寺田寅彦は物理学者にして俳人です。
文筆家としては牛頓の名を名乗っていたり。
牛頓と書いてニュートンと読ませてました。
熊本の高校で英語教師として赴任していた
夏目漱石と出会います。後に文学に関わる
のはこの出会い大きかったといわれています。
贅沢な人生ですね。夏目漱石の作品
「吾輩は猫である」の中では寒月君として
登場する人物のモデルとなっていて
作品を通じて御人柄に触れた人も多いのでは
ないでしょうか。
研究の点でも今の枠にとらわれない視点を持ち
実績を残しています。その中でも評価が高い
研究業績はラウエの業績に刺激を受けた研究で
「X線の結晶透過」についての業績です。先進的な
結晶解析に関して考察をを進めています。そして、
1913年に「X線と結晶」をNatureに発表してます。
寺田寅彦の研究人生をふりかえると、
田中館愛橘に教えを受け、
長岡モデルを提唱した長岡半太郎に
教えを受け学生結婚をして、
その奥様に早く先立たれ、
東京帝国大理科大学で教鞭をとった後に
ベルリン大学で地球物理学を研究し、
理化学研究所、 東京帝大地震研究所
で研究を続けました。
57歳で亡くなられています。
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nowkouji226@gmail.com
【舞台別のご紹介】
2020/09/09_初稿
2021/01/02_改定
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