2020年08月20日
瞬く間にワクチン製造計画が出現 新冷戦(95)
瞬く間にワクチン製造計画が出現
新冷戦(95)
新冷戦(95)
今回もアメリカのバイオテクノロジー企業
ノババックスが登場します。武田薬品工業
はノババックスが開発している新型コロナ
ワクチンの日本での開発、製造、流通につ
いて提携したと発表しました。前ページで
はノババックスは富士フイルムのアメリカ
の子会社へワクチン原薬の大量生産を発注
しました。今度はワクチンの開発、製造、
流通の提携でも日本企業を選びました。ノ
ババックスは日本企業を非常に信用してい
るのだろうという気がします。
武田薬品は一夜にしてワクチンの技術移転
を受けられるようになったようで、よかっ
たですね。よかったですねの意味は日本政
府に援助を申請する予定ということです。
技術があれば助成金を申請できます。素早
く申請して、山口県光市へワクチンを製造
する工場を作るようです。生産能力は年間
2億5000万回分だそうです。申請する助成
金は301億円のようです。
ウイルスを製造する方法は4つあるという
ことです。
1…鶏卵でウイルスを作る。これは6ヵ月
以上が必要だそうです。
2…ネズミにウイルスを接種して作る。
3…細胞にウイルスを感染して作る。
4…遺伝子組み換えによって作る方法。
増殖させた細胞にウイルスの遺伝子を挿入
して抗原性のあるタンパク質だけを細胞に
作らせて、取り出したもの。これは製造期
間が短く、製造に感染性があるウイルスを
使わないので安全という利点があります。
武田薬品はノババックスとの提携によって
ワクチンの製造販売がいきなり可能となり
ました。2021年の後半にはワクチンの製
造予定のようです。「日本国民の公衆衛生
と健康に貢献したい」とのことです。日本
で製造されるワクチンの種類が増えるとい
うことは安心度が上がるように思われます。
竜巻・ミネソタ州2020年7月の10
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武田薬、米ノババックスと新型コロナワクチンの開発・製造で提携
8月7日、武田薬品工業は、米バイオ医薬品のノババックスと、同社が開発中の新型コロナウイルス感染症ワクチン「NVX−CoV2373」の日本における開発、製造、流通に向けた提携で基本合意したと発表した。写真は武田薬品工業のロゴ。2018年7月、都内で撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 7日 ロイター] - 武田薬品工業<4502.T>は7日、米バイオ医薬品のノババックス<NVAX.O>と、同社が開発中の新型コロナウイルス感染症ワクチン「NVX−CoV2373」の日本における開発、製造、流通に向けた提携で基本合意したと発表した。
武田薬品は年間2億5000万回分以上の新型コロナウイルス感染症ワクチンの生産能力を整備することを見込んでいる。
武田薬品はノババックスからのワクチン製造技術の移転、生産設備の整備およびスケールアップの資金として、厚生労働省から助成金を受けるという。
ノババックスは4日、「NVX−CoV2373」の小規模な初期臨床試験(治験)で抗体形成が確認されたと発表した。
配信
8月7日、武田薬品工業は、米バイオ医薬品のノババックスと、同社が開発中の新型コロナウイルス感染症ワクチン「NVX−CoV2373」の日本における開発、製造、流通に向けた提携で基本合意したと発表した。写真は武田薬品工業のロゴ。2018年7月、都内で撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 7日 ロイター] - 武田薬品工業<4502.T>は7日、米バイオ医薬品のノババックス<NVAX.O>と、同社が開発中の新型コロナウイルス感染症ワクチン「NVX−CoV2373」の日本における開発、製造、流通に向けた提携で基本合意したと発表した。
武田薬品は年間2億5000万回分以上の新型コロナウイルス感染症ワクチンの生産能力を整備することを見込んでいる。
武田薬品はノババックスからのワクチン製造技術の移転、生産設備の整備およびスケールアップの資金として、厚生労働省から助成金を受けるという。
ノババックスは4日、「NVX−CoV2373」の小規模な初期臨床試験(治験)で抗体形成が確認されたと発表した。
武田薬、米ノババックスと新型コロナワクチンの開発・製造で提携
8月7日(金) 19時16分 経済総合(ロイター)
★アートパネル マリリン・モンロー
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武田薬品 新型コロナワクチンの開発や製造で米企業と提携へ
製薬大手の武田薬品工業は、日本国内向けの新型コロナウイルスのワクチンの開発や製造に向けて、アメリカのバイオテクノロジー企業と提携すると発表しました。武田薬品は、この会社から製造技術の提供を受け年間で2億5000万回分以上のワクチンの生産能力の整備を進めるとしています。
発表によりますと、武田薬品は、次世代ワクチンの研究・開発などを行っているアメリカのバイオテクノロジー企業、「ノババックス」と提携し、この会社が開発中の新型コロナウイルスのワクチンの製造技術の提供を受けることで基本合意しました。
武田薬品は山口県光市の工場に生産設備を整え、厚生労働省から301億円の助成金も受けたうえで、日本国内向けのワクチンの開発と製造、流通を行うとしています。
会社では年間で2億5000万回分以上のワクチンの生産能力の整備を進め来年後半には最初のワクチンの製造にこぎつけ、国の承認を得たいとしています。
武田薬品が新型コロナウイルスのワクチンで企業と提携するのは初めてで、会社では「日本の国民の公衆衛生と健康に貢献していきたい」としています。
武田薬品 新型コロナワクチンの開発や製造で米企業と提携へ