■現職逮捕に永田町衝撃
強制捜査から3週間足らずで、現職の国会議員が逮捕された、自民党派閥の政治資金をめぐる事件。
7日、東京地検特捜部に逮捕されたのは、2022年8月まで岸田内閣で文部科学副大臣を務めていた衆議院議員の池田佳隆容疑者と政策秘書の柿沼和宏容疑者です。
所属していた安倍派から、およそ4800万円がキックバックされたにもかかわらず、収支報告書に嘘の記載をした疑いが持たれています。
■日曜逮捕「他の議員への脅しだ」
特捜部が日曜日に逮捕に踏み切るのは異例のことでした。
元東京地検特捜部 副部長・若狭勝弁護士
「特捜部は土曜日、日曜日、祭日の逮捕というのは行わないのが通常です。早めに逮捕をして真相を解明する必要があるということだったと思います」
その後の関係者への取材で、池田容疑者は、家宅捜索を受けた関係先にあった証拠資料の廃棄を秘書らに指示していたとみられることがわかりました。特捜部は証拠隠滅の恐れが大きいと判断し、逮捕に踏み切ったとも説明しています。
永田町では少なからぬ衝撃が走っています。
自民党ベテラン議員
「よほど心証が悪かったんだろうね。今回の逮捕は他の議員への脅しなんだろう」
2024年01月09日
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