2015年03月25日
マンション売却体験談【第1弾】〜売約の理由〜
3月16日投稿の記事で私自身が所有していたマンションの売却に関して記述しました。今回は第1弾として、私がなぜマンションを売却することになったのかを投稿します。
マンションを購入した時期
私が保有していたマンションを購入した時期は、9年前(2006年)の構造計算書偽造問題が世間で話題になっている時期でした。当時は、地元仙台に本社がある某建設関連の会社で勤務しており、「一生仙台から出ることはないし、アパートの家賃が勿体ないので、終の棲家としてマンションでも購入しようか」という甘い考えで購入しました。そのときはまだ結婚しておらず、当面の間一人で住むつもりで購入しました。
マンションの売却を検討したきっかけ
今回の体験談の本筋ですが、マンションの売却を検討したきっかけは、東京に本社がある某会社への転職がきっかけでした。いわゆる「引き抜き」というものです。転職してみた結果、その実態は私の想像を遙かに下回る結果となりました。→転職のお話は、仕事が少し落ち着いてから、ブログに投稿しようと考えています。
初回は売却に失敗、賃貸へ方針変更
話をマンションの売却に戻します。拠点が仙台から東京へ移るため、自分自身が保有していたマンションが足かせとなりました。当時はリーマンショックの真っ只中で、日本も大不況の最中です。当然のことながら、売却金額は私が想定していた金額よりも大幅に下回る結果となりました。それでも家賃との二重払いを避けるためには、売却しなければならないと考え、ギリギリまで売却先を探していました。
結局、売却先は見つからず、賃貸に出すことにしました。仙台は転勤族の街ですので、賃貸契約はすんなり契約できました。→ただし賃貸の家賃では固定資産税を支払うと赤字でした。
東京での再転職
時は流れて、2年半ほど経過したときに、諸事情により東京の会社からリストラ勧告を受けてしまいました。急遽、新たな転職先を探し、1ヶ月で何とか現在勤務している会社に拾ってもらいました。
また話が脱線しますが、「最終面接」の前日にあの「東日本大震災」が発生。先方より「面接を延期しましょうか?」との電話がありましたが、地元のことが気になって、面接の延期の打診はお断りしました。面接を終わらせ、すぐに救援物資を運ぶため、自家用車を使い新潟経由で仙台へ向かいました(首都圏では買い占めが始まっていたので、物資は全て新潟で確保しました)。仙台から埼玉の自宅に戻ってきたら、郵便ポストに内定通知が届いていました。その後、入社まで何度か埼玉と仙台を往復する日々。
東京採用だったので、入社後、当面の間は東京での勤務でした。たまに仕事で仙台へ行く機会があり、自分のマンションを拝見。予想通りマンションもかなりのダメージを受けていました(近隣の他のマンションよりはかなりマシな方でしたが)。
仙台へ転勤
東日本大震災から1年が経過したときに、仙台の東北支社が人手不足なので、「仙台に転勤してくれないか」との打診がありました。理由は仙台出身で東北の地理に明るそうだったからです。→この理由は如何なものかな?と思っています。
マンションを借りていた方も丁度転勤の時期でタイミングが良かったため、家族で仙台へ転勤することにしました。
久しぶりのマンションとの再開でしたが、前に住んでいた方が派手にやってくれました。地震の揺れのため、家具が倒壊したと思われる痕跡が部屋中にあり、最初はひどい状態でした。ただし、住むところがなく仮設住宅で今でも暮らしている方々よりは恵まれていると思い、専用部は自分自身で補修しながら、これまで住んでいました。
震災後3年半経過し、再度売却を決意
私が勤務している会社は、全国に支社がある会社でしたので、復興事業が一段落したら必ずどこかに転勤となります。事前にマンションを売却しておかなければ、また前回と同じ過ちを繰り返すという不安が出てきました。
さらに、マンション自体も築10年を間もなく経過しようとしていました。中古マンション市場は築10年を境に査定額が大幅に変わってきます。さらに、仙台市は人口が激増してした時期、建設資材の高騰で新築マンションの価格も上昇しており、庶民には手が出ない価格になっていました。中古マンション市場は完全に売り手市場の状態。売るなら今だと判断し、売却に踏み切りました。
売却を決意したものの・・・
自分自身の資産を売ることはかなりの勇気が必要です。なぜかというと「長年の住処」だったからです。当然愛着もあります。ただし、私も会社で偉くなりたい。何かあったら会社の要望に答えなければならない。もう二度と東日本大震災のときのような苦労をしたくない。そのような事情でマンションの売却を再度決意した訳です。今回の体験談はここまでです。次は、売却を決意してから査定に至るまで投稿する予定です。
