「舟唄」「雨の慕情」などの名曲で知られる歌手の八代亜紀(やしろ・あき)さんが昨年12月30日に急速進行性間質性肺炎のため死去していたことが9日、分かった。所属事務所が公式サイトで発表した。73歳。熊本県八代市出身。葬儀は8日に執り行われた。
昨年8月28日にブルーノート東京でバースデーライブを行い、いつもと変わらない歌声で観客を魅了したほか、昨年9月9日には埼玉県熊谷市での公演「日野皓正クインテット」にゲストとして登場していた。その後、3日後の同月12日に所属事務所を通じて膠原(こうげん)病を患っていることを公表し、年内の活動を休止することを発表していた。
この時、八代さんは「少しの間、大好きな歌と絵から離れなきゃいけないのは寂しいけれど、必ず元気になって戻ってきますので待っててね。また皆様とお会い出来る日を楽しみに頑張ります!」とコメントを出していた。
その言葉通り、関係者によると、八代さんは病床でも「早く治って皆さんへ歌を届けたい」とステージへの思いを口にしていた。一時期には食欲も回復し、退院の時期を考える時もあったという。最後まであきらめず、ステージで最高の歌声を披露するため、医師とも話し合っていた。だが、年末に容体が急変。復帰への願いはかなわなかった。
2024年01月10日
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