2024年05月17日
【変温動物】魚の適水温を知ろう!Part.1
魚は“変温動物”です。
1℃の水温変化にも敏感だったりします。
今回は、代表的な9種の海釣り対象魚の適水温をご紹介します。
Part.1は『シーバス、チヌ、ブリ、ヒラマサ』の4魚種!
狙う魚の適水温とポイントの水温を知れば、あなたの釣りが変わるかもしれませんよ。
水温って結構大事
出典・photoAC
魚は“変温動物”です。
人間よりも遥かに温度変化に敏感で、たった1℃の水温差でも、彼らの活性を大きく左右します。
同じポイント同じ時間帯でも、水温によっては釣れたり、全然釣れなかったり。
しかし、狙う魚の適水温とポイントの水温を知れば、彼らが今どこに居てどんな状態なのかを予測できるはずです。
また彼らの適水温を知ることで、ポイント選びや釣り方、アプローチの仕方も変わってくるでしょう。
Part.1の今回は、『シーバス、チヌ、ブリ、ヒラマサ』の4魚種の適水温を紹介します。
シーバスの適水温:14〜25℃
出典・photoAC
一般的にシーバスは、10〜25℃の間で活性すると言われています。
しかし、15℃以下では食い渋るという説もあります。
水温が上昇している間は特に活性が高まるので狙い目です。
ただ、水温がわずかでも低下すると活性も下がってしまいます。
例えば、水温が18℃あって暖かい水温で釣れそうに思えても、20℃から下がった状態の場合だと、思ったほど活性が高くないかもしれません。
チヌの適水温:15〜21℃
出典・photoAC
チヌが産卵のために浅場にくる「ノッコミ」の時期が、14〜15℃。
その水温になり始める頃に、活性も高くなり始めます。
一番活性が上がるのが、18℃程度という説も。
水温の低下が2〜3℃以上あると、活性が下がり食い渋るようです。
また、夏や冬の時期の水温が変化しやすい浅場では、釣れにくくなるみたいです。
ブリの適水温:16〜21℃
出典・photoAC
ブリの活性がもっとも高かくなる水温は、一般的に16℃程度と言われています。
西日本の温かい海域に居付くブリは、20℃前後の若干高めの水温でも活性が高いようです。
高知県の水産試験場による研究では、「水温12℃以下、24℃以上にはほとんど分布しなかった」との結果も出ているようです。
ヒラマサの適水温:18〜23℃
出典・photoAC
ヒラマサは18〜24℃の海域に多く見られます。
活性が高いのは産卵が盛んに行われる20℃前後の水温で、春の産卵前のヒラマサは特に活性が高くなります。
どの魚でも言えますが、産卵直後は活性が下がり、一般的にゴールデンウィークを境にルアーへのチェイスやバイトは減ってしまうようです。
適水温を知れば釣りが変わる!
魚が水温の変化に凄く敏感なことは言うまでもありません。
それもあり、釣行時に水温を計る釣り人も少なくないかもしれません。
魚種ごとに適水温は異なり、多くの魚が2〜3℃の水温低下で活性が下がってしまいます。
魚の適水温とポイントの水温を知ることで、釣りを最適化できるかもしれませんね。
また、釣行毎に水温を測って変化を記録してみると、釣果と水温の関係も見てくるかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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