「ボルン」の原稿を投稿します。私のサイトは外国からもアクセスがありますので文末に拙いながらも英訳を付けました。英語文章を作成していて確認出来るのは内容の正確さです。原稿文字数は3904文字です。また、アマゾン関連の作業は嫁任せでしたがサイトの運営として記載してます。読者満足度を考え関連書籍を記載します。【学術論文を読む時には英語必須、他国の方と議論の時にも英語必須です。少しでも話せるようになる機会は大事ですので、オンライン英会話をご紹介しています。】作業として10月からの四半期で登場場所別、時代別のリライトをしてます。そして、私の文章で遷移語が不足しているようです。遷移語は、「同様に」、「しかし」、「に加えて」、「たとえば」などの単語です。以後加筆します。別途、個別の人物の追加もトピックスのご紹介もしていく予定です。今後もご覧下さい。また、ブログ宣伝でツイッター使います。7/11(日)朝の時点でフォロワーは合計【11691】でした。
作業としてフォロワー増は暢気に続けます。
それよりも紹介の内容を吟味します。【以下原稿です】
【1882年12月11日 ~1970年1月5日】
マックスボルンと確率解釈
M・ボルンはユダヤ系ドイツ人なので、
第二次世界大戦時は大変苦労しています。
そんな中で前期量子論において本質的な
現象理解である「確率解釈」を提唱しています。
簡単に確率解釈を表現してみると、
観測にかかる現象は一意的に求まる物
だけではなく一定の確率で観測される事象も
含まれるという解釈です
別言すると観測値が一定の確率との掛け合わせ
である場合が許されるのです。
ボルンの人間関係
ボルンはドイツ本国で教授職を解雇されたり
していて、反戦の姿勢、非核の姿勢を貫き
ラッセル=アインシュタイン宣言にも参加しています。
この点ではドイツに残り、原爆開発に参加していた
ハイゼンベルクとは全く別の人生を歩んでいます。
ちなみに、
ハイゼンベルクはボルンの門下生です。
オッペンハイマーもまた弟子にあたります。
オッペンハイマーとは「ボルン・オッペンハイマー近似」
と呼ばれる業績を残し、共に研究していた時代があります。
共にユダヤ系でしたのでボルンはイギリス、
オッペンハイマーはアメリカに追われます。
ユダヤ人排斥運動の中でボルンは教授職を奪われたのです。
戦時下でのどうしようもない事情でした。
彼の解釈で有名なやり取りがあります。
ボルンの考え方である確率解釈に対して
反論したアインシュタインが量子力学の解釈を
サイコロ遊びに例えたのです。
【Wikipedeaより引用:アインシュタインの有名な言葉
「彼(神)はサイコロを遊びをしない」は1926年
にボルンに当てた手紙の中で述べられたものである。】
この手紙が交わされた翌年の1927年に
ハイゼンベルグが不確定性関係を定め、
このサイトTOPで写真を使っている
第五回ソルベー会議が開かれます。【於10月】
其処で本質に対して真剣な議論が交わされるのです。
人類の理解が大きく変化していった時代でした。
確率解釈は人類の思想にとって大きなパラダイムシフトです。
ボルンの考え方は、それまでの発想を大きく変えました。
最後にトリビア話
ボルンの孫の一人に歌手であるオリヴィア・ニュートン・ジョンが居ました。私も初稿を書く際に分かったのですが意外ですね。勝手に想像するとボルンは如何にもドイツ人らしい人だったのでしょうね。アインシュタインとのやり取りは、そんな彼を偲ばせます。イギリスに亡命後にドイツへ帰国しており、プランクと同じゲッティンゲン市立墓地に眠っているそうです。母国の土に帰りたい想いもあったのでしょう。そしてきっと、お孫さんのオリビア・ニュートンジョンも墓参りに来るのでしょう。
関連URL(YouTubeへ:)
https://www.youtube.com/watch?v=E-JGTk_WM1k
〆
以上、間違い・ご意見は
以下アドレスまでお願いします。
問題点に対しては適時、
返信・改定をします。
nowkouji226@gmail.com
2020/08/30_初版投稿
2021/10/12_改定投稿
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(2021年10月時点での対応英訳)
Max Born and Probabilistic Interpretation
Since M. Born is a Jewish German, he had a lot of trouble during World War II. Under such circumstances, he advocates "probabilistic interpretation", which is an essential understanding of phenomena in the early quantum theory. To express the probability interpretation simply, it is an interpretation that the phenomenon related to the observation includes not only the uniquely obtained object but also the event observed with a certain probability. In other words, the observed value is multiplied by the certain probability. It is permissible if it is a match.
Born Relationships
Born has been dismissed as a professor in Germany, and he has been involved in the Russell-Einstein Declaration with an anti-war and non-nuclear stance. In this respect, he remains in Germany and lives a completely different life from Heisenberg, who participated in the development of the atomic bomb. By the way, Heisenberg is a student of Born. Oppenheimer is also a disciple. There was a time when Oppenheimer left a work called "Born-Oppenheimer approximation" and studied together. Both were of Jewish descent, so Born was chased by England and
Oppenheimer was chased by the United States. Born was deprived of his professorship during the Jewish exclusion movement. It was a terrible situation during the war. There is a well-known exchange in his interpretation. Einstein, who argued against Born's idea of stochastic interpretation, likened the interpretation of quantum mechanics to dice play.
[Quoted from Wikipedea: Einstein's famous words
"He (God) does not play dice" is 1926
It was stated in a letter to Born. ]
In 1927, the year after this letter was exchanged, Heisenberg established an uncertainty relationship, and the 5th Solvay Conference using photographs will be held on the top of this site. [October] There is a serious discussion about the essence. It was an era when human understanding changed drastically. Probabilistic interpretation is a major paradigm shift for human thought. Born's thinking changed his way of thinking.
Finally the trivia story
One of Born's grandchildren was the singer Olivia Newton-John. I also found out when writing the first draft, but it's surprising. Imagine that Born was a German person. The interaction with Einstein is reminiscent of him. He returned to Germany after his exile in England and is sleeping in the same Göttingen Cemetery as Planck. Perhaps he also wanted to return to his homeland. And I'm sure his grandson Olivia Newton-John will come to visit the grave.
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