2018年07月01日
おもしろい心理ー「モデリング」の心理!
最近よく人気のレストランやラーメン屋さんで行列ができていて、なんでわざわざ並んでいるのだろうか。と不思議に思う方もいることでしょう。
しかし、行列ができているとついついつられて並んでしまうという人はとても多いのです。
「わざわざ並んでまで食べるなんて。。。」と不思議がっている方も、食べ物に限らず人気の服やゲーム、その他のアイテムでも同様です。
人は、「行列ができているという事は美味しくていい店に違いない。」「行列ができているということはオシャレな物に違いない。」と考えるからです。
このようなケースは、世の中をみればきりがありません。
大勢の人がやっていると、つられて同じことを自分もしてみたくなる心理のことを「モデリング」といいます。
最もわかりやすいのが、サッカー日本代表が勝つたびに渋谷で大騒ぎすることが当たり前になっている現在、サッカーの知識も興味もない人間が、ただみんながやっていて楽しそうだからと一緒になって騒ぐということも同様です。
話しを一般的に戻すと、行列でなくてもファミリーレストランの先が外から見える窓際の席から埋まっていくのは、この「モデリング」の心理によるものです。
これはビジネスにも応用することができ、例えばある商品に関して「こちらは現在購入希望者が多く、予約が困難なのですが、、、何とかして取り計らいます!」「この企画については他社からも引き合いが多いので、なるべく早くお返事いただきたいのですが。」といった言葉は、取引相手やお客の気持ちに強く訴えかけ、好奇心を刺激します。
もちろん、それが嘘ではいけませんが、真実であればそれは積極的に利用するべきです。
周りにいる営業成績の良い先輩や同僚のセールストークをよく聞いてみて下さい。
このようなテクニックをきっと使っているのではないでしょうか。
要は「自分も欲しい!」と思わせれば、ビジネスにとって大きなプラスの効果が期待できるという訳です。
更に、商品を提供するうえでの+α、、、いや、とても重要なこととして「これがなければならない。」「これが必要だ。」と思わせることです。
「この商品はとても使いやすいですよ!」「この商品はとてもデザインにこだわっているんです!」などでは中々売り上げを伸ばすことは厳しいかもしれません。
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