新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2020年07月03日
特徴的なアタマを持ったシュモクザメ!その生態は?
こんにちは、くさふぐです。
当ブログへご来店ありがとうございます。
特徴的なアタマを持つシュモクザメ。アタマがハンマー(T型)に見えることから、ハンマーヘッドシャークと呼ばれている。
そんなシュモクザメについて見ていきたいと思います。
シュモクザメは、メジロザメ目シュモクザメ科シュモクザメ属のサメの総称です。
出典・photoAC
和名:シュモクザメ 英名:Hammerhead Shark 学名:Sphyrnidae
シュモクザメと呼ばれる理由は、頭部が鐘や半鐘を打ち鳴らす「撞木(しゅもく)」に似ているから。
ハンマーヘッドシャークと呼ばれる理由も、アタマがハンマーに見えるということから付けられています。
それだけ特徴的なアタマの形をしているということですね。
1番特徴的なのはやはり頭部の形でしょう。見た目的に他のサメと見間違えることはまずありません。
どうしてT字型の頭部になったのかというと、「捕食のために特化した」とされる説が有力です。
サメの鼻先には『ロレンチーニ器官』というものがあり、これが捕食の際に重要になってきます。
ロレンチーニ器官はセンサーの役割を果たし、海中にいる生物が放つ微弱な電流をキャッチします。シュモクザメは他のサメと比べてこの能力が非常に高く、砂の中に隠れているアカエイを見つけられるほど。
頭を振り回して獲物を探すんですが、少しでも広い範囲を探せるように頭部がこの形になったのではないか、といわれています。
目も、アタマの両端に付いているので視野も広がり、ロレンチーニ器官とあわせて獲物を探すことが出来る。
捕食の時にもう1つ大事になるのが、獲物との距離感です。
アタマの両端に出っ張るように付いているそれぞれの目で獲物を見ることにより、遠近感を正確に感じることが出来ます。
遠近感を正確に計ることが出来ることで、的確に獲物にかみつくことが可能になります。
頭部は、武器としての役割もあります。
平たい頭部を使い、エイを上から押さえつけ、逃げられないようにして弱らせる。
ほとんどのサメは、ロレンチーニ器官のある鼻先は弱点になるんですが、シュモクザメは進化の過程で武器にしてしまったわけです。
一見するとおかしな頭部に見えますが、高感度のセンサー、遠近感の正確性、獲物を押さえつける武器。実は捕食者として理にかなった進化なのかもしれません。
シュモクザメという呼び方は、シュモクザメ科の総称になります。あくまで総称であり9種類のサメがシュモクザメ科とされています。
種類としては、アカシュモクザメ、シロシュモクザメ、ヒラシュモクザメ、インドシュモクザメ、ウチワシュモクザメ、ナミシュモクザメなど9種類います。
日本で確認されるのは、アカシュモクザメ、シロシュモクザメ、ヒラシュモクザメです。
日本では特に目撃例が多いサメです。
体長は最大で4メートルほど。体重は最大150kgくらい。寿命は30年以上とされている。頭部は湾曲していてゴツゴツし、中央にくぼみがある。
日本近海では最も個体数が多く、比較的浅い沿岸で暮らしている。海水浴場などの浅瀬で目撃されることも多い。
サメの中では珍しく、数百匹の群れを形成することもある。
基本的には大人しい性格をしている。
体長は最大で5メートルほど。頭部は湾曲しているが、ゴツゴツしていなくて中央のくぼみもない。
外洋性のため、ダイビングなどを除き、人と遭遇することは少ない。
定置網などにかかるため、漁師さんにとっては好ましくない存在。
体長は最大で6メートルにもなり、英名ではグレート・ハンマーヘッドと呼ばれている。頭部はわりと真っ直ぐしている。
外洋性で個体数も少ないため、人と遭遇することは少ないが、人間にとってはかなり危険なサメ。
他のシュモクザメと違い群れを作らないとされています。
