2022年07月23日
誰も止められないオミクロンBA.5 新冷戦(195)
誰も止められないオミクロンBA.5
新冷戦(195)
新冷戦(195)
日本の新型コロナの現在の感染状況は第
7波と言われているのですが、7月15日の
新規感染者は10万3296人と10万人を超
え、7月16日の新規感染者は11万669人
と2月の6波の最高値10万5645人を超え
て最多人数を更新しました。さらに7月
20日の新規感染者数は15万2536人です。
飛び上がるように驚きました。3連休に感
染した人が一斉に発症したのでしょうか。
ウイルスの感染力が非常に強そうです。
そして7月21日は18万6246人でした。新
規感染者が1日20万人になったり25万人
になるかもしれないと思ったら、茫然自
失になってしまった。
東京都の1日の新規感染者数は7月15日が
1万9059人、7月16日は1万8919人、7月
20日は2万401人でした。今までの最多
数は2月2日の2万1562人です。7月20日
は大阪府が2万1976人で全国で最多とな
7月21日の東京都の感染者数は3万1878
人と最多数になりました。恐ろしい数値
です。年代別では10代が14%、20代が
19%、30代が17%、40代が17%です。
20代から40代の昼も夜もよく動く年代が
53%で半数を超えます。感染者数が上が
ると若者のワクチン接種の人数が増加し
ているということです。
このように感染が急に拡大した原因は、新
型コロナウイルスのオミクロン株から悪玉
の派生株が発生したことです。名前はオミ
クロン株「BA.5」派生株です。何が悪い
かというとワクチンを接種すると普通は抗
体ができ、抗原と結合して抗原の作用を封
じるのですが、「BA.5」派生株は小さいの
で産生した抗体をすり抜けて結合しないそ
うです。そして感染力は強いということで
す。
第7波の新型コロナウイルスはオミクロン
株の「BA.1 」、「BA.2」株から感染力の
強い「BA.4」、「BA.5」株へ入れ替わっ
ているところだそうです。「BA.5」は肺
の中に入り肺の細胞で増殖するということ
です。デルタ株の性質を持っているようで
す。今までのワクチンも「BA.5」株の重症
化を防ぐ効果はあるということです。今年
2月の第6波を思い出して「BA.5」株から
逃げ回りましょう。ワクチンの追加接種は
なるべく早くは受けましょう。
◇◇◇◇◇◇
3つ目の記事はアメリカの新型コロナの感
染状況についてです。1日の新規感染者数
は7月13日は19万人を超えました。ウイル
スの株はオミクロン株のBA.4とBA.5の派
生株が主流となっているということです。
FDA(食品医薬品局)の専門家の諮問委員会
は新型コロナワクチンについてオミクロン
株に対応したものに切り替えることを推奨
するということです。
アメリカのワクチン開発については、ファ
イザー社がオミクロン株対応のワクチンを
開発し臨床試験を進めているということで
す。ワクチンとしての効果は良好なような
ので、順調ならアメリカで10月には承認申
請をするだろうという噂もあります。日本
では2023年になりそうです。でもその日
まで逃げ回りましょう。
竜巻・コロラド州
![竜巻コロラド州・20年6月の8.PNG](/okanonami/file/undefined/E7AB9CE5B7BBE382B3E383ADE383A9E38389E5B79EE383BB20E5B9B46E69C88E381AE8-thumbnail2.PNG)
2020年6月の8
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配信
新型コロナウイルスの感染者は15日、全国で新たに10万3311人確認された。前週の金曜日(5万95人)から倍増した。全国の新規感染者の合計が10万人を超えるのは2月5日以来。死者は31人で、重症者は前日より7人増えて107人になった。
青森、和歌山、福岡、熊本、鹿児島の5県で新規感染者数が過去最多となった。7府県で過去に発表された感染者の取り下げがあった。【まとめ・深津誠】
青森、和歌山、福岡、熊本、鹿児島の5県で新規感染者数が過去最多となった。7府県で過去に発表された感染者の取り下げがあった。【まとめ・深津誠】
全国の新規感染者10万人超え 2月5日以来 新型コロナ
配信
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「デルタ株の特性を獲得」新型コロナ『BA.5』肺で増えやすい可能性も…スタジオ解説
配信
全国で11日、新たに3万7141人の新型コロナ感染が確認されました。 東京は6231人で、先週より2.2倍と増加が続いています。
各都道府県を見ても、すべての都道府県で前の週の同じ曜日を上回りました。 そして、最近の感染状況について、政府分科会・尾身茂会長が「第7波」との認識を示しました。
政府分科会・尾身茂会長:「第7波に入っていることは、普通の常識ではそういうことだと」 尾身会長は岸田総理との面会後、置き換わりが進む『BA.5』について、感染を防ぐには三密を避けるなど「従来やってきたことをもう一度徹底する必要がある」との認識を示しました。
また、ワクチン接種などをさらに進めれば、まん延防止等重点措置などの「行動制限は今の段階では必要ない」との考えを明らかにしました。
***
そのBA.5について、これまで主流だったBA.2よりもウイルスが肺で増えやすい可能性があることが最新の研究で分かりました。
東京大学医科学研究所の佐藤佳教授らが、ヒトの肺の細胞を使って実験をしたところ、オミクロン株のBA.5は、BA.2と比べてウイルスが18.3倍増えていたことが分かりました。
オミクロン株は気管で増殖し、重症化しにくいとされてきましたが、BA.5では、肺でも増えやすい可能性があるとしています。
東京大学医科学研究所・佐藤佳教授:「BA.5は、デルタ株が持っていたL452Rという特徴的な変異を持っている。デルタ株が持っていたような、
肺で増えやすいという特性を獲得したオミクロン株という言い方もできる」
