2019年06月06日
やはり出てきた 株式市場に潜む 魔物 SQと裁定取引
出てきました。このSQと裁定取引が、くせものなのですよ。
1990年の東京市場の暴落で日本はバブルが崩壊します。
この時に、外資の1社が裁定取引で売り逃げしていたのでした。
今の株式市場でも、外資は「やりたい放題」なのです。
東京市場の欠陥制度「SQ」を駆使しているのです。
朝倉 慶氏は、その著書の中で「日本の市場は、外資により株価操作やり放題」と書いています。
下記のサイトから「解説」をお借りしてきました。
http://www.netgokui.com/kabuhajimete/sq.html
オプションでのSQと思惑
権利行使
自分が15500円で買う権利を買っていて、精算値が16000円になった場合。自分が15500円で買う権利を行使すれば、16000円の株を15500円で買うことが可能です。また、16500で売る権利を買っていて精算値が16000円になった場合、市場より高い値で売る権利を行使することができます。売り手は買い手の権利行使に対して義務が発生します。 •コールオプション買い手=権利の値がSQ値より低い場合に有利
•プットオプション買い手=権利の値がSQ値より高い場合に有利
権利放棄
自分の思惑が外れた場合、買う権利・売る権利の価値がなくなり権利行使はできません。また、取引コストなどを入れると利益が出ない場合などは、権利放棄が可能です。
例えば、自分が15500円で買う権利を買っていて、精算値が15000円になった場合:買い手側は(精算値が下がれば、買う権利は不利な状況)権利放棄をします。権利放棄をした場合は、コール買いの際のプレミアム分の損失が発生します。コール売りはこの場合、権利放棄をされたため権利行使で発生の義務がなくなります=プレミアム分が売り手の利益となります。
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