2015年08月14日

投資者保護局長が処分される、中国の証券取引

上海の証券市場で株価が暴落し、その後政府系金融
機関によって買い支えが入りました。この暴落は世界
中の市場に影響しました。

この報道記事によると、中国の証券市場ではインサイ
ダー取引などの不正が日常的に行われ、一部の特権
階級が巨万の富を得ていたということです。中国らし
いですね。

そこで管理者が責任を取らされたようです。中国の
中央規律検査委員会が投資者保護局長の李量氏が党籍
剥奪などの処分をを決定しました。

ただしですが、さかのぼると政府系のメディアが株価
の上昇をあおり、個人投資家が証券市場に大挙して
参加したという噂もあります。

このブログに関しては、日本での中国人の爆買いは
株取引で儲けた人たちがかなり含まれているという噂
もあります。ですが、爆買いは今後も減ることはない
でしょう。

現在の株価は買い支えられているのですが、公的な
資金は日本円で18兆円近くが注入されたと推定され
ています。こういうのは国際通貨基金IMFは心配した
でしょうね。

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中国、株暴落でついに“粛清モード”　証券当局幹部の党籍を剥奪

夕刊フジ 8月8日(土)16時56分配信

　株価暴落阻止になりふり構わない中国がついに粛清モードに入ったのか。中国共産党で汚職などを取り締まる中央規律検査委員会は７日、中国証券監督管理委員会の投資者保護局長を務めていた李量氏に重大な規律違反と違法行為があったとして、党籍剥奪と公職解任の処分にしたと発表した。

　中国の株式市場ではインサイダー取引などの不正が日常的に行われ、一部の特権階級が巨万の富を得ていると指摘されている。一方、６月中旬以降の上海株暴落では、借金をしてまで株を買っていた個人投資家が巨額の損失を抱えた。

　個人投資家の不満が高まる中、証券市場を監督する当局の幹部にメスを入れて党として厳格な姿勢を見せることでガス抜きを図るとともに、株暴落の責任を押しつける狙いもうかがえる。

　李氏は職務上の地位を利用して他人に便宜を図り、賄賂を受け取っていたという。司法機関が捜査を進める。

　７日の上海総合指数は上昇したが、「政府系金融機関による買い支えが大きい」（市場筋）。英フィナンシャル・タイムズは、中国が６月以降に株を買い支えるために１４４０億ドル（約１７兆８８００億円）を使ったというゴールドマン・サックスの分析を伝えた。

　強引な株価対策には米国などから不信感も強まっており、人民元を国際通貨にするという習近平政権の野望の障害にもなっているだけに、官製相場をいつまで続けられるかは不透明だ。

中国、株暴落でついに“粛清モード”　証券当局幹部の党籍を剥奪

夕刊フジ 8日(土)16時56分

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