国民民主党の玉木雄一郎代表は11日の記者会見で、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に小池百合子都知事が3選を目指して立候補した場合に自民党都連が支援する方針を確認していることについて、「あまり抱きつかれても、小池さんも困るんじゃないですかね。抱きつかれなくても十分、一人で歩けるんじゃないですか」と指摘した
「自民の応援、プラスに働くかは疑問」
玉木氏は自民党の「政治とカネ」の問題に触れ、「自民党に対する逆風が非常に強いことは事実だと思いますので、応援することが果たしてプラスに働くかどうかについては大きな疑問ですね」とも語った。
党としての都知事選の対応については「まだ正式に(小池氏の)表明がなされていないので、今日の時点ではコメントをさし控えたい」としつつ、「都政なので国政とはいったん切り離して、小池知事がやってこられた実績やこれからのビジョンを堂々と語れば都民に届くのではないか」と述べた。
裏金事件などによる党勢低迷で独自候補を立てられない自民党は、小池氏に便乗することで「不戦敗」を回避したい考えだが、小池氏側には表立って自民の支援を受けることに慎重な意見もある。
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