2020年10月23日
「乗り換えの自由の障害となるものは全て取り外すべきだ」武田総務相
インタビューに答える武田総務相(21日写真日経電子版)
携帯番号持ち運び「原則無料に」 NHK受信料下げを
武田良太総務相インタビュー 携帯料金見直し 菅内閣発足 経済 政治 ネット・IT 2020/10/22 19:00 (2020/10/23 5:10更新)日本経済新聞 電子版
武田良太総務相は電話番号を変えずに携帯会社を乗り換える際の手数料について「原則、ゼロ円にする」と表明した。3千円の手数料が携帯会社の変更を停滞させ、料金の競争を阻むとされてきた。ネットで申し込んだ際は無料にする方針だ。21日に日本経済新聞のインタビューに答えた。
携帯各社は手数料を横並びで徴収している。総務省は無料にするよう指針を示す。
携帯電話と光ファイバー回線のセット割引に言及し「乗り換えの自由の障害となるものは全て取り外すべきだ」と指摘した。セット割引も解約時に1万円前後の違約金がかかる例があり、携帯会社の変更に慎重になる一因といわれる。
「乗り換えやすくすることで諸外国と遜色のない料金が設定される」とも語った。特に20ギガ(ギガは10億)バイト以上の大容量プランの料金に関し「公正な市場競争原理が働いていない」と強調した。
武田氏はNHK受信料に関して「コロナ禍で国民に還元する気概は持ってもらいたい」と引き下げるよう要求した。
NHKはネット業務の事業費を年間受信料収入の2.5%までにする基準がある。NHKが撤廃を求めていることに触れ「改革を進める姿勢が見えれば障害となる分野の改善は当然だ」と話した。受信料を下げれば緩和を認める可能性を示した。
タグ:携帯電話
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