2021年12月07日

各国政府が震え上がるオミクロン株　新冷戦(174)

各国政府が震え上がるオミクロン株
　　　　　　　　　新冷戦(174)

日本では12月1日からワクチンの追加接種
が医療従事者から始まりました。そのニュ
ースは各都道府県や各地域のメディアから
発信されています。このブログでは12月は
よその国のニュースは見たり聞いたりしな
い方がいいだろうと言いました。その第1
号ですが、新型コロナのオミクロン変異株
はどこの政府も戦々恐々としています。12
月にそんなニュースは読みたくないでしょ
う。

アメリカのバイデン大統領はオミクロン株
ウイルスにパニックになる必要はないと発
言しています。まっすぐ理解するならオミ
クロン株は重症化する割合が低いと言われ
ていることに基づいてでしょう。今までの
ワクチン接種がオミクロン株にも有効であ
り、追加接種もするように呼び掛けていま
す。8つの国からのアメリカへの入国制限
をするということです。どこの政府もこう
いった心配をしているようです。

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2つ目の報道記事は新型コロナ・オミクロ
ン変異株の発祥地と言われている南アフリ
カについてです。南アフリカでは新型コロ
ナの感染は10月にはデルタ変異株が92％　
だったのですが、ところが11月はオミクロ
ン変異株が74％になっていたということで
す。急速にオミクロン変異株が感染拡大し、
入れ替わっているということです。この記
事では新規感染者が1日8561人となり、1
週間前の11月24日と比べると6倍以上に増
えたということです。その後は12月1日に
1万人を超え、12月3日は1万6000人を超
えました。この感染力に世界中の政府が震
え上がっているようです。過去にデルタ株
に感染した人への再感染もあり、ワクチン
接種済みの人も感染しているということで
す。とは言ってもワクチン接種済みの人は
重症化していないということです。子供へ
の感染が多数みられるということです。

世界40ヵ国ほどでオミクロン株の感染者が
1人とか2人とか見つかっています。韓国は
オミクロン株ではありませんが、1日の新規
感染者が5300人を超え、重症者は752人、
死者は70人だそうです。どれも過去最多の
数字だそうです。これにオミクロン株が加
わるとなどと想像しない方がよさそうです。
やはりポツポツと感染者が確認されている
ようです。この12月はあの国も見たり聞い
たりしない方がいいでしょう。ファイザー
社、モデルナ社、ジョンソン・エンド・ジ
ョンソンなどはオミクロン株のワクチン開
発に取り掛かったということです。

竜巻・モンタナ州

2018年6月の５
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新変異株「米国でも避けられない」　バイデン氏、南アの透明性を評価

朝日新聞デジタル　11/30(火)6:43配信

　バイデン米大統領は29日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」をめぐる対応についてホワイトハウスで記者会見し、「この変異株は懸念の種ではあるが、パニックを引き起こすものではない」と述べ、冷静な対応を呼びかけた。その上で、ワクチン接種をさらに進めることの重要性を訴えた。

　バイデン氏は「新たな変異株から身を守る最も優れた方法はワクチン接種を完了させ、ブースター接種もすることだ」と強調した。

　その根拠として、ファウチ大統領首席医療顧問がオミクロン株に対しても、既存のワクチンがある程度の効果を持っているとする見解を示していることを挙げた。

　また、現在あるワクチンの改良が必要になった場合に備え、すでに米製薬大手ファイザーなどワクチン開発企業と協力しており、すべての利用可能な手段を使って開発を加速させるとした。

　米国は29日から、南アフリカなど8カ国からの外国人の入国を原則禁止した。一方で、南アフリカに対する渡航制限が各国で相次いだことに、同国の大統領は反発している。

　バイデン氏は「南アフリカの科学者らが新たな変異株の出現をすぐに世界へ知らせた。この透明性は称賛されるべきものだ」と指摘。入国制限を警戒して新たな変異株が報告されにくくなるという懸念については、「私はそうは思わない。入国制限は（対象国で）かなりの数の感染者が出たためだ。ワクチンを接種する機会を確保するための時間が必要だ。ある時点で新たな変異株が米国内でも出てくることは避けられない」と語った。

　オミクロン株の感染者の入国を監視するために新たな手段をとるのかという質問に対しては、会見に同席したファウチ氏が「現在、入国には事前に検査を受け、ワクチンの接種状況を提示しないといけない。幸運なことに、PCR検査はこの変異株も検出することができる」と答えた。（ワシントン=合田禄）

朝日新聞社

新変異株「米国でも避けられない」　バイデン氏、南アの透明性を評価

朝日新聞デジタル　11/30(火)6:43配信

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南ア、11月感染例の7割がオミクロン株　急速に拡大

毎日新聞　12/2(木)11:06配信

　世界各地に感染が広がっている新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」について、南アフリカ国立感染症研究所は1日、同国内の11月の感染例の74％を占めていたとする調査結果を発表した。10月時点ではデルタ株が92％を占めており、急速にオミクロン株に置き換わっている実態が浮かび上がった。

【図解でおさらい】δ、ο…変異株の特徴

　同研究所によると、11月にゲノム（全遺伝情報）解析をした249件のうち183件がオミクロン株だった。最も早い検出は11月8日で、首都プレトリアや最大都市ヨハネスブルクがあるハウテン州だった。既に11月上旬には同国内でオミクロン株の感染が始まっていたとみられる。

　南アでは1日、8561人の新たな感染を確認し、1週間前（11月24日）と比べて6倍以上に増えた。南アの専門家は、オミクロン株はデルタ株よりも感染力が高い恐れがあるとみており、重症化の度合いやワクチンの効果について詳しい調査を進めている。【ヨハネスブルク平野光芳】

南ア、11月感染例の7割がオミクロン株　急速に拡大
毎日新聞　12/2(木)11:06配信

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