2016年01月22日

台湾に見捨てられそう、選挙結果に威嚇三昧かも

台湾の選挙で国民党は大敗し、蔡英文氏が率いる独
立志向の民進党が大きく勝利しました。民進党の皆
さん、おめでとうございます。
選挙結果に色々な見方があります。面子を大事にす
る中国人の頂点が中国政府としますと、中国政府の
面子が大きく傷つきました。

中国政府は「一つの中国」ということですが、崩れ
始めそうですね。一つの中国はもう止めたら、とか、
信用できないと言えそうです。国際的に「一つの中
国」を認めさせて外交関係を築いてきた中国の表現
が崩れ始めるかもしれません。

香港の統治状態がこの選挙に影響したとすると、中
国政府の香港政策は政策ミスとも言えます。習近平
主席と馬英九総統の賄賂型会談は歴史始まって以来
と言われたのですが、これも台湾人には警戒され、
嫌われたようです。国民党敗北の責任は習主席にも
ある、と言えないことはないですね。

大国中国にとっては台湾は一つの島でしかないかも
しれませんが、選挙の投票によって台湾の総統が交
代するというのは国際的価値があるので、中国では
まともな見解は発生しないでしょう。ということで、
面子を守るために威嚇が色んな角度から出てくる可
能性があります。

以下に中国ネットユーザーのコメントがあります。
台湾の人口が約2300万人のせいか、中国ネットユ
ーザーは中国政府に比べて大国的にのんびりして
いるのですが、台湾の若者の中国に対する感情を
気にしています。詳細は報道されていないのかも
しれません。

仮に民進党の勢力が安定して、静かに台湾の自立
を目指して進んだとしますと中国政府にとっては
脅威になるかもしれません。心の中では穏やかで
はないでしょう。強要、脅迫まがいの威嚇はいく
つも考えそうです。

韓国の大統領も女性です。政治手法などを比較す
ると楽しめるかもしれません。韓国の人口は台湾
の約2倍です。今年も東シナ海がにぎやかになり
そうです。

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「選挙結果で台湾政策が変わることはない」
＝中国政府発表に「長年の台湾政策は失敗だった」
「なぜ共産党は選挙に参加していないの？」―中国ネット

　recordchina　配信日時：2016年1月17日(日) 15時40分

16日、同日に投開票が行われた台湾の総統選挙で、蔡英文氏が圧勝したことを受け、中国の国務院台湾事務弁公室は、台湾政策が変わることはないとの談話を発表した。これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は蔡英文氏。

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2016年1月16日、同日に投開票が行われた台湾の総統選挙で、独立志向の強い民進党候補の蔡英文氏が圧勝したことを受け、中国の国務院台湾事務弁公室は台湾政策が変わることはないとの談話を発表した。

国務院台湾事務弁公室は、「われわれの台湾政策は一貫して明確であり、選挙の結果によって変わることはない」と強調。
さらに「中国は92年合意を堅持し、台湾を独立させるいかなる形の分裂活動にも、引き続き断固として反対する」との談話を発表した。

このニュースが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「この結果自体が台湾政策に問題があったことを証明している。だから台湾の若者は中国を怪物のように感じた。今こそ政策を見直すべきでは？」

「長年の台湾政策は失敗だった。中国に対する台湾の若者の悪感情は増すばかりだ。この失敗をよくよく反省すべきだ」

「これで正々堂々と台湾ビジネスマンに対する優遇政策を取り消せるな」

「台湾人は統一を少しも望んでいない。胆を据えて武力で台湾を取り戻すべきだ。われわれ庶民は武力で台湾を取り戻すことを支持する」

「中国が台湾を統一するってよく言うけど、台湾が中国を統一してもいいんじゃないか？中国はもともと中華民国だったんだし」

「1つの中国と言うのは問題ないが、問題は中国が台湾を統一するのか、台湾が中国を統一するのかだ」
「どうして共産党は選挙に参加していないの？」