シュモクザメは、自分よりも小さい生き物だったら何でも食べます。
小魚はもちろん、エビ・カニなどの甲殻類、タコ・イカなどの軟体動物など様々な生き物を食べます。
特に大好物なのがエイ。エイを食べるために特徴的な頭部に進化したのかもしれませんね。
シュモクザメは、獰猛な人喰いザメとされていますが、基本的にはおとなしい性格のサメです。
臆病な性格のため、小型(全長1.5メートル以下)なら積極的に人間を襲うことはほとんどありません。
1982年8月に天草郡の羽干島付近で、家族でヨットで海に出て泳いでいた女子中学生がサメに襲われて死亡した事故が起きています。この事故は、シュモクザメの仕業とされています。
基本的に海底にいるエサを探していて、臆病でおとなしい性格でもあるため、海面にいる中学生ほどの大きさの人間を積極的に襲うかは疑問に思うところがあります。
ただ、ヒラシュモクザメは最大で6メートルにもなり、体重は450kgにまで成長するので、人にとってはとても危険なサメになります。
どちらにせよ、むやみに近づかないのが大事です。ダイビングなどでシュモクザメを見つけても、絶対に刺激をしないようにしましょう。大人しいサメだとしても暴れ出したら手に負えないのは確かですからね。
出典・photoAC
シュモクザメは、サメの中では珍しく群れを作って行動します。(ヒラシュモクザメは群れを作らないとされている。)
日本では、静岡県の神子元島付近の海で観察できるみたいです。
どうして群れを作るのかはわかっていません。
シュモクザメの繁殖は、胎生で10〜30匹ほどの稚魚を産みます。妊娠期間は9〜10ヶ月くらい。
比較的安全な浅い海で稚魚は産み落とされますが、他のサメに食べられたりすることも多く生き残るのはわずかだけ。
シュモクザメは、日本でも多くの水族館で見ることが出来ます。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
当ブログへご来店ありがとうございます。
特徴的なアタマを持つシュモクザメ。アタマがハンマー(T型)に見えることから、ハンマーヘッドシャークと呼ばれている。
そんなシュモクザメについて見ていきたいと思います。
シュモクザメとは?
シュモクザメは、メジロザメ目シュモクザメ科シュモクザメ属のサメの総称です。
出典・photoAC
和名:シュモクザメ 英名:Hammerhead Shark 学名:Sphyrnidae
シュモクザメと呼ばれる理由は、頭部が鐘や半鐘を打ち鳴らす「撞木(しゅもく)」に似ているから。
ハンマーヘッドシャークと呼ばれる理由も、アタマがハンマーに見えるということから付けられています。
それだけ特徴的なアタマの形をしているということですね。
シュモクザメの特徴
1番特徴的なのはやはり頭部の形でしょう。見た目的に他のサメと見間違えることはまずありません。
どうしてT字型の頭部になったのかというと、「捕食のために特化した」とされる説が有力です。
獲物を探す
サメの鼻先には『ロレンチーニ器官』というものがあり、これが捕食の際に重要になってきます。
ロレンチーニ器官はセンサーの役割を果たし、海中にいる生物が放つ微弱な電流をキャッチします。シュモクザメは他のサメと比べてこの能力が非常に高く、砂の中に隠れているアカエイを見つけられるほど。
頭を振り回して獲物を探すんですが、少しでも広い範囲を探せるように頭部がこの形になったのではないか、といわれています。
目も、アタマの両端に付いているので視野も広がり、ロレンチーニ器官とあわせて獲物を探すことが出来る。
捕食の時にもう1つ大事になるのが、獲物との距離感です。
アタマの両端に出っ張るように付いているそれぞれの目で獲物を見ることにより、遠近感を正確に感じることが出来ます。
遠近感を正確に計ることが出来ることで、的確に獲物にかみつくことが可能になります。
アタマは武器にもなる?
