2015年12月06日

ニューヨークでも「管轄権は無い」と中国銀行

ニューヨークでも「管轄権は無い」と中国銀行

場所は南シナ海とは違ってアメリカのニューヨーク
となりますが、中国銀行が、ニューヨーク・マンハ
ッタン裁判所への協力を拒否し、罰金を科されるこ
とになったようです。

裁判所の請求を拒否した理由が、「米国の連邦法院
には中国銀行に対する管轄権はない」ということで
す。すごい理由ですね。

訴えを起こしたのは有名ブランド、訴えられたのは
中国企業ということです。この中国企業の情報を開
示するようにと中国銀行に請求したのですが、拒否
したということです。中国銀行が裁判に協力しない
ので罰金が決まったという経過です。

中国企業が代金を払わないなどの中国の腐敗社会を
持ち込んだのかもしれません。としたら、邪推です
が、中国企業から中国銀行のえらいさんへ賄賂が届
いているかもしれません。ブランド物は喜ばれたで
しょうね。

原告側が請求したとはいえ、ニューヨークの連邦裁
判所の判断もすごいですよ。罰金を払わせて、その
罰金を被害を受けたブランド各社へ払って解決する
ということです。お金があるかどうか分からない中
国企業は放っておいて、お金があるところから罰金
を取ることで、解決するという方法ですね。

ブランド物を仕入れた中国企業は何も責任を持たな
くていいのでしょうか。丸得ですね。中国人の行く
ところは必ず問題が起きるということになりそうで
す。

中国銀行は中央銀行である中国人民銀行に次ぐ、中
国第2の国有銀行ということで本店は北京にありま
す。資産は世界第9位だそうです。国有銀行なので、
中国政府のアメリカへの不快感作戦を実施したとも
想像できます。

この裁判所は「原告や公衆に対して大きな損害をも
たらしている」と指摘しています。大きな損害が何
か分かりませんが、ここまで言われる銀行も珍しい
と思います。他にも違法行為があるとか、または中
国人企業の悪徳商売、悪徳事業も支援しているのか
もしれません。

もしも中国銀行が罰金の支払いを拒否したらどうな
るでしょうか。実際は分かりませんが、想像すると、
裁判所側は武装した警官と共に罰金を現金で回収す
る？、中国銀行の責任者を国外退去の処分にする？。
つい最近決まったIMFの特別引き出し権SDRの取り
消す？。中国内ではこの銀行のトップは英雄扱いに
なる？。などですが、当たりそうな気はしません。

「大きな損害をもたらしている」が気になる国有銀
行ですね。
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米裁判所、中国銀行に1日につき615万円の罰金を科す―米国

Record China 12月3日(木)21時40分配信

1日、米国のニューヨーク・マンハッタン連邦法院は、調査に協力せず裁判所を軽視したとして、中国銀行に対して8日から1日につき5万ドルの罰金を科す決定を下した。資料写真。

2015年12月1日、米国のニューヨーク・マンハッタン連邦法院は、調査に協力せず裁判所を軽視したとして、中国銀行に対して8日から1日につき5万ドル（約615万円）の罰金を科す決定を下した。

2010年にグッチやイヴ・サンローランなど有名ブランドが中国企業を訴えた裁判で、裁判官は2011年に中国銀行に対して同企業に関する情報開示を求めた。

しかし、中国銀行側は「米国の連邦法院には中国銀行に対する管轄権はない」として、一貫して拒否する姿勢を示していた。

これを受け、グッチなどは同法院に、中国銀行に対して1200万ドル（約14億8000万円）の賠償金または罰金を科すことで損失を補償する決定を下すよう求めていた。

同法院は、「中国銀行は米国の法律を順守することを拒否すると同時に、引き続き米国で営業し利益を得ている。この行為は原告や公衆に対して大きな損害をもたらしている」としている。

米裁判所、中国銀行に1日につき615万円の罰金を科す―米国写真

Record China 3日(木)21時40分