日本維新の会の馬場伸幸代表は31日、代表選の実施を容認する考えを示した。大阪市内で記者団の取材に答えた。衆院選で議席を減らしたことを理由に、党内では馬場氏の責任を問う声が広がっており、所属国会議員や大阪府議団などが代表選の早期実施を求めていた。
馬場氏はこの日、大阪市内で開かれた常任役員会で「(衆院選で)勝ったか負けたかと聞かれれば負けた」とし、「全て私の責任だ」と認めた。その後の記者団の取材には「個人の考えでは、代表選をやるべきだ」と発言。自身の対応については「これから決めたい」と語った。
常任役員会では、代表選実施の是非を問うため、党所属の国会議員や首長、地方議員らによるインターネット投票を行うと決めた。早ければ11月6日に結果が出るが、多数を占める大阪府の国会・地方議員らが代表選を求めていることから代表選の実施は確実な情勢で、馬場氏の進退が焦点となる