2024年08月13日
台風の後はよく釣れる?!台風が釣果に与える影響って?
台風の季節。
つい最近もとんでもない台風が日本に上陸しましたね。
台風が来た後は、海は濁り、一見すると釣りをしにくい状況になります。
しかし、実は台風が来た後に、釣果が上向く魚もいます。
今回は、台風後に釣果が上向く魚を紹介します。
台風の後はよく釣れる?
出典・photoAC
強い風と雨で被害をもたらす台風。
台風とは、熱帯の海上で発生した低気圧のうち、10分間の最大風速が17.2m/s以上になったものをいいます。
台風の前後は魚が釣れやすいとは言いますが、台風後は海の環境が大きく変化しているので、基本的には多くの魚が釣れにくくなります。
台風の後に釣れやすくなる魚
台風の後は、基本的には多くの魚種が釣れにくくなります。
しかし、台風の後の方が釣れる魚もいます。
クロダイ(チヌ)
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クロダイは台風が来た後に釣れる魚の代表です。
クロダイは普段はとても警戒心が高く、浅いエリアにいるクロダイは釣るのはとても難しい。
しかし、台風によって起きた波の影響で堤防付近についているカニや貝などが剥がされ、それらを狙いにクロダイが堤防に寄ってきます。
さらに、台風後の海は濁っていたり、やや波が立っていることも多いので、クロダイの警戒心が薄れ狙いやすくなります。
シーバス
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シーバスもクロダイ同様、台風が来た後の海でもよく釣れる魚です。
シーバスも波などの影響で剥がれたカニや貝などの小型生物を捕食したり、巻き上げられた海底の生物も捕食しようとするので、活性が上がります。
台風後で海が濁っていたりやや荒れていたりすると、警戒心も薄くなり、通常よりも手軽に狙うことが出来ます。
台風後は釣りにくくなる魚
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続いて台風後には釣れにくくなる魚を紹介します
アオリイカやタコなどは、真水が嫌いなので大雨が降ったときは活性が著しく下がってしまいます。
遊泳力が弱く比較的穏やかな海を好むアジやイワシは、台風で荒れた海を嫌がり深場へ移動してしまうので、台風後に釣果を上げるのは難しいでしょう。
主に海底付近の砂地で生活しているヒラメやシロギスは、荒波の影響を非常に受けやすく、すぐに水深の深い場所へ逃げてしまいます。
サーフなどでヒラメ・シロギスを狙う場合は、台風が過ぎ去り海が落ち着き始める1週間後を目安に狙いましょう。
その他にも、根魚やハゼなども釣りにくくなります。
海の状況が元に戻る期間は?
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台風が来てから大体どれくらいで海の状態が元に戻るのかというと、最短でも3日かかると言われています。
地域にもよりますが、潮通しのいいところや流れが早いところでは、1日ほどで濁りがほぼなくなり元に戻ったように見えます。
しかし、底荒れをしている場合もあるので、台風後の翌日などに海底付近の魚を狙うのは難しいでしょう。
港などの潮の流れが悪い場所では海が元の状態に戻るのに通常よりも時間がかかる場合もあります。
それでも、1週間ほどあれば海は元の状態に戻るので、1週間以上待つ必要はないでしょう。
台風の接近中は水辺には近づかない
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台風が来る前や後では魚が釣れやすいとはいえ、通常より危険も高いので推奨は出来ませんが、安全管理を徹底すれば行うことはできます。
しかし、いくら釣果が上がりやすいからと言って台風接近中での釣りはとても危険。
なので、絶対に行わないようにしましょう。
台風前も魚が台風に備えて良くエサを食べるため釣りにおいては絶好の機会になります。
台風後も、濁りをうまく活用すれば普段は警戒心が高い魚でも、釣れやすくなります。
しかし、台風が来た後や来る前は波が高かったり堤防などでは、予想以上の波が来ることもあります。
また、強風や高潮などの影響もあるので、台風前後で釣りをする際は、無理をせずに安全第一で行いましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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