頭部は、武器としての役割もあります。
平たい頭部を使い、エイを上から押さえつけ、逃げられないようにして弱らせる。
ほとんどのサメは、ロレンチーニ器官のある鼻先は弱点になるんですが、シュモクザメは進化の過程で武器にしてしまったわけです。
一見するとおかしな頭部に見えますが、高感度のセンサー、遠近感の正確性、獲物を押さえつける武器。実は捕食者として理にかなった進化なのかもしれません。
シュモクザメの種類
シュモクザメという呼び方は、シュモクザメ科の総称になります。あくまで総称であり9種類のサメがシュモクザメ科とされています。
種類としては、アカシュモクザメ、シロシュモクザメ、ヒラシュモクザメ、インドシュモクザメ、ウチワシュモクザメ、ナミシュモクザメなど9種類います。
日本で確認されるのは、アカシュモクザメ、シロシュモクザメ、ヒラシュモクザメです。
アカシュモクザメ特徴
日本では特に目撃例が多いサメです。
体長は最大で4メートルほど。体重は最大150kgくらい。寿命は30年以上とされている。頭部は湾曲していてゴツゴツし、中央にくぼみがある。
日本近海では最も個体数が多く、比較的浅い沿岸で暮らしている。海水浴場などの浅瀬で目撃されることも多い。
サメの中では珍しく、数百匹の群れを形成することもある。
基本的には大人しい性格をしている。
シロシュモクザメの特徴
体長は最大で5メートルほど。頭部は湾曲しているが、ゴツゴツしていなくて中央のくぼみもない。
外洋性のため、ダイビングなどを除き、人と遭遇することは少ない。
定置網などにかかるため、漁師さんにとっては好ましくない存在。
ヒラシュモクザメの特徴
体長は最大で6メートルにもなり、英名ではグレート・ハンマーヘッドと呼ばれている。頭部はわりと真っ直ぐしている。
外洋性で個体数も少ないため、人と遭遇することは少ないが、人間にとってはかなり危険なサメ。
他のシュモクザメと違い群れを作らないとされています。
シュモクザメの食べ物
シュモクザメは、自分よりも小さい生き物だったら何でも食べます。
小魚はもちろん、エビ・カニなどの甲殻類、タコ・イカなどの軟体動物など様々な生き物を食べます。
特に大好物なのがエイ。エイを食べるために特徴的な頭部に進化したのかもしれませんね。
人への危険性
シュモクザメは、獰猛な人喰いザメとされていますが、基本的にはおとなしい性格のサメです。
臆病な性格のため、小型(全長1.5メートル以下)なら積極的に人間を襲うことはほとんどありません。
1982年8月に天草郡の羽干島付近で、家族でヨットで海に出て泳いでいた女子中学生がサメに襲われて死亡した事故が起きています。この事故は、シュモクザメの仕業とされています。
基本的に海底にいるエサを探していて、臆病でおとなしい性格でもあるため、海面にいる中学生ほどの大きさの人間を積極的に襲うかは疑問に思うところがあります。
ただ、ヒラシュモクザメは最大で6メートルにもなり、体重は450kgにまで成長するので、人にとってはとても危険なサメになります。
どちらにせよ、むやみに近づかないのが大事です。ダイビングなどでシュモクザメを見つけても、絶対に刺激をしないようにしましょう。大人しいサメだとしても暴れ出したら手に負えないのは確かですからね。
シュモクザメの生活
出典・photoAC
シュモクザメは、サメの中では珍しく群れを作って行動します。(ヒラシュモクザメは群れを作らないとされている。)
日本では、静岡県の神子元島付近の海で観察できるみたいです。
どうして群れを作るのかはわかっていません。
シュモクザメの繁殖は、胎生で10〜30匹ほどの稚魚を産みます。妊娠期間は9〜10ヶ月くらい。
比較的安全な浅い海で稚魚は産み落とされますが、他のサメに食べられたりすることも多く生き残るのはわずかだけ。
シュモクザメは、日本でも多くの水族館で見ることが出来ます。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
タグ:サメ
2020年06月15日
魚類最大の魚!ジンベエザメの生態解剖!
