2008年09月22日
ショックです(T_T)
福岡市西区の小戸(おど)公園で、富石弘輝君が絞殺された事件。故郷で起きた事件だっただけに気になっていました。
今朝のニュースで犯人が母親だったとテロップが流れたときには、妻の話を遮ってまでテレビに釘付けとなりました。まじ、ショックです。
妻曰く 「なんとなく、そんな気がしてた・・・」
僕も弘輝君と同じ歳にトイレで変質者に会った経験を持っています。このニュースを聞いたときにそのことが思い出されてしまって、端っから犯人は変質者だと思い込んでいました。ところがです・・・ショックでした(T_T)
母親が供述したという「子供を殺して自分も死ぬつもりだった」という話はとても信じられるものではないですね。
動機は、犯行を犯したあとに自分の気持ちを日常に戻すために作るもので「信じるに値しない」と京極夏彦さんの本の中にありましたが、彼女のやってきたことはまさしくこの通りの行動でした。
しかし、事件当初から警察は母親を疑っていたこと、当日は一旦家に帰らせる処置を取り、次の日になって自白となった経緯を知るにつけ、そこまで人の心理がわかるんなら、彼女が事件を起こす前に何とかならなかったのか?と残念でなりません(T_T)
ところで昨日、義理の姉が新築したということで東京に行ってきました。姪っ子の子供と半日一緒に居ただけで心底うんざりしてしまったことを考えると、一概に犯行を犯してしまった母親だけを責める気になれないのも正直な気持ちです。
ただ、あまりにも事件のショックが大きすぎたために、最初は、なんて酷い母親だと思ってしまいました。しかし冷静に考えてみると、好き好んで自分の子供を殺す親がいる訳がないですよね。彼女も相当追い込まれていたんだろうなぁ・・と、同情します。
ただ、彼女の心情には同情しますが、犯行後の彼女の取った行動はやはりショックなことでした。
「償い」って言葉を実行することは、死ぬよりも大変なことだと思っています。
まだ若い彼女のこれからを考えると、重い十字架を背負ってしまったことにどうしても同情してしまいます。でも、周りの人たちのことを考えると決して同情してはいけないことなんですよね。
母として女として生きている女性方に対し、尊敬と畏怖の気持ちを持ちながらも逃げ廻ってきた男に言える言葉では無いってことを十分承知した上で、同じ(元)福岡県人として残念だったという思いだけでこの記事を書かせてもらいました。
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