その名を書き下すとクリスティアン・アンドレアス・ドップラー;Christian Andreas Doppler。ドップラーはオーストリアの物理学者にして数学者にして天文学者です。移動体の発する音を考えた時に観測者と音源との間の相対的な関係を詳しく調べました。いわゆる「ドップラー効果」の形で定式化して後世に残しています。
絶対音感を持った音楽家が移動体からの音を聞いて音程が変わる事実を示しています。
当日としては極めて説得力のある説明方法だったのでしょう。
ドップラーの素晴らしい所は問題のとらえ方で、相対的な位置関係の変化から一見,違うものと思える
「音速;C」と「移動体の速度;V」の間の関係から「動かない物体の発する周波数;F1」から
「移動する物体の発する周波数;F2」へと変化する割合「F2/F1」を数式で分かり易く示したことです。今日では高校生レベルで説明・理解出来る関係を作り上げて説明しています。
ドップラーは現在のチェコ工科大で教職を務めた後にウィーン大学物理学研究所で研究機関の長を務めます。そんななかで遺伝学のメンデルの研究を指導していたりします。
〆
以上、間違い・ご意見は
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最近全て返事が出来ていませんが
全て読んでいます。
適時、改定をします。
nowkouji226@gmail.com
2020/10/16_初版投稿
2021/6/24_改定投稿
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