こんにちは、くさふぐです。
当ブログへご来店ありがとうございます。
画像引用・photoAC
魚類最大の魚であるジンベエザメ。水族館などでも人気な魚です。大人もこどもも大好きなジンベエザメ。そんなジンベエザメの生態を見ていきたいと思います。
画像引用・photoAC
和名:ジンベエザメ 学名:Rhincodon typus 英名:Whale shark
ジンベエザメは世界で一番大きな魚。平均的なサイズは、5.5メートル〜10メートルぐらいで、12メートルを超える個体も確認されています。
世界中の温帯から熱帯の沿岸から外洋に生息する、世界最大の魚類。
背中の斑点が”甚兵衛羽織”に似ていることから、ジンベエザメと名付けられました。
ジンベエザメは、ワシントン条約(CITES)の付属書Uに掲載されている。また、国際自然保護連合(IUCN)は、レッドリストで、絶滅の危険が増大している種(Vulnerable)としてる。
画像引用・photoAC
ジンベエザメはとても大人しい魚で、主に動物性の小さなプランクトンを食べています。
大きな口を開けて、海水ごと吸い込んで食べる。
ただ、学術誌「Ecological Monographs」誌に掲載された研究によると、ほぼ動物性の食事しかしないとされていたが、植物や藻類なども食べる雑食性だということがわかっている。
画像引用・photoAC
ジンベエザメの主な生息地は、熱帯や亜熱帯のあたたかい海に住んでいます。
基本的にジンベエザメは海の深いところではなく、海の表層に生息しています。その理由は温度の関係にあります。
ジンベエザメの行動パターンに関するデータの研究によると、
ジンベエザメは、60%の時間を日光が当たるあたたかい所で過ごしていることがわかったのです。
あたたかい所が好きなジンベエザメも、深海まで行かなければならないときがあります。
それは、「エサを探しに行くとき」です。
ジンベエザメは水深500メートルまで潜ることが出来ます。
ただ、一気に500メートルも潜っていくと、水温の変化が激しいです。20度近く水温が変わることもあります。
冷たい水温に耐えるために、約60%の時間をあたたかい所で過さないといけないわけです。
十分に体をあたためてから、エサを探しに深海へ潜っていくわけです。また、熱を蓄えるために体が大きくなったとされています。
画像引用・photoAC
ジンベエザメは、エネルギーの節約が上手な魚です。
ジンベエザメは、エサを求めて長い距離を泳ぐことがあります。
エサを探して500メートルも潜らなければならなかったり、外洋における食物の豊富さは場所によって様々です。
深海にエサを探しに行くときは、ゆっくりと体を傾けて、重力に任せて沈むように潜っていきます。
冷たい海が苦手なジンベエザメは、できるだけエネルギーを使いたくない。
そのため、沈んでいくように深海に潜っていきます。
無駄な動きをなくして、ゆっくり泳ぐことはエネルギーを節約するのにとても理にかなっています。
オーストラリアのチームたちも、ジンベエザメがこのように泳ぐ理由はエネルギーを節約するためと結論付けました。
ジンベエザメの泳ぎ方は、普通に泳いだときと比べると約30%もエネルギーが節約できるそうです。
画像引用・photoAC
1995年に台湾で得られたジンベエザメのおなかから、約300尾の赤ちゃんが見つかりました。
この発見で、ジンベエザメは卵胎生の魚であることが判明。
卵胎生とは、卵をお腹の中でふ化させてこどもを産む生き物のこと。
発見されたジンベエザメの赤ちゃん達は、大きさが約60センチほどで完全な個体となっていた。
しかし、妊娠期間はどれくらいなのか?いつどこで出産するのか?赤ちゃんがどのように育つのか?
これらについては謎のままです。
ジンベエザメは不思議な魚ですね。
ジンベエザメについて調べれば調べるほど不思議な魚と言うことがわかりましたね。色々研究されてわかっていることもあるけど、きっとわからないことの方が多いんだと思います。
水族館で人気者の魚で、ダイバーにとっても人気の魚ですが、謎の多い魚ですね。なんたって、あのNASAもジンベエザメの謎を解明しようとしているくらいですから。
その不思議さが世界中の人たちを魅了している要因の1つかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
当ブログへご来店ありがとうございます。
画像引用・photoAC
魚類最大の魚であるジンベエザメ。水族館などでも人気な魚です。大人もこどもも大好きなジンベエザメ。そんなジンベエザメの生態を見ていきたいと思います。
ジンベエザメはどんな魚?
画像引用・photoAC
和名:ジンベエザメ 学名:Rhincodon typus 英名:Whale shark
ジンベエザメは世界で一番大きな魚。平均的なサイズは、5.5メートル〜10メートルぐらいで、12メートルを超える個体も確認されています。
世界中の温帯から熱帯の沿岸から外洋に生息する、世界最大の魚類。
背中の斑点が”甚兵衛羽織”に似ていることから、ジンベエザメと名付けられました。
ジンベエザメは、ワシントン条約(CITES)の付属書Uに掲載されている。また、国際自然保護連合(IUCN)は、レッドリストで、絶滅の危険が増大している種(Vulnerable)としてる。
ジンベエザメは何を食べるの?
