2018年01月07日
なんだか ヘン ? なのか 怪しくなってきたのか ? 角界は こんなものなのかな ?
北の湖前理事長の法要に出席した貴乃花親方(左)と八角理事長/(C)日刊ゲンダイ
債券購入で援護射撃…貴乃花親方と裏金顧問の不適切な関係
2018年1月7日 日刊ゲンダイ
日本相撲協会は昨年12月28日の臨時理事会で、元顧問の小林慶彦氏(62)に1億6500万円の損害賠償請求の訴訟を行ったと発表した。その小林氏と親しい関係にあるのが、4日の臨時評議員会で「理事解任」の処分を受けた貴乃花親方(45)だ。
小林氏は北の湖理事長時代に「常任特別顧問」の肩書で協会入り。パチンコメーカーとの契約では間に入った仲介者に裏金を要求した。「これ、北の湖にバレへんようにしてくれる?」などと言いながら、バッグに札束をしまい込む動画をネットで拡散された、あの「裏金顧問」だ。
そんな元顧問と貴乃花親方は非常に親密な関係にあった。
ある親方の話。
「以前、元顧問と親しい協会職員が在職中に亡くなったとき、貴乃花一門が葬儀を仕切るような形になったことがある。元顧問も顔を出し、貴乃花親方とともに故人を偲んでいた」
小林氏は貴乃花一門のパーティーに積極的に参加。壇上に上がり、乾杯の音頭を取ったこともある。
八角理事長がまだ理事長代行だった2015年、小林氏がある会社の債券70億円分を協会に買わせようとしたとき、援護射撃を行ったのも貴乃花親方だった。
「元顧問は当時、公益財団法人である相撲協会に内部留保が多いことは望ましくないと熱弁。『これは内閣府にもスポーツ庁にも指導されていることだ』とウソまでついて、八角理事長代行に債券購入を強く訴えた。結局、債券は買わなかったものの、むしろ貴乃花親方の方が『買うべきだ』と熱心に主張していたと聞いた」(前出の親方)
そんな「深い仲」だからだろう。小林氏が16年1月に協会をクビになったときは、「なんで小林さんをクビにしたんだ!」「戻すべきだ!」と理事長室に怒鳴り込んだこともあった。
■協会から離れたあとも“密会”
小林氏が協会から離れたあとも、両者が疎遠になったわけではない。それどころか以前にも増して、頻繁に交流を行っていたという。
別の親方が言う。
「昨年10月に川崎大師で行われた北の湖前理事長の三回忌法要です。法要後の食事会で、貴乃花親方と元顧問、そして貴乃花一派の山響親方(元前頭巌雄)の3人だけが一角に固まり、ずっとヒソヒソとやっていた。その場には出羽海一門の親方衆以外に北の湖前理事長の遺族、生前に付き合いのあった人など、一般人の方々もたくさんいたのですが……」
日馬富士の暴力問題で揺れた先の11月場所でも、2人は福岡で密会していたというウワサがある。
協会に損害賠償請求された小林氏は、顧問という立場を利用し、協会を食いものにしていた疑いを持たれている。にもかかわらず、貴乃花親方は関係を断ち切るどころか、いまだに深い付き合いを続けている。
2年前に業務委託契約を解除された小林氏は現在、事務職員としての地位の確認を求める訴訟を行って、協会と係争中。貴乃花親方を理事長に君臨させれば元の役職に復帰できると踏んでいるのだろう。貴乃花親方もそんな小林氏を、自分の宿願をかなえるための参謀役として買っている。
ただれた関係の2人の野望に果てはない。
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