2016年11月27日
やはり超大国との関係は最重要のよう
ライ・ラマ14世は、トランプ次期アメリカ大統
領は就任後は現実的な対応をし、実行するだろ
う、心配はしていない、とのことです。年が明
けるとトランプ氏を訪問したい模様です。
どの政権にとってもトランプ氏は現在は白紙状
態なのですが、ダライ・ラマとしては、今まで
アメリカがけん引してきた自由と民主主義が維
持されるのかどうか、対中国政策がどうなるか、
チベット亡命政権へ支援があるのかどうか、な
どは気になることでしょう。
中国はダライ・ラマの行動を逐一けん制してい
ます。オバマ大統領との会見にはアメリカ政府
へ抗議しました。このモンゴル訪問も強烈な不
満だそうです。
ダライ・ラマ14世は今のオバマ大統領とは4回
会見しているのですが、中国政府は毎回抗議し
ています。どの国の首脳もアメリカ大統領とは
関係を持ちたいのですが、チベットの場合は人
権侵害に直接的にさらされています。色々な国
がチベット人の人権か、中国の経済力のかの選
択を迫られる状態もしばしば発生しています。
産業的に先進国は、自国の産業保護で中国に対
応しようとし始めました。その理由は国際的な
裁判所の判決を無視する、産業分野の情報や技
術を盗む、中国の輸出攻勢で自国の企業が打撃
を受けているなどがあります。このような状態
で、チベット問題がかすむ可能性もあります。
中国側からすると、切り崩しの手法で中国の意
思が反映されることを狙って、政府を一つづつ
取り込む方向で行動しています。2016年の1年
で様々な国で中国に対する警戒感が広がってい
るので、切り崩すことができたら大成功なので
す。実際、マレーシアやバングラディッシュで
中国製兵器の採用が進んでいるようです。
こういった国際情勢の中でのアメリカ大統領の
交代です。2017年についてはまだ予想ができ
る状態ではないと言えます。では、読者の皆さ
んはどうしたらいいのでしょうか、クリスマス
もお正月も自分たちのためにあるように考えて
いただいて、何も問題はないでしょう。欲張っ
た計画もいいのではないでしょうか。
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ダライ・ラマ、トランプ氏を訪問する意向表明
ロイター 11/24(木) 14:19配信
[ウランバートル 24日 ロイター] - チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は23日、訪問先のモンゴルの首都ウランバートルで、ドナルド・トランプ次期米大統領を訪問する意向を示した。
米大統領選について問われたダライ・ラマは、米国は「自由世界をリードする国」との認識を示した上で、トランプ氏は「選挙戦では自由に発言していたようだ」が、選ばれた後は「現実に即したビジョンを示し、実行する必要がある」と述べた。
オバマ米大統領は6月、ホワイトハウスでダライ・ラマと会談した。これに先立ち、中国は、会談が米中関係を大きく損なうとけん制していた。
中国は、モンゴルがダライ・ラマの訪問を認めたことも激怒。モンゴル外務省は国営モンツァメ通信への声明で、ダライ・ラマの訪問に政府は無関係で、訪問は仏教界がアレンジしたものだと述べていた。
ダライ・ラマが2006年にモンゴルを訪問した後、中国は、北京とウランバートル間のフライトを短期間キャンセルした。
ロイター 11/24(木) 14:19
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トランプ氏との会談意欲=「言動に心配なし」−ダライ・ラマ
時事通信 11/23(水) 22:20配信
【北京時事】AFP通信によると、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は23日、モンゴルの首都ウランバートルで記者会見し、来年米国を訪問し、トランプ次期大統領と会談することに意欲を示した。
仏教指導者と面会するため、モンゴルを訪れた。
ダライ・ラマは、オバマ大統領と今年6月を含め計4回会談。トランプ氏の言動に関し「選挙中、候補者は自由に発言するが、当選すれば現実に合わせるようになる。私は心配していない」と語った。ダライ・ラマをチベット独立派と見なす中国政府はオバマ政権の対応を批判してきた。
中国外務省の耿爽・副報道局長は23日の記者会見で、モンゴル政府がダライ・ラマの入国を認めたことについて「両国関係の政治的基礎を損ない、否定的な影響を及ぼす」と改めて非難した。
時事通信 11/23(水) 22:20
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AFP=時事 11/27(日) 7:43
読売新聞 11/27(日) 9:36
「私は地獄に落ちるだろう」 世界を揺るがした革命家、フィデル・カストロが語った苦痛
BuzzFeed Japan 11/27(日) 6:10
毎日新聞11/27(日) 0:05
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