画像引用・photoAC
ジンベエザメはとても大人しい魚で、主に動物性の小さなプランクトンを食べています。
大きな口を開けて、海水ごと吸い込んで食べる。
ただ、学術誌「Ecological Monographs」誌に掲載された研究によると、ほぼ動物性の食事しかしないとされていたが、植物や藻類なども食べる雑食性だということがわかっている。
ジンベエザメはあたたかい海が好き
画像引用・photoAC
ジンベエザメの主な生息地は、熱帯や亜熱帯のあたたかい海に住んでいます。
基本的にジンベエザメは海の深いところではなく、海の表層に生息しています。その理由は温度の関係にあります。
ジンベエザメの行動パターンに関するデータの研究によると、
ジンベエザメは、60%の時間を日光が当たるあたたかい所で過ごしていることがわかったのです。
あたたかい所が好きなジンベエザメも、深海まで行かなければならないときがあります。
それは、「エサを探しに行くとき」です。
ジンベエザメは水深500メートルまで潜ることが出来ます。
ただ、一気に500メートルも潜っていくと、水温の変化が激しいです。20度近く水温が変わることもあります。
冷たい水温に耐えるために、約60%の時間をあたたかい所で過さないといけないわけです。
十分に体をあたためてから、エサを探しに深海へ潜っていくわけです。また、熱を蓄えるために体が大きくなったとされています。
ジンベエザメは節約上手
画像引用・photoAC
ジンベエザメは、エネルギーの節約が上手な魚です。
ジンベエザメは、エサを求めて長い距離を泳ぐことがあります。
エサを探して500メートルも潜らなければならなかったり、外洋における食物の豊富さは場所によって様々です。
深海にエサを探しに行くときは、ゆっくりと体を傾けて、重力に任せて沈むように潜っていきます。
冷たい海が苦手なジンベエザメは、できるだけエネルギーを使いたくない。
そのため、沈んでいくように深海に潜っていきます。
無駄な動きをなくして、ゆっくり泳ぐことはエネルギーを節約するのにとても理にかなっています。
オーストラリアのチームたちも、ジンベエザメがこのように泳ぐ理由はエネルギーを節約するためと結論付けました。
ジンベエザメの泳ぎ方は、普通に泳いだときと比べると約30%もエネルギーが節約できるそうです。
ジンベエザメは赤ちゃんを生む?
画像引用・photoAC
1995年に台湾で得られたジンベエザメのおなかから、約300尾の赤ちゃんが見つかりました。
この発見で、ジンベエザメは卵胎生の魚であることが判明。
卵胎生とは、卵をお腹の中でふ化させてこどもを産む生き物のこと。
発見されたジンベエザメの赤ちゃん達は、大きさが約60センチほどで完全な個体となっていた。
しかし、妊娠期間はどれくらいなのか?いつどこで出産するのか?赤ちゃんがどのように育つのか?