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マンションを購入した時期
私が保有していたマンションを購入した時期は、9年前(2006年)の構造計算書偽造問題が世間で話題になっている時期でした。当時は、地元仙台に本社がある某建設関連の会社で勤務しており、「一生仙台から出ることはないし、アパートの家賃が勿体ないので、終の棲家としてマンションでも購入しようか」という甘い考えで購入しました。そのときはまだ結婚しておらず、当面の間一人で住むつもりで購入しました。
マンションの売却を検討したきっかけ
今回の体験談の本筋ですが、マンションの売却を検討したきっかけは、東京に本社がある某会社への転職がきっかけでした。いわゆる「引き抜き」というものです。転職してみた結果、その実態は私の想像を遙かに下回る結果となりました。→転職のお話は、仕事が少し落ち着いてから、ブログに投稿しようと考えています。
初回は売却に失敗、賃貸へ方針変更
話をマンションの売却に戻します。拠点が仙台から東京へ移るため、自分自身が保有していたマンションが足かせとなりました。当時はリーマンショックの真っ只中で、日本も大不況の最中です。当然のことながら、売却金額は私が想定していた金額よりも大幅に下回る結果となりました。それでも家賃との二重払いを避けるためには、売却しなければならないと考え、ギリギリまで売却先を探していました。
結局、売却先は見つからず、賃貸に出すことにしました。仙台は転勤族の街ですので、賃貸契約はすんなり契約できました。→ただし賃貸の家賃では固定資産税を支払うと赤字でした。
東京での再転職
時は流れて、2年半ほど経過したときに、諸事情により東京の会社からリストラ勧告を受けてしまいました。急遽、新たな転職先を探し、1ヶ月で何とか現在勤務している会社に拾ってもらいました。
また話が脱線しますが、「最終面接」の前日にあの「東日本大震災」が発生。先方より「面接を延期しましょうか?」との電話がありましたが、地元のことが気になって、面接の延期の打診はお断りしました。面接を終わらせ、すぐに救援物資を運ぶため、自家用車を使い新潟経由で仙台へ向かいました(首都圏では買い占めが始まっていたので、物資は全て新潟で確保しました)。仙台から埼玉の自宅に戻ってきたら、郵便ポストに内定通知が届いていました。その後、入社まで何度か埼玉と仙台を往復する日々。
東京採用だったので、入社後、当面の間は東京での勤務でした。たまに仕事で仙台へ行く機会があり、自分のマンションを拝見。予想通りマンションもかなりのダメージを受けていました(近隣の他のマンションよりはかなりマシな方でしたが)。
仙台へ転勤
東日本大震災から1年が経過したときに、仙台の東北支社が人手不足なので、「仙台に転勤してくれないか」との打診がありました。理由は仙台出身で東北の地理に明るそうだったからです。→この理由は如何なものかな?と思っています。
マンションを借りていた方も丁度転勤の時期でタイミングが良かったため、家族で仙台へ転勤することにしました。
久しぶりのマンションとの再開でしたが、前に住んでいた方が派手にやってくれました。地震の揺れのため、家具が倒壊したと思われる痕跡が部屋中にあり、最初はひどい状態でした。ただし、住むところがなく仮設住宅で今でも暮らしている方々よりは恵まれていると思い、専用部は自分自身で補修しながら、これまで住んでいました。
震災後3年半経過し、再度売却を決意
私が勤務している会社は、全国に支社がある会社でしたので、復興事業が一段落したら必ずどこかに転勤となります。事前にマンションを売却しておかなければ、また前回と同じ過ちを繰り返すという不安が出てきました。
さらに、マンション自体も築10年を間もなく経過しようとしていました。中古マンション市場は築10年を境に査定額が大幅に変わってきます。さらに、仙台市は人口が激増してした時期、建設資材の高騰で新築マンションの価格も上昇しており、庶民には手が出ない価格になっていました。中古マンション市場は完全に売り手市場の状態。売るなら今だと判断し、売却に踏み切りました。
売却を決意したものの・・・
自分自身の資産を売ることはかなりの勇気が必要です。なぜかというと「長年の住処」だったからです。当然愛着もあります。ただし、私も会社で偉くなりたい。何かあったら会社の要望に答えなければならない。もう二度と東日本大震災のときのような苦労をしたくない。そのような事情でマンションの売却を再度決意した訳です。今回の体験談はここまでです。次は、売却を決意してから査定に至るまで投稿する予定です。
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