2023年02月19日
桜餅は関東と関西でなぜ違う!?見た目や材料の違いについて解説!
桜餅とは桜色の生地であんこを包み、
塩漬けにした桜の葉を巻いた和菓子のことです。
春になると見かける、縁起の良いお菓子ですが
地域によって種類が違うのを知っていますか?
今回は関東風と関西風、2種類の桜餅の違いについて詳しく説明していきます。
目次
1.関東風と関西風の違い
クレープのような見た目の関東風
おはぎのような見た目の関西風
使われている葉に違いはある?
2.それぞれの名前の由来や歴史について
長明寺で売り出された関東風
道明寺粉を使った関西風
3.関東風と関西風の境界線はどこ?
4.まとめ
関東風と関西風の違い
桜餅には関東風と関西風があり、
見た目や使う材料に違いがあります。
それぞれの違いについてまとめました。
クレープのような見た目の関東風
引用:楽天市場
関東風の桜餅は、長命寺(ちょうめいじ)とも呼ばれています。
小麦粉で作った生地を薄く焼き、
こしあんを巻いたり挟んだりして作られています。
クレープのような見た目が特徴です。
桜もち 5個入(生菓子)熨斗・包装不可 | お取り寄せ ご自宅用 ご家庭用 お花見 さくら スイーツ 春 和菓子 関東風 焼き皮 桜餅 価格:1,080円 |
おはぎのような見た目の関西風
引用:楽天市場
関西風の桜餅は、道明寺(どうみょうじ)とも呼ばれています。
もち米を蒸して乾燥させ、
荒く挽いた道明寺粉とつぶあんで作ります。
おはぎのように、つぶつぶとした見た目と
もっちりとした食感が特徴です。
価格:3,423円 |
使われている葉に違いはある?
関東風も関西風にも、同じ桜の葉が使われています。
オオシマザクラという種類のもので
塩漬けにしたもを使用しています。
桜餅の時期になると、大型スーパーやインターネットショップなどで
購入することができます。
ポイント
桜の葉を巻く理由は
桜の香りをつけたり、お餅が乾燥するのを防いだりするためです。
桜の香りをつけたり、お餅が乾燥するのを防いだりするためです。
桜の葉には抗酸化作用や抗菌作用があるので、防腐の効果も期待できます。
桜餅の葉を食べる?食べない?
私は桜餅の葉を、お餅の部分と一緒に食べるのが好きなのですが
皆さんは食べる派ですか?食べない派ですか?
ちなみに、桜餅の葉は食べても問題ありません。
ただし食べないよう注意書きがあるときは控えるようにしてください。
葉をつけたまま食べると、お餅の甘みと葉の塩味を一緒に楽しめます。
その一方、葉をはがしてから食べると
桜餅そのものの味をより感じることができます。
私は桜餅の葉を、お餅の部分と一緒に食べるのが好きなのですが
皆さんは食べる派ですか?食べない派ですか?
ちなみに、桜餅の葉は食べても問題ありません。
ただし食べないよう注意書きがあるときは控えるようにしてください。
葉をつけたまま食べると、お餅の甘みと葉の塩味を一緒に楽しめます。
その一方、葉をはがしてから食べると
桜餅そのものの味をより感じることができます。
それぞれの名前の由来や歴史について
関東風と関西風の名前の由来や歴史についてまとめました。
長明寺で売り出された関東風
引用:長命寺桜もち HP
関東風長命寺の名前の由来は
東京都墨田区にある長命寺の門前で売り始めたからです。
江戸幕府8代将軍の徳川吉宗は、江戸に花見の名所をつくるため
隅田川沿いにたくさんの桜を植えました。
この桜の葉を活用するために作られたのが桜餅です。
1717年に長命寺の門前で
桜の葉の塩漬けを使った和菓子を売り出したのが始まりです。
隅田川沿いにたくさんの桜を植えました。
この桜の葉を活用するために作られたのが桜餅です。
1717年に長命寺の門前で
桜の葉の塩漬けを使った和菓子を売り出したのが始まりです。
考案者の山本新六が創業した長命寺桜もちというお店は
今でも東京都墨田区にあり、店内で食べることもできます。
道明寺粉を使った関西風
引用:楽天市場 富澤商店 道明寺粉
関西風道明寺の名前の由来は
道明寺粉が使われているからです。
道明寺粉は1000年以上前からあり
昔は非常食として使われていました。
現在では、桜餅の他にも
おはぎや肉団子の皮などに利用されています。
昔は非常食として使われていました。
現在では、桜餅の他にも
おはぎや肉団子の皮などに利用されています。
関西風の桜餅が初めて売り出されたのは1897年なので、
関東風よりも新しいものとなります。
道明寺粉(5割中粒) / 300g【富澤商店 クオカ TOMIZ cuoca】 価格:591円 |
関東風と関西風の境界線はどこ?
引用:ウェザーニュース
関東風と関西風の桜餅について説明してきましたが
皆さんの家の近くでは、どちらを見かけることが多いですか?
私は関東に住んでいるのですが
正直、関東風の桜餅は見たことがありませんでした。
そこで、桜餅の関東風と関西風の境界線について調べてみました。
その結果は、関西風が売っているのが54%
関東風と関西風の両方が売っているのが32%でした。
ちなみに関東風が売られているのは
秋田県や青森県、関東と東日本に偏っています。
上の図を見てもわかる通り、全国的に関西風の方が多く売られています。
桜餅は関東と関西でなぜ違う!?見た目や材料の違いについて解説! まとめ
- 桜餅には関東風と関西風の2種類がある
- 関東風の桜餅は長命寺ともいわれ、クレープのような見た目が特徴
- 関西風の桜餅は道明寺ともいわれ、もっちりとした食感が特徴
- 関東風も関西風にも同じ桜の葉が使われている
- 関東風長命寺の名前の由来は長命寺の門前で売り始めたから
- 関西風道明寺の名前の由来は 道明寺粉が使われているから
- 全国的に関西風の方が多く売られている
最後まで見てくださり、ありがとうございました。
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