2017年12月11日
何と言ってもダヴィンチ作、510億円
いうとんでもない値段がつきました。絵画の
方もとんでもないものです。レオナルド・ダ
ヴィンチ作の「サルバトール・ムンディ
(救世主)」です。芸術的価値、宗教的価値、
歴史的価値などはかりしれないものがありそ
うです。
買い主はサウジアラビアのムハンマド・サル
マン皇太子だそうです。サウジアラビアの国
防相であり、経済政策も担当し、改革プラン
を主導しているという重要人物のようです。
今は汚職などで不正蓄財をした者約200人に
国庫へ納入させているということです。
「サルバトール・ムンディ」の行き先ですが、
2番目の記事から、アラブ首長国連邦のアブ
ダビにある「ルーブル・アブダビ」へ行くそ
うです。聞いたことが無い人が多いでしょう
が、この11月に開館したばかりの美術館だそ
うです。美術品の貸出をする投資会社も関係
しているようなので、謎の部分も少しあるよ
うです。
<絵画>「サルバトール・ムンディ」落札者はサウジ皇太子
毎日新聞 12/8(金) 10:36配信
【ワシントン会川晴之】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は7日、イタリアの巨匠レオナルド・ダビンチの油絵「サルバトール・ムンディ(救世主)」を落札したのは、サウジアラビアのムハンマド・サルマン皇太子だと伝えた。先月15日にニューヨークで開かれた競売で、美術品としては史上最高額の4億5030万ドル(約510億円)で落札され、買い主に関心が集まっていた。
落札者を巡っては米紙ニューヨーク・タイムズはサウジのバデル王子だと報じたが、WSJは米政府情報筋などの情報をもとに、皇太子が代理人を通じて購入したと伝えている。
ムハンマド皇太子は、今年6月に副皇太子から皇太子に昇格。国防相を兼任するほか、サウジの経済政策を担当、脱石油化を目指すサウジの改革プラン「ビジョン2030」を主導する権力者。入札があった11月初旬には、王族11人や閣僚などを含む約200人を汚職の疑いで身柄を拘束、不正蓄財を国庫に納入するよう求めている。その総額は数千億ドル(数十兆円)に達すると言われる。
この絵はダビンチが「モナリザ」と同時期の1500年ごろに描いた作品とされ、17世紀に英国王のチャールズ1世が所有していたが、所在が不明となり、2005年に存在が再確認された。現存するダビンチの絵画としては、唯一の個人所有だった。
毎日新聞 12/8(金) 10:36
510億円のダビンチ絵画、UAEへ 現地美術館で公開か
CNN 12/8(金) 11:13配信
(CNN) 絵画としては史上最高額となる4億5030億ドル(約510億円)で落札されたイタリアの巨匠レオナルド・ダビンチの絵画「サルバトール・ムンディ」(世界の救世主)がアラブ首長国連邦(UAE)アブダビにある美術館「ルーブル・アブダビ」で所蔵されることがわかった。同美術館がツイッターで発表した。
同美術館が購入したのか、借り受けたのかについては明らかにしていない。
「サルバトール・ムンディ」は、イエス・キリストを描いた1500年ごろの作品。ダビンチの作品として現存する絵画は、この作品を含めて20枚に満たない。絵画は11月に米ニューヨークでクリスティーズのオークションに出品されていた。
落札した人物の身元は明らかになっていない。そのため、所有者は誰なのか観測が飛び交っている。
米紙ニューヨーク・タイムズによれば、落札主は、これまで主要な美術作品を購入したことがなかったサウジアラビアの王子だという。フランス紙によれば、美術館への貸し出しを希望する投資会社2社だという。
クリスティーズの広報担当はルーブル・アブダビに祝意を伝え、作品が一般公開されるのは喜ばしいと述べた。ルーブル・アブダビが落札に関係しているかどうかについては確認しなかった。
ルーブル・アブダビは今年11月に開館したばかり。600点におよぶ芸術作品が楽しめる常設展示に加えて、フランスからも300点に上る作品が貸し出される予定。
しかし、同美術館にとっては、サルバトール・ムンディが最大の呼び物となりそうだ。
510億円のダビンチ絵画、UAEへ 現地美術館で公開か
CNN 12月8日(金) 11時13分-国際総合(CNN.co.jp)
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