IMDの世界ランキングで、日本の凋落が著しい。問題の根源は、上級管理者の国際経験が乏しく、世界経済の変化に機敏に対応できないことだ。このため、日本は、IT革命などの大きな変化に取り残された。いまの日本の凋落ぶりを、無視したり軽視したりしてはならない。昨今の経済現象を鮮やかに斬り、矛盾を指摘し、人々が信じて疑わない「通説」を粉砕する
かつて第1位だった日本は、いまや38位
スイスのビジネススクールIMDが、2024年の世界競争力ランキングを6月17日に発表した。世界の67カ国・地域中で、日本は昨年の35位からさらに順位を下げ、38位になった。3年連続で過去最低だ。
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