***
BA.5は「肺でウイルスが増えやすい可能性がある」という特性をどのように調べたかというと、まず行ったのが、ヒトの肺の細胞を使った実験です。
肺の細胞にBA.2、BA.5それぞれを感染させて、ウイルスの増殖量を調べたところ、BA.5は、BA.2に比べウイルス量が18.3倍も多かったということです。
実験を行った佐藤教授は、この結果によって「BA.5は、肺でも増殖しやすい可能性がある」ことが分かったとしています。
続いて行ったのが、ハムスターを使った動物実験です。 ウイルスが鼻から気管を通って肺に入る、生物の複雑な構造の中で、ウイルス量がどうなるか調べたところ、ハムスターを使った動物実験でもBA.5は、BA.2に比べてウイルス量が5〜6倍多かったということです。
肺炎が起きやすく、重症化しやすい結果が出て「動物実験では、BA.5は病原性が高い可能性がある」ということです。
東京大学医科学研究所・佐藤佳教授:「今回の研究は、シャーレの中での実験や、新型コロナに対する免疫を持たない動物での実験なので、ワクチン接種で免疫を獲得したヒトで、同じことが起こるかは分からない。
ただ、BA.5はBA.2から明らかに性質が変わっている」
各都道府県を見ても、すべての都道府県で前の週の同じ曜日を上回りました。 そして、最近の感染状況について、政府分科会・尾身茂会長が「第7波」との認識を示しました。
政府分科会・尾身茂会長:「第7波に入っていることは、普通の常識ではそういうことだと」 尾身会長は岸田総理との面会後、置き換わりが進む『BA.5』について、感染を防ぐには三密を避けるなど「従来やってきたことをもう一度徹底する必要がある」との認識を示しました。
また、ワクチン接種などをさらに進めれば、まん延防止等重点措置などの「行動制限は今の段階では必要ない」との考えを明らかにしました。
***
そのBA.5について、これまで主流だったBA.2よりもウイルスが肺で増えやすい可能性があることが最新の研究で分かりました。
東京大学医科学研究所の佐藤佳教授らが、ヒトの肺の細胞を使って実験をしたところ、オミクロン株のBA.5は、BA.2と比べてウイルスが18.3倍増えていたことが分かりました。
オミクロン株は気管で増殖し、重症化しにくいとされてきましたが、BA.5では、肺でも増えやすい可能性があるとしています。
東京大学医科学研究所・佐藤佳教授:「BA.5は、デルタ株が持っていたL452Rという特徴的な変異を持っている。デルタ株が持っていたような、
肺で増えやすいという特性を獲得したオミクロン株という言い方もできる」
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BA.5は「肺でウイルスが増えやすい可能性がある」という特性をどのように調べたかというと、まず行ったのが、ヒトの肺の細胞を使った実験です。
肺の細胞にBA.2、BA.5それぞれを感染させて、ウイルスの増殖量を調べたところ、BA.5は、BA.2に比べウイルス量が18.3倍も多かったということです。
実験を行った佐藤教授は、この結果によって「BA.5は、肺でも増殖しやすい可能性がある」ことが分かったとしています。
続いて行ったのが、ハムスターを使った動物実験です。 ウイルスが鼻から気管を通って肺に入る、生物の複雑な構造の中で、ウイルス量がどうなるか調べたところ、ハムスターを使った動物実験でもBA.5は、BA.2に比べてウイルス量が5〜6倍多かったということです。
肺炎が起きやすく、重症化しやすい結果が出て「動物実験では、BA.5は病原性が高い可能性がある」ということです。
東京大学医科学研究所・佐藤佳教授:「今回の研究は、シャーレの中での実験や、新型コロナに対する免疫を持たない動物での実験なので、ワクチン接種で免疫を獲得したヒトで、同じことが起こるかは分からない。
ただ、BA.5はBA.2から明らかに性質が変わっている」
テレビ朝日
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米FDA、オミクロン株対応の追加接種用ワクチンに切り替えを推奨
日テレニュース 国際 2022年6月29日 10:33
アメリカのFDA(=食品医薬品局)の諮問委員会は28日、新型コロナウイルスの追加接種用のワクチンについて、オミクロン株に対応したものに切り替えることを推奨しました。
FDAは28日、専門家らによる諮問委員会を開き、新型ウイルスの追加接種用ワクチンについて、変異株に対応したものに切り替えるべきか協議しました。
会合では、アメリカで今月25日までの1週間に発症した患者の半数以上が感染力がより強いとされるオミクロン株の変異系統、BA.4またはBA.5に感染していたとするデータが示されました。
協議後の投票の結果、賛成多数で、ワクチンをオミクロン株に対応したものに切り替えることを推奨しました。
ファイザーはすでに、オミクロン株に対応したワクチンの臨床試験で、抗体レベルが従来のワクチンより大幅に上昇することを確認していて、今後、FDAに緊急使用許可を申請する方針です。
FDAは28日、専門家らによる諮問委員会を開き、新型ウイルスの追加接種用ワクチンについて、変異株に対応したものに切り替えるべきか協議しました。
会合では、アメリカで今月25日までの1週間に発症した患者の半数以上が感染力がより強いとされるオミクロン株の変異系統、BA.4またはBA.5に感染していたとするデータが示されました。
協議後の投票の結果、賛成多数で、ワクチンをオミクロン株に対応したものに切り替えることを推奨しました。
ファイザーはすでに、オミクロン株に対応したワクチンの臨床試験で、抗体レベルが従来のワクチンより大幅に上昇することを確認していて、今後、FDAに緊急使用許可を申請する方針です。
米FDA、オミクロン株対応の追加接種用ワクチンに切り替えを推奨
日テレニュース 国際 2022年6月29日 10:33
日テレニュース 国際 2022年6月29日 10:33
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