これらについては謎のままです。
ジンベエザメは不思議な魚ですね。
まとめ
ジンベエザメについて調べれば調べるほど不思議な魚と言うことがわかりましたね。色々研究されてわかっていることもあるけど、きっとわからないことの方が多いんだと思います。
水族館で人気者の魚で、ダイバーにとっても人気の魚ですが、謎の多い魚ですね。なんたって、あのNASAもジンベエザメの謎を解明しようとしているくらいですから。
その不思議さが世界中の人たちを魅了している要因の1つかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
タグ:魚
2020年05月13日
山菜採りで気をつけたいマナーと危険
こんにちは、くさふぐです。
当ブログへご来店ありがとうございます。
春になり北海道や東北では、雪どけがすすみ本格的な山菜のシーズンが到来。待ちわびた春の恵みだが、山菜採りは危険と隣り合わせです。毎年のように、遭難や滑落、クマに襲われるなど被害が発生しています。山菜と間違えて毒草を採取し、食べてしまうといった死亡事故も起きているので注意が必要です。
山に自生する山菜は、栽培される野菜とは違い収穫量が少なく、地域や季節によって採取できる山菜が違います。
土地勘の無い人が単独で気軽に山に入るのはとても危険。
慣れた人であっても、毎年のように遭難や滑落、クマに襲われるなどの被害が出ているからです。山菜と間違えて毒草を食べてしまうケースもあります。
北海道警察のデータで、平成31年から過去5年間で遭難発生件数は409件、遭難者数は448名と出ています。
画像引用・北海道警察
山菜別の遭難件数で見ると、タケノコ採りが218件と約50%を占めています。
画像引用・北海道警察
遭難した原因としては、方向見失いが321件と圧倒的に多いです。
画像引用・北海道警察
山菜採りに慣れている人でも簡単に遭難してしまうのがわかります。
・入山場所と予定を家族等に伝えておく
必ず入山場所と予定を伝えておきましょう。「自分だけの秘密の場所だから」では行き先がわからないので、捜索などが遅れてしまいます。また、帰宅時間も伝えておきましょう。
・単独での入山を避ける
単独での入山は避けて、複数人で入山しましょう。万が一ケガをしたり迷ったときに一人では救助要請できないことがあります。お互いの位置を確認しながら行動しましょう。
ラジオや音楽などをかけて、聞こえる範囲内で行動すると比較的安全です。
・服装は目立つ色で
目立つ色の服装をしておくことで、発見しやすくなります。
また、山の天気は変わりやすいので、雨具や防寒具を携行しましょう。
・山奥や、急斜面には入らない
山奥に入ると遭難しやすくなります。また、急斜面では滑落の危険があります。
・携帯電話や笛を携行する
非常時の連絡手段として、携帯電話を持ちましょう。
また、笛があると自分の居場所を知らせることが出来ます。
アメやチョコレート、ビスケットなどは非常食の代わりになるので携帯しましょう。
・落ち着いて行動する
迷ったときは、むやみに歩き回らず、体力の消耗を抑えて、発見されやすい視界が開けた場所にいましょう。
・クマなどの野生動物に注意する
山にはクマだけでなく、イノシシなど他の動物も多く生息しています。動物を見つけた際は遠くから見るだけにして、触ろうとしたり餌付けは絶対にやめましょう。
クマと出くわしてしまったときのために、熊よけスプレーを携帯しておくことをおすすめします。
・私有地か否かを確認する
当然ですが、山林には所有者がいます。断り無く入り込んで山菜を採った場合は、不法侵入や窃盗です。私有地であっても、所有者の好意で解放されていることもありますが、部分的に立ち入り禁止になっている場合などあるので注意しましょう。
基本的には、国の土地である国有林を利用することになります。どちらにしろ事前に確認をとることが大事です。
・一つの場所・株から取り過ぎない
同じ場所から大量にとったり、株を引き抜いたりするのはやめましょう。山菜によっては非常に枯れやすいものもあるため、植物の生息数に気を配り、できるだけ成長に影響が無いように採取しましょう。
・食べる分だけ採る
必要以上に採ってしまうと、株が枯れてしまう可能性があります。そうなっては、次の年から採取することが出来なくなってしまいます。
自分や家族で食べる分だけ採りましょう。
・むやみに木や枝・茎を折らない
枝が折れてしまうことで、簡単に枯れてしまう山菜もあります。故意に枝を折るのはやめましょう。
図鑑などで得た知識だけで、山菜を採るのは非常に危険です。見た目だけで判断するのが難しい山菜も沢山あるので、誤って毒草を食べてしまう危険があるからです。
出来れば、慣れている人に連れて行ってもらうのが良いでしょう。
今回紹介したことは最低限の知識です。山の中では、常に状況を読んで行動しなければなりません。
山になれていても山菜採りは危険がつきものです。自分の命を守るために、無理はせず、常に安全に気を配りましょう。
自然を壊してしまわないために、自分の命を守るために、ルールとマナーを守り山菜採りを楽しみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
当ブログへご来店ありがとうございます。
春になり北海道や東北では、雪どけがすすみ本格的な山菜のシーズンが到来。待ちわびた春の恵みだが、山菜採りは危険と隣り合わせです。毎年のように、遭難や滑落、クマに襲われるなど被害が発生しています。山菜と間違えて毒草を採取し、食べてしまうといった死亡事故も起きているので注意が必要です。
春を告げる山の恵み
山に自生する山菜は、栽培される野菜とは違い収穫量が少なく、地域や季節によって採取できる山菜が違います。
山菜採りは危険と隣り合わせ
土地勘の無い人が単独で気軽に山に入るのはとても危険。
慣れた人であっても、毎年のように遭難や滑落、クマに襲われるなどの被害が出ているからです。山菜と間違えて毒草を食べてしまうケースもあります。
北海道警察のデータで、平成31年から過去5年間で遭難発生件数は409件、遭難者数は448名と出ています。
画像引用・北海道警察
山菜別の遭難件数で見ると、タケノコ採りが218件と約50%を占めています。
画像引用・北海道警察
遭難した原因としては、方向見失いが321件と圧倒的に多いです。
画像引用・北海道警察
山菜採りに慣れている人でも簡単に遭難してしまうのがわかります。
遭難防止のアドバイス
・入山場所と予定を家族等に伝えておく
必ず入山場所と予定を伝えておきましょう。「自分だけの秘密の場所だから」では行き先がわからないので、捜索などが遅れてしまいます。また、帰宅時間も伝えておきましょう。
・単独での入山を避ける
単独での入山は避けて、複数人で入山しましょう。万が一ケガをしたり迷ったときに一人では救助要請できないことがあります。お互いの位置を確認しながら行動しましょう。
ラジオや音楽などをかけて、聞こえる範囲内で行動すると比較的安全です。
・服装は目立つ色で
目立つ色の服装をしておくことで、発見しやすくなります。
また、山の天気は変わりやすいので、雨具や防寒具を携行しましょう。
・山奥や、急斜面には入らない
山奥に入ると遭難しやすくなります。また、急斜面では滑落の危険があります。
・携帯電話や笛を携行する
非常時の連絡手段として、携帯電話を持ちましょう。
また、笛があると自分の居場所を知らせることが出来ます。
アメやチョコレート、ビスケットなどは非常食の代わりになるので携帯しましょう。
・落ち着いて行動する
迷ったときは、むやみに歩き回らず、体力の消耗を抑えて、発見されやすい視界が開けた場所にいましょう。
・クマなどの野生動物に注意する
山にはクマだけでなく、イノシシなど他の動物も多く生息しています。動物を見つけた際は遠くから見るだけにして、触ろうとしたり餌付けは絶対にやめましょう。
クマと出くわしてしまったときのために、熊よけスプレーを携帯しておくことをおすすめします。
山菜採りのマナー
・私有地か否かを確認する
当然ですが、山林には所有者がいます。断り無く入り込んで山菜を採った場合は、不法侵入や窃盗です。私有地であっても、所有者の好意で解放されていることもありますが、部分的に立ち入り禁止になっている場合などあるので注意しましょう。
基本的には、国の土地である国有林を利用することになります。どちらにしろ事前に確認をとることが大事です。
・一つの場所・株から取り過ぎない
同じ場所から大量にとったり、株を引き抜いたりするのはやめましょう。山菜によっては非常に枯れやすいものもあるため、植物の生息数に気を配り、できるだけ成長に影響が無いように採取しましょう。
・食べる分だけ採る
必要以上に採ってしまうと、株が枯れてしまう可能性があります。そうなっては、次の年から採取することが出来なくなってしまいます。
自分や家族で食べる分だけ採りましょう。
・むやみに木や枝・茎を折らない
枝が折れてしまうことで、簡単に枯れてしまう山菜もあります。故意に枝を折るのはやめましょう。
初心者が特に気をつけたいこと
図鑑などで得た知識だけで、山菜を採るのは非常に危険です。見た目だけで判断するのが難しい山菜も沢山あるので、誤って毒草を食べてしまう危険があるからです。
出来れば、慣れている人に連れて行ってもらうのが良いでしょう。
楽しく山菜採りをするために
今回紹介したことは最低限の知識です。山の中では、常に状況を読んで行動しなければなりません。
山になれていても山菜採りは危険がつきものです。自分の命を守るために、無理はせず、常に安全に気を配りましょう。
自然を壊してしまわないために、自分の命を守るために、ルールとマナーを守り山菜採りを楽しみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
タグ:山菜採り