「ローレンツ」の原稿を投稿します。座標変換・ローレンツ収縮という大切な概念を確立した人です。画像はソルベー会議の集合写真を使いました。作業としては4月からの四半期で登場人物順に再考した後に分野別に再考しています。いずれ個別の人物の追加もトピックスのご紹介もしていきたいです。今後もご覧下さい。また、ブログ宣伝でツイッター使います。5/21(金)朝の時点でフォロワーは合計【11487】でした。作業としてフォロワー増は暢気に続けます。それよりも紹介の内容を吟味します。ロボットを含めてアカウント数を考えた時に私のブログ(別言すれば私自身)に垢が無関心ならツイッターには意義を感じません。【以下原稿です】
↑ Credit ; Wikipedea ↑
その名は正確にはHendrik Antoon Lorentz。
です。オランダに物理学で有名なライデン大学
がありますが、ローレンツは其処の出身者です。
後にエーレンフェストがコロキウムを開いていきますが、
そんな大学を理論の面で育んでいった一人が
今回ご紹介するローレンツです。
この大学では他に、
エンリコ・フェルミ、
西周(日本の哲学者)、
ヘイケ・カメリー・オネス_
アルベルト・アインシュタイン、
クリスティアーン・ホイヘンス 、
フィリップ・シーボルト(博物学者)、
ポール・エーレンフェスト
が学んだり、教えたり、議論をしたりしていました。
他、オランダで個人的に関心があるのは
デルフト工科大学です。そこは現在、
低温物理学で有名な拠点ですので別途、
機会があれば取りあげたいと思います。
さて話戻ってローレンツですが、
電気・磁気・光の関係を解きほぐしました。
手法としては座標系の変換を効果的に使います。
特にアインシュタインが特殊相対性理論
を論じる際に起点の一つとして使った、
「光速度不変の定理」はローレンツが導いた
変換に関する考察があって成立しています。
無論、アインシュタインは、
その業績を高く評価していて、
ローレンツを「人生で出会った最重要な人物」
であったと語っています。ローレンツとアインシュタインはエーレンフェストの家でよく語り合っていたと言われています。時間が出来たら寄合って、その時々の関心のある議題について語り合っていたのでしょう。有益な夜の時間が過ごせたはずです。このブログで今ご紹介している写真はそんな中での風景です。
ローレンツの業績は、電磁気学、電子論、
光学、相対性理論と多岐にわたりますが、
特に印象深いのは変換に関する物でしょう。
ローレンツは座標系の変換の中で局所時間
と移動体の長さの収縮を議論していきます。そこから、
「ローレンツ収縮」といった言葉も生まれてます。
理論的な要請として、
マイケルソン・モーレの実験を理論から
説明するには光速度普遍の枠組みで
事実を組み立てなければなりません。
これが可能な理論的土台として
ローレンツ変換は秀逸だったのです。
最後に、そのご臨終の話を語りたいと思います。
ローレンツの葬儀当日は追悼の意を込め、
オランダ中の電話が3分間電話が止められました。
英国王立協会会長だったアーネスト・ラザフォードが
お別れの言葉を述べる中で多くの人が
ローレンツを惜しみました。
〆
以上、間違い・ご意見は
以下アドレスまでお願いします。
最近全て返事が出来ていませんが
全て読んでいます。
適時、改定をします。
nowkouji226@gmail.com
2020/10/24_初版投稿
2021/06/15_改定投稿
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