2018年07月18日
おもしろい心理ー劣等感を持っている人が「ハク」を付ける方法!
本来の自分を隠して人に見せたい良い部分だけをアピールするのは、人によって程度の差はあるものの、誰もがやっていることです。
例えば、女性同士で食事をしている時は、「別腹」と言いながらデザートまで平らげてしまう人がいますが、好きな人や気になっている人がその場にいるだけで急に少食になってしまうことがあります。
また、話す言葉もいつもとは違って、大声で笑ったりしなくなります。
これはただ緊張しているだけではなく、「品のある女性だと思われたい。」「可愛い印象を与えたい。」という意識がそうさせているのです。
このような戦略的な対人行為のことを「自己呈示」と言い、その「自己呈示」がさらに過剰になったのが、自分の能力や実力と全く関係のないことで自己アピールする「間接的自己呈示」なのです。
これは、自我意識や劣等感を強く持っている人が、そのコンプレックスを隠すためにとる方法で、自身の無い容姿をフォローするために、高級ブランド品で身を固めたり、親の地位などを引き合いに出して、自分に「ハク」を付けたがる行為などが挙げられます。
他人に不快感を与えないための「自己呈示」なら好感が持てなくもないですが、自分の力を誇示したいがための「自己呈示」は、やりすぎてしまうと嫌味以外の何ものでもなくなることあります。
ですので、等身大の自分を磨いて、魅力溢れる人間になれるよう頑張るのが良いでしょう。
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