2020年02月28日
冷凍食品が 爆売れで不足ぎみ 原因はコロナウィルス
ニュースサイト しらべえ社会 2020/02/26 07:30
新型コロナの影響で売上が急上昇した食品 非常事態に「在庫がない」と悲鳴
新型コロナウイルスによる影響で、とある「冷凍食品」が爆売れ。
新型コロナウイルスの影響で、街の封鎖や自主隔離せざるを得ない状況に陥っている中国。国民が自宅に引きこもる日々が続く中、ある業種が大きな利益を叩き出していると現地メディアが報道した。
■隔離のお供とは?
観光業や外食業がウイルス拡散防止のため、営業停止を命じられている中国では、人々の「消費の形態」が変わってきたと言ってもいいだろう。レストランでの外食ができない非常時に需要が高まる物と言えば、冷凍食品をはじめとする保存食である。
冷凍食品を生産する現地の企業によると、売り場では前年より80%アップ、通販の注文はいつもの20倍以上という驚異的な売上成績を残しているという。
また、上海に支店を持つ大型スーパー「カルフール」からは、店に来るお客は大幅に減少の一途をたどっているものの、ネットスーパーの業績は往年の3〜4倍程の成長を見せていると伝えられた。
■しかし「在庫が尽きそう」
しかし、今は非常時である。業績が上がったからといって喜んでばかりはいられない。こうした食品を全国に分配する担当者は「春節(中国の旧正月)が終わってからは2億元(約32億円)分の商品在庫があったのですが、もうそれが尽きそうなんです」と語る。
地元の商店や小型スーパーなどが続々と営業を停止し、備蓄としての需要が大幅に増加したのはいいものの、一方で工場再開や人材不足の問題が勃発しているため生産が全く追いついていないのだ。
■一番人気の商品は…
中でも人気の商品はインスタントラーメンや水餃子。中華圏では、日本のように餃子をおかず扱いするのではなく「主食」として見る人がほとんどだ。そして焼き餃子よりも水餃子のほうが馴染み深い。そういった点から、水餃子が主な購入対象になっているのだろう。
1月24日から現在に至るまで、約6ブランドの水餃子が市場から姿を消しており、予約をしても手に入るのは約2週間後だそう。
2月17日からは徐々に生産を増やしているそうだが、今後の情勢によってはいつまた供給ができなくなるか、全く先が見えない状況だ。マスクや消毒液と同じく、備蓄用の食品までもが品薄になる可能性が高い。
■SNSにも変化が
中国版ツイッター・Weiboでは、かつて「ここのレストランがおいしい」「あそこの餃子は最高!」といった議論が飛び交っていたものだが、現在は各自おすすめの冷凍食品を発表するユーザーが絶えない。中でも、水餃子とインスタントラーメンのレビューが数多く見受けられた。
果たして、この「非日常」はいつまで続くのだろうか。
(文/しらべぇ編集部・AKO)
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