2017年05月13日
空母は大国の象徴、中国内の見解
のものの表現です。空母は大国の象徴だそう
です。こうなると空母をまだまだ造りそうで
すね。
海外の権益を守るため、という理由も上がっ
ていますが、この辺りから怪しくなりそうで
す。巨額の国費がつぎ込まれているはずです
から、威嚇が色々とできがそうとは言わず、
大きく上品に「大国の象徴」だそうです。
海に詳しい人は空母と言えば、空母打撃軍を
想定するようです。これは恐ろしいですね。
空からも水中もからも空母は守られていて、
空母に近づくことができない状態になってい
るということです。なおかつ距離があるとこ
ろも攻撃できるというつわものです。警戒や
監視する方は緊張するでしょうね。軍事的圧
力は十分あるでしょう。
中国内でアメリカの空母打撃軍に対抗すると
言ったとしても、現在は否定や批判をされる
ことはまずないでしょう。それどころかアメ
リカ海軍に対抗するためなら、国費もどんど
ん使えとなりそうです。
南シナ海からアフリカの東海岸まで中国の空
母打撃軍が必要と言っても非難されない感じ
です。この記事からはその方向へ行きそうで
す。
2番目の報道記事は中国の戦略と海軍力の強
化を予想しています。地図から中国の海に関
する防衛や対抗の戦略が説明されています。
制海権を握るために軍艦を行き来させて威嚇、
けん制する、そうなるとは思うのですが、制
海権を握られた方はどうしたらいいのでしょ
うか。
今までは海は自由で無防備でよかったのです
が、これからはそんなわけにいかなくなりま
した。中国にやたらと力を振り回されて、自
衛手段を考えざるを得なくなりました。同じ
境遇の国と提携したり同盟を結ぶ必要が出て
きました。少しずつ進んでいますが、中国の
勢いを止めるのは無理のようです。
中国の戦略性を見ると、他の国が一国で対抗
するのは非常に難しいと思われます。その理
由は一地域で実力によって妨害し、問題を作
ることです。漁民が泣き寝入りを繰り返して
いるうちに、広い広い範囲の主権を主張する
のですから、手の施しようがありません。将
来は水平線あたりに空母打撃軍を想像させる
ように仕向けられそうです。
海軍力増強を誇示=国産空母は「大国の象徴」―中国
時事通信 4/27(木) 7:04配信
【北京時事】中国初の国産空母が26日、遼寧省大連で進水式を行い、習近平指導部は海軍力の増強を誇示した。
「海洋強国」を掲げる習指導部は、さらに空母を建造する方針。中国は西太平洋やインド洋で空母を展開するため、戦力向上を急いでいる。
進水式には中国軍の制服組トップ、范長竜中央軍事委員会副主席が出席した。ネット上には「空母は大国の象徴」「心から誇りに思う」といった書き込みが相次いだ。
国産空母の外観は、ウクライナから購入した船体を改修した初の空母「遼寧」とほぼ同じ。排水量は約5万トンで、動力は蒸気タービン。艦載機は、スキージャンプ式と呼ばれる傾斜のある船首甲板から発艦する。上海で建造中とされる2隻目の国産空母には、艦載機を発進させる装置のカタパルトが採用されるもようだ。
習指導部は、空母により南シナ海や台湾周辺で優位に立ち、中東やアフリカでの権益を守ることを目指している。26日付の中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報(英語版)は「中国の領土と海外権益を守るため、西太平洋とインド洋にそれぞれ二つの空母打撃群が必要だ」という軍事専門家の見解を伝えた。この専門家は少なくとも5〜6隻の空母保有を求めた。
空母を軸とした海軍力強化の背景には、インド洋周辺での存在感を高める思惑もありそうだ。同紙は、将来的に中国が空母の補給拠点を海外に確保することになるという別の専門家の見方も掲載した。この専門家は「パキスタンやスリランカのような中国海軍を歓迎するパートナー」との協力を中国は深めていくと指摘した。 ★
中国国産空母 「一帯一路」で南シナ海から中東で影響力行使 米に対抗「第2列島線」越えも?
産経新聞 4/24(月) 8:14配信
中国は空母打撃群の展開を通じて南シナ海からインド洋、中東沖など広範囲の沿岸諸国への影響力行使を狙っている。
また現段階で中国初の国産空母が米軍の直接的な脅威となる可能性は低いが、長期的には太平洋で米軍を排除する「接近阻止・領域拒否」戦略の実現に向けた足がかりとする構えだ。
中国が掲げる現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」で、中東はその要衝にあたる。
ただ、地域大国のサウジアラビアは米国の同盟国であり、イランはロシアが影響力を保持。中国が現在、アフリカ東部ジブチで中国海軍の「補給施設」を建設しているのは、海外基地として中東への軍事プレゼンスを高める狙いもある。
一帯一路のうち「海上シルクロード」と呼ばれる東南アジアから南アジア、中東沖につながるルートで空母を展開させることで、「沿岸諸国に影響力を行使できるプレーヤーとして米露に中国が加わる可能性」(東京財団の小原凡司研究員)も指摘されている。
また、今後いずれかの国産空母が南シナ海を管轄する南海艦隊に配属される見通しで、領有権争いを抱える沿岸国への軍事的圧力も高まりそうだ。
一方、中国にとっては太平洋で制海権を握ることも長期的な野望だ。中国初の空母「遼寧」は昨年12月、九州や沖縄、台湾などを結ぶ「第1列島線」を初めて越え西太平洋に進出した。中国軍内部では、空母の行動範囲を小笠原諸島やグアムを結ぶ「第2列島線」を越えて、東太平洋まで拡大すべきだとの声もある。
国産空母は遼寧の動力系統に改良が加えられており、就役後には遠洋訓練などの名目で第2列島線を目指す可能性もある。(西見由章)
中国国産空母 「一帯一路」で南シナ海から中東で影響力行使 米に対抗「第2列島線」越えも?
産経新聞 4/24(月) 8:14
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