラグの動作不良に繋がってしまいます。
ドラググリスを補充する際は、たっぷり塗布しましょう。
続いて、ギアグリスとはボディ内部のドライブギアやピニオンギアを保護しているグリスです。
このギアグリスが流れてしまうと、ギア同士がグリスを介さずに噛んでしまうので、急速にギアの摩耗が進みます。
そうすると、ハンドルを巻いたときに決まった位置でゴロゴロ感が出ます。
近年のリールは防水性能が高くなっているので、外部からの注油が出来ません。
なので、定期的なオーバーホールに出すことが唯一の対策になります。
![](https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3BBRXH+W5FG2+2HOM+BS629)
B塩噛み
出典・photoAC
海釣りで特に注意が必要なのが“塩噛み”です。
暑いことで水分の蒸発が早くなり、塩噛みの原因となる“塩の結晶か”が早く進みます。
近年のリールは防水機構の進化のおかげで塩噛みすることは少なくなっています。
とはいえ、できれば釣りが終わってすぐに水洗いするようにしましょう。
車内放置は厳禁です!
真夏の車内は、たった数十分で40℃以上に、1時間も経てば50℃にもなるようです。
そんな暑い車内に、リールを積みっぱなしにするのは絶対にNG!
なるべく風通しの良い場所か日陰で、保管するようにしましょう。
トラブルが起きやすいと言っても、ちゃんと気をつけていれば問題はありません。
オイル、グリス、塩噛みに気をつけながら夏の釣りを